宿泊できるらしい。
ランチに伺ったが、個室に通された。
純和風の部屋には、押入れがあって布団があり、ヒノキ風呂、トイレも備わっている。
中庭を眺めながらほどなく待っていると、待ちに待った湯豆腐セットが運ばれてきた。
刺身、小鉢、てんぷら、煮物と次から次へと運ばれてくる。
飲み物を勧められたが、運転手のため辞退。
ご飯は、蒸した桜の葉の上に、梅で味付けた桜の花びらをのせ、桜の香りに包まれたものだ。
伺ったのは桜の開花に1週間ほど早く、京都で桜を見かけることはなかったが、ちょっと雰囲気だけ味わった。
固形燃料が燃え尽きると、湯豆腐が食べごろだ。
ツユが徳利に入り、豆腐と一緒に暖められている。
1個1個すくって、好みの薬味を乗せ、その上からちょっとツユをこぼす。
おもわず、ふーっと息が漏れる。
ちょっとした京都でのひと時だった。
菊水 (懐石・会席料理 / 蹴上駅、東山駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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