つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2011-09-30 06:24:01 | 日記
戸惑ひて席譲られて秋の声

車内で先日まだ若そうなご婦人が席を譲られ困った顔をしていました。もし私だったら・・と思うとやはりまだ席を譲って欲しい年齢では無いと思いつつ座ってしまうかも知れない等と思った次第です。富士山に初冠雪とか、今日で残暑ひどかった9月も終わり、明日からいよいよ本当の秋到来です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2011-09-29 07:42:52 | 日記
菓子届きかの声届き秋の風

しばらくお逢いしてない友より美味しそうな秋のお菓子が届きました。また知人より葡萄も届き我が家の出来そこないの柿も色を添え、正に食欲の秋です。このところ爽やかな日が続き、だんだん人恋しくなり、逢いたい顔が浮かびます。「どこかで・・私を待っている人がいる・・」のあの歌詞のフレーズが秋風と共に耳に聞こえてきそうです。
今朝眼ざめに近くで子猫の哀しそうな泣き声が聞こえ、「サラサ」のような気がして胸が苦しくなり、少しセンチメンタルになっています。今一番会いたいのはサラサかも知れない・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2011-09-28 06:51:13 | 日記
小鳥来る街の画廊の片隅に

知りあいの御主人が我が街の画廊で絵の個展を開き行ってきました。10年間の油絵のそれぞれに画家の思い入れが溢れてすばらしい作品ばかりで、ほとんどが壮大な山景色ですがその一角に小鳥の絵が小さな額に飾られ十羽ほどいました。その中から声が聞こえるかのごとくで見とれてしまいました。絵が描ける人が羨ましい・・また写真とは違う表現が出来て気がそそられます。
ちなみに小鳥来るは秋の季語なのです。でも絵の中の小鳥は当てはまらないかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2011-09-27 07:54:40 | 日記
小さき秋見つけて散歩路となり

気が付けば朝晩すっかり涼しくなり、昨日など会う人ごとに「寒いですね」の挨拶をしました。まだ秋の服を出していなかったのであわてて少し出しましたが、いつも思うのはどうしてこんなに服がたまってしまったのかと反省することです。それもどうでもよい服ばかり、でも捨てるのも忍びないし、リサイクルに出す暇もないし、衣替えをするたびに己の醜さに慄いています。その点我が夫は着る物に無頓着で数も極端に少なく、少しはお洒落して欲しいのに全く興味ないようです。それにしても季節の移ろいは確実にやってきて、不思議です。人生も季節も生々流転ですね。風邪をひかないようにご用心。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の1句

2011-09-26 07:48:35 | 日記
あなたの手触れて震へし赤蜻蛉

私の生家には玄関前に竹の垣根がありそこによく赤蜻蛉が止まっていて、指をクルクル回して捕まえて遊んだ記憶があります。柿の木もグミの木も大きな欅の木も梅の木もあり庭は子供の私にはとてもお気に入りの遊び場でした。田舎に帰ってももう何もありません。でも時々むしょうに行ってみたくなる時があります。私の心のふるさとです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする