強度の近眼もあり、若い頃から飛蚊症と付き合ってきた。
最初に気がついたのは高校生の頃だったと思う。
進行は非常にゆっくりとしたものだったが、50代に入って老化と共に急激に進行してきた。
今週に入って、繊維の糸くず状だったものが、突然網目状に広がった。
よくみると末しょう血管網のようでもあり、それが視界の中で揺らめいている。
よりによって、視界中央で鎮座してしまい常に視界を遮る状態になってしまった。
画面で文字を認識しづらいほどだ。
定期的に診察を受けている眼科に、予定を1週間早め行った。
瞳孔を開いて眼底検査を受けたところ、先生にも硝子体の中に漂う繊維状のものが見えた。
説明では、硝子体はサラサラの液状だが加齢と共にゼリー状に変化してくるそうだ。
ゼリー状なので、動くから時間が経つと移動して気にならなくなる場合もあるそうだ。
その時に、その硝子体が網膜に固着している部分があると、網膜を引っ張って剥がしてしまう場合がある。
これが視界の欠落や失明を引き起こす。
60代を過ぎると出やすくなるそうだが、近眼が強い私は早くもその傾向が現れつつある。
原因も治療も明らかになっていない症状なので、逃げられず付き合うしか無いものだ。
afterコロナなんて言葉が呟かれているが、自分の場合、after現役?とでも呼ぼうか。
老後へのギアチェンジ。