おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

この夏、節電の秘策

2011年03月28日 | 日頃
この夏は東京電力管内で、電力不足が決定的のようで、このまま輪番停電が続けば、夏の暑さの最中にクーラーが使用できなくなる世帯が出てくることが避けられない。

1000万KWという、途方もない不足量だが、今の輪番停電の状況から試算すると、国内世帯数およそ5000万世帯の内、東京電量管内に約2000万世帯だとし、その内7割が輪番停電対象となっているとしたら、1400万世帯。あくまで仮定です。
1400万世帯を大きく5グループに分けているので、1グループあたり約280万世帯。
真夏日の場合、1400万世帯が時間をずらしてあの暑さに耐えることになる。
エアコンに慣れた身から、この苦痛が想像できるだろうか。

そこで、しばらく我慢してもらえればと考えるのは、自動販売機だ。
実家にも以前あったが、1台で1世帯分くらいの電力を消費した。少々昔の話だが、、、

自販機データ を見てみると、飲料の自販機がおおよそ250万台設置されているそうだ。
その内4割が関東の設置分として、100万台。
昔のものとは違って、省電力になっているとしても数十万世帯分の電力を消費しているのではないかと考えられる。

この自動販売機は、なくてはならないものだろうか?
もちろん、あった方が便利ではある。
しかし、数万軒を超えるコンビニエンスストアの存在をはじめ、きめ細かい日本の小売店の存在を考えると、自動販売機は無くても何とかなる存在だと思う。
海外を旅行してみれば、むしろ日本のような自動販売機の設置状態は異常である。

すでに照明を落としていただいているようだが、温冷機能も停止させることを提案したい。
飲料を冷やすくらいなら、部屋を冷やしたい。
夏の電力消費が上がる期間だけでかまわない。
この努力で、夏の間エアコンをつけられなくなる世帯を抑えることができるのなら、わが身に降りかかることも考え、ぜひ検討していただきたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする