伊勢市駅から外宮への参道途中にある、豚捨(ぶたすて)。
食べログでは営業時間が短く記載されていたので、行きたいとは考えていたけど、時間からして他の店に行こうとしていた。
店の前を通って、ここかと思い灯りのついている店頭に近寄ると、暖簾が下がっている。
店内をのぞくと人気がない。やはり閉まっているかと考えたが、せっかくここまで来たので店内に入って声をかけてみた。
まだ営業していますが、8時閉店でその5分前にはラストオーダーですということで、セーフだった。
私は最後の客だったわけだが、外から見えない席に1組のお客が食事をされていた。
好きな席に通されたが、厨房が見渡せるカウンター席に着いた。
入ったのは7時55分で席に着くとすぐラストオーダーだったのでじっくり考えることもなく、メニューで目についた3品プラスで牛丼と肉みそ豆腐とコロッケ、ビールを頼んだ。
頼んだ後でメニューをまじまじと見ると、他に食指が動くメニューがあるではないか。
まぁ、次のお楽しみにということで、
伊勢肉の牛丼だ。やや濃いめの甘辛いタレでしっかりとした和牛伊勢肉を調理した牛丼は、普段口にするものとは全くの別物だ。寸胴に作りだめたものをご飯にのせるスタイルではなく、オーダーごとに1食ずつ丁寧に調理されて、出てくる。
ビールのあてにはナイスなチョイスだった。豆腐がチーズのように固く、歯ごたえがあるくらいだ。
スーパーでよく買う豆腐を連想していたから、豆腐に箸が通らなくて、最初びっくりした。
若干チーズのような発酵臭を感じたが、豆腐なのか肉みそなのか、はたまた気のせいか、これがビールをさらに進ませた。
肉屋といえばコロッケでしょう。
ちょっと食べすぎたかなと思ったけど、いきなり満足の伊勢の夜だった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます