今日の1句

泡盛の百花繚乱梅雨晴れ間

関東では今日梅雨入りしたとか、しばらくの間うっとうしい日が続きそうですね。梅雨真っ最中の筈の石垣での3日間は真夏でした。ホテルに着いてすぐフロントに何種類もの泡盛が置いてあり試飲出来るので、飲酒を控えている私ですが旅先でもあり少し口にしたのですが、美味しいとは感じませんでした。何でも此処でお酒といったら泡盛しかなく、それも20度30度40度と度数も味も沢山あり選ぶのが大変です。それと豚肉の料理が多く、食事に関しては魚好きの私としては北海道の方が合うと思った次第です。最後の日は石垣島内の観光で、海の底をイメージした器等の焼き物や、「みんさー織」といった素晴らしい織物等等、その民芸品の数々に驚きましたが、高価過ぎて買えませんでした。沖縄は何度か行ったことがあるものの八重山諸島は初めてだったので良い思い出となりました。

今日の１句

照れ笑ひしてるシーサ―夏の空

竹富島でも由布島でも、家という家の屋根が赤く守り神と言われるシーサーが門や屋根に飾られています。又どこからともなく三線の音も聴こえて家家の戸は開き放され、実にノンビリとした光景なのです。水牛車は海を渡る時も、村の中の散策でも見られ、昔は農耕として活躍したとの事でした。不思議なほど、住民の姿を見かけることが無く、信号もやがて島を出て行く子供達に教える為たった一つ備えたということです。あちこちに真っ赤なハイビスカスやブーゲンビレアや黄色のオオアリアケカズラの花が咲き乱れ、村全体が華やかな明るさに彩られていました。

今日の１句

梅雨晴れのコバルトブルー欲しいまま

友と２人で行った石垣島の旅は、梅雨最中なのに３日間とも快晴で思わぬプレゼントをされ、日焼けをしてしまいました。メインは２日目の八重山諸島廻りで西表島、由布島、竹富島に行き、それぞれに楽しみました。初めての八重山諸島なのですべてが新鮮で無人島も含め、２４もの島々があるののは驚き、特に西表島は台湾に程近く、舟でマングローブの中を走行したり、水牛車に乗ったり等等、島独特の自然にどっぷりと浸かり、楽しいひと時でした。海の色は目の覚めるようなコバルトブルー一色で言葉を失う程美しい景色でした。ハワイを知っている友は海の色が似ていると言っていたので、日本なのにこんな美しい色が見られて何だか得をした気分です。まだまだ日本の景色も捨てたものではないと思った次第です。

今日の１句

勘違ひだらけの人生花いばら

思い込みの激しく又その上そそっかしい私は、良きにしろ悪きにしろ勘違いして勝手に悩むことが多くて困ります。もっとゆったりとしっとりと人生送れないものかと、常に思っています。　　　さて今から楽しみにしていた石垣島への２泊３日の旅に行って来ます。帰ったらまた報告したいと思います。

今日の１句

若葉風饒舌なりし小鳥たち

今朝も４時頃から澄んだ小鳥の声が響いていました。ネットで小鳥の声は聴くことが出来るらしいのですが、微妙に違うので確信が持てません。家の近くにお寺や神社があり緑も結構あるので、こんな街中でも早暁小鳥の声を聴くことが出来嬉しい限りです。昨日は月１回のＮＨＫの文化センターでの俳句の日でした。この句の饒舌という言葉を変えた方が良いと添削されましたが、まだ変わりの言葉が見つかりません。いつになっても下手な俳句ですが、いろいろ考えている時の楽しさを覚えてきた俳句でもあります。