つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2013-06-19 07:10:21 | 日記
蟻の目の見開ひらいてゐる茶の時間

年に1度の健康診断の結果が出て、まあ少しはひっかかる所もあるのですが、取り敢えず再検査が無かった事はホッとしました。気の持ち方で随分と違うことを実感。身体はだるくてたまらないのですが、心は軽くなりました。今日は幼馴染みの友とお食事会です。大好きな甘い物でも食べて、いろいろ話を聞いてもらおうと思います。
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今日の1句

2013-06-16 07:55:29 | 日記
河鹿鳴く軽やかにまた哀しげに

ゲロゲロと鳴く青蛙と違って、河鹿はヒョロヒョロヒュウヒュウと軽い声で鳴くといい、その美しい声は河鹿笛とも言われてます。しかも声だけでなかなかその小さな姿を見ることは出来ません。それだけに愛おしく感じることがあり、この河鹿という季題には個人的にちょっとした思い入れもあり、懐かしさがこみあげてきます。以前棚田の撮影に行った時しきりに鳴く河鹿の声を思い出しました。今日の私の中の河鹿は少し軽やかです。
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今日の1句

2013-06-14 07:53:43 | 日記
万緑や皿に大盛生野菜

やっと梅雨らしくなったものの、季候のせいか体調がおかしく、やはり梅雨晴れ間が恋しくなります。人間て勝手な生き物だと思います。万緑という季語の大きさ、強さに勇気をもらい、出来た句です。緑なす高原のテラスで大好きなサラダをいただけたら、きっと元気になれそうな気がします。今月の末蓼科高原に行く予定です。
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今日の1句

2013-06-11 06:57:46 | 日記
万葉仮名指でなぞれば青葉風

写真の説明句になってしまいますが、この様な万葉集の歌の達筆なパネルが沢山掲げられており、書道の仮名を習得している人なら解読出来るのでしょうが、なかなか難しくて読めません。皆でああでもないこうでもないと読んでいる事で浮かんだ句です。拙い句ながら、同じ場面にいた方達に共感していただける良さが、吟行にはあると思った次第です。

今日から梅雨空に戻るとか・・。昨日は1年に1度の健康診断を受けましたが結果を聞くまで落ち着かない日々となりそうです。
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今日の1句

2013-06-09 07:42:07 | 日記
一茶句碑囲めば和む若葉風

昨日は千葉の市川という所である句会がありました。体調がすぐれず止めようかと思いつつ、参加したのですが、心がすっきりと晴れやはり出掛けて良かったと思う一日でした。初めて訪れた市川という場所には万葉の道といって万葉集に出てくる歌が壁に掲げてあったり、それに纏わる真間の継橋の事や手児奈伝説の話など、又、あちこちに石碑も多く、文化的匂いのする素敵な所でした。弘法寺には大きな枝垂れ桜等もあり、近くには矢切りの渡し船などもあるとか、春もう一度訪れたい魅力的な所です。この私の拙い句は弘法寺の階段を上った所に一茶の句碑があり、何人かでその句の意味を聞いた時に出来たもので、芭蕉や蕪村ではなく一茶の句碑だから良い・・とご指導を受け、吟行の苦手な私なのですが嬉しい1句となりました。参加する事に意義がある・・と実感した一日でした。
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