七回忌母の匂ひや栗おこは つゆ草
去年母の七回忌をやりましたが、亡くなった年を入れての七回忌なので、今年が本当の7年になります。今でも母の姿や笑顔や寂しそうな顔など日々思い出します。厚焼き玉子が本当に上手で、子供の頃も孫達も遊びにいく度作ってくれました。真似をして焼いてもあの美味しさは私には作れません。その昔お菓子があまり無い時代にはドーナツを良く作ってくれました。洋服も縫ってくれ、姉と御揃いの服は自慢でした。毎朝父と母の写真の前で、その日の無事をお願いしていますが、最近そろそろそちらに行きたく思う時があり愁思が身に沁みます。
爪も髪も切って整ふ愁思かな つゆ草
去年母の七回忌をやりましたが、亡くなった年を入れての七回忌なので、今年が本当の7年になります。今でも母の姿や笑顔や寂しそうな顔など日々思い出します。厚焼き玉子が本当に上手で、子供の頃も孫達も遊びにいく度作ってくれました。真似をして焼いてもあの美味しさは私には作れません。その昔お菓子があまり無い時代にはドーナツを良く作ってくれました。洋服も縫ってくれ、姉と御揃いの服は自慢でした。毎朝父と母の写真の前で、その日の無事をお願いしていますが、最近そろそろそちらに行きたく思う時があり愁思が身に沁みます。
爪も髪も切って整ふ愁思かな つゆ草