つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2021-08-16 09:16:50 | 日記
音なき音や八月の遠花火  東国原英夫

此の所梅雨の様な雨の日々が続き、九州地方では土砂崩れやら何やら酷い災害が起きている様です。一方終戦記念日でもある昨日は、70数年過ぎてもまだ帰って来ない遺骨や、所謂特攻隊として戦った若い兵士の中の生き延びて帰還した人の悲劇や、将来有望な若い画家が沢山兵士として亡くなった話等など、辛いニュースを聞いて過ごしました。何ともやるせない気持ちで心が苦しくなりましたが、現実に起こった事に眼をそむけてはいけないという思いで長い時間見ました。90歳を過ぎて生き延びた人の話は貴重で、その深い皺に刻み込まれた苦悩はいかほどかと心が痛みました。どうしてこんな戦争に至ったのかも報道していましたが、拙い知識では理解できませんでした。8月はいろいろ緊張する季節です。
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今日の1句

2021-08-12 08:34:27 | 日記
屋根裏の黒き骨組み残暑かな   つゆ草

以前から天井の工事の予算を依頼していた業者から、突然工事の話があり、昨日急遽やる事となりました。何年も前に雨漏りがして外側の工事は済んだものの、シミになった天井はずっとそのままで汚いので予算を二つの業者に依頼したところ、値段の違いに驚き半分の方に頼んだという経緯があるのです。何でも今は建材の高騰がすごいらしく、コロナ禍の影響もあるとかで今後も安くはならないとの事でした。たかが天井されど天井、その工事は簡単と考えていたのは大間違いで予想以上の困難さがありました。部屋中にビニールを張り剥がした天井からは大量のごみが落下し3人の年配の大工さんが気の毒な位でしたが、黒くすすれた骨組みが丸見えになり、何だか妙な興奮を覚えて、隠れていた屋根裏が愛おしくさえ思ったりしましたが、用意した板の数が足りないとかの凡ミスが発覚し、そのまま昨日は帰って次回という様になってしまいました。古い家なので、直さなくてはいけない処が有り過ぎ、気が重くなりますが、多くは望まず、取り敢えず新しい天井がつく来週を楽しみにしています。
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今日の1句

2021-08-07 06:57:20 | 日記
秋暑し見習い大工の声高き  つゆ草

すぐ後ろの家でリホームとかで昨日から足場が組まれました。炎天下での仕事に、熱射病を心配してしまいますが、中に新人大工さんがいるらしく、先輩の指示に「ハイ」と大きな声で返事しているのが聞こえ頑張れと応援したくなります。応援と言えば、オリンピックもいよいよ最終日に迫り、いろいろ問題多き中アスリート達は本当にご苦労様でしたと、それこそ声を大にして言いたい心境です。予想以上の成績を取った選手もメダルが取れなかった選手も、熱い戦いの姿は立派としか言いようがありません。テレビ観戦から離れられない1週間でした。昔のオリンピックと今回と私は2度も東京でのオリンピックを観る事が出来るとは思っていなかっただけに、忘れられない思い出となった次第です。しかも恐ろしいコロナ禍の中で・・。

昼間は猛暑ですが、2日前から夜中には小さな虫の声を聴くことが出来、初秋を幽かに感じる夜でした。
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今日の1句

2021-08-01 09:58:29 | 日記
まだ予定白紙のままで涼新た  つゆ草

8月になりました。歳時記の上では秋ですが、とてもとても秋の風情ではありません。コロナ禍でどんどん感染者の人数が増えていて恐ろしい世の中に、旅行どころか日常の予定も何も入れられない事になっています。確か去年もどこも行けずでしたが、今後どうなるのでしょう・・。オリンピックは順調に進んでいますが、パラリンピックは開催されるのでしょうか?

8月と言えば、忘れられないのが終戦記念日です。戦後生まれですが、我々世代には重い記憶です。
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