ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

とっくりのその後

2017年06月27日 23時11分41秒 | 手づくり

 コワモテさんの部屋の外に作られたとっくり蜂の巣↓これは一週間前の写真


今日、蓋が閉じられていました↓
蜂の姿を見ようとちょこちょこ観察していたのですが、見ることはできませんでした。

蓋が閉じられているということは・・・中は・・・


小田英智・小川宏著『カリバチ観察事典』(1996年)によると、トックリバチは次の順番で巣作りをします。
①壺型をした土製の巣をつくる
②壺のなかに卵を1個産みつける。卵は巣の天井から細い糸でつりさげられる。
③ガの幼虫を狩り、壺のなかに運び込む。
④壺が獲物でいっぱいになると、泥で入り口を閉じる。

 トックリバチの母親は、産卵がすむと狩りをはじめます。獲物はシヤクガなどの幼虫です。獲物をみつけると、獲物の頭をあごでおさえ、毒針をさして麻酔します。つかまえた獲物を巣にはこんできた母親バチは、大あごの先をピンセットのようにつかい、せまいつぼの口からなかにいれます。なんどもなんども獲物をはこび、つぼがいっぱいになるまでためこみます。獲物がいっぱいになると、母親バチは、どろの玉をはこんできて、つぼの入口をとじます。
つぼのなかにのこされた卵は、産卵から2日ほどで幼虫にふ化します。卵の殻をやぶってはいだした幼虫は、母親が用意してくれたえさをたべて成長します。すっかり成長した幼虫は、つぼの巣のなかでマユをつくり、サナギになります。夏にそだつトックリバチは、卵から2週間ほどで成虫になります。



あの小さな泥のとっくりの中は毒針で麻酔された獲物でいっぱいになってるんだろか
ウヒィィ(;゚;Д;゚;)ィィイィ!!