やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

布糸灯園、小岩井農場、盛岡といえばの麺!!など♪

2018-06-14 15:37:53 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


岩手山下山後(2018年6月9日)は、網張温泉に連れてっていただき、
汗を流したあと、宿泊の
布糸灯園さんへ。




お母さんがひとりでされてるとってもアットホームで
綺麗で清潔な、ペンション風宿だった。お庭も広くてすてき。

もともと東京のお母さんが、こうした場所を探してて
偶然通りかかったここを一目見て決めたんですって。
めっちゃ良心的なお値段だし、お料理もおいしいし。
岩手山に登る方にはとてもおすすめ~。





このいなり寿司に見えるのは
中がそばなの。そばと酢を会えたものが詰めてあるの。おいしかったよ!


お料理のあとは、山を一緒に歩いたメンバー全員(大人13名)で
隣の部屋で宴会。お酒も持ち込み自由なの。
彼らは近くのテント泊や車中泊なんだけど、
集まってくださって、宿にはこんなふうな場所の提供もしてもらって
ラッキー。みなさん本当にありがとうございました。
しかも翌日は私たちは小岩井農場まで連れてってもらい、
あとのわたしの関東・関西ゲストは
岩手山の隣の鞍掛山につれてってもらうことに♪

話がそれるけど、岩手山は姫神山と夫婦だったけど、
早池峰山に浮気をし、邪魔になった姫神山を消すように
家来の鞍掛山にいったものの消すことができず、
怒った岩手山が鞍掛山の頭をちょん切ったっていう伝説も彼らに教えてもらったの。
それ以来この三つの山がどれも一度に晴れていることはないんだそう・・・・。

お母さんは伝統的な機織りもされて
手作りの帽子やショールも置いてあったので、わたしも広島の母に買った。

お母さんと機織り機

今度行くときは、きっと「ただいま~」って言ってしまう。

*


翌10日。日曜日。

わたしたちはそれぞれ、昨日出会ったメンバーの方々に
目的地まで乗せていってもらったの

わたしと子供たち二人は、小岩井農場へ。




小岩井農場といえば、100年以上の歴史があり、
牛舎とかの建物もそこらへんで見るのと違って、歴史を感じた。




そこらへんっていっても、日本で牧場があるところって
限られているけどね

晴れていればここから、昨日登った岩手山が
どーんと見えているはずだった。

見えなかった、つまり、山のほうも
またおいで」ってわたしたちに訴えているのだった。

うん。また行くね。



これ何してるかわかるー?って友達に
写メしたら、
「うーん?牛を殺してるの?」という珍答。笑


こたえは、「爪を切っている」の!

機械でびょーんって足が持ち上がるの。
中には動揺して、モォォォォォォォォって動こうとする
牛ちゃんもいた。

お世話する方々もたいへんだね。



農場のほうも、いろいろ儲ける仕組みになってるの。
入園料とは別に、
このえさやり用のにんじんはちょっとしか入ってなくて300円


馬のほうも早く早くって感じで、もう恥も何もない感じで
目も歯もひんむいてって感じだった。笑


馬に乗るのは500円。しかも2分くらいかな~

はやっ、そんだけ~っ?って感じ。

しかもこの馬も、いつまでもバケツのえさを食べたかって
なかなか動かないの。笑

羊のショーは楽しかった。羊飼いのお兄さんが
ふえを吹くとすごい勢いで
牧羊犬の「フライ」君が、羊たちを走って連れてくるんだよー。
みんなが走る姿がすごかった。





その牧羊犬、フライ君。
蠅っていう意味のフライじゃなくて、飛ぶような
速さのフライ君なんだろうね

で、このフライ君と同じぬいぐるみが、農場内のおみやげ店に売っているという仕組み。笑
とうぜん、犬のぬいぐるみが大~好きな
はーたんが欲しがるという図
。笑

*

小岩井農場のあと、またわざわざ
お迎えにきてくださったメンバー

盛岡といえばの麺を食べにつれてってくださった。

盛岡三大麺といえば、
わんこそば・盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺

そのうち、盛岡冷麺の有名な「髭」さんに。
地元の方おすすめのところは間違いない。


スープには牛骨のコク!!と、甘味!!とさっぱり!!とがミックスの味。
麺はシコシコでほんとーにおいしかった。
この先、盛岡冷麺を食べずに生きていけるんだろうか、と不安になるほど。

麺には特別のこだわりを持っている、はーたん先生も完食。
(先生はほとんどの場合完食できないながらも、
自分のお気に入りのラーメン屋のみで替え玉にいく)


それとわたしはじゃじゃ麺を食べた。
ジャージャー面じゃないんだよ、じゃじゃ麺。


食べ方がしっかりあって、それも面白かった。
こんなの地元の知り合いがいないと絶対にわからないよね。

まず、上の状態のじゃじゃ麺を、しっかり混ぜる

すべて混ぜ切って、お好みで酢とかニンニクを入れる。

ほとんど麺を食べ終わったら、

ちーたんください」って店員さんに言う。

ちーたんとは、スープなの

しかもこんなふうになって


わたしが「レンゲもらっていいですか?」って
言ってしまったけど、地元のツウはレンゲを使わずそのまま飲むらしい。笑

広島お好み焼きに地元の食べ方流儀があるように
盛岡じゃじゃ麺にも食べ方の流儀が

いい経験をさせてもらって感謝。

盛岡駅の前にこれまた、地元の方のジェラートといえばここっ
の、
「松ぼっくり」さんへ。ここにいくために
小岩井農場でさえアイス類を食べずに我慢していた。笑


松ぼっくりさんのジェラート

人気店らしく、たくさんの人がいた。
美味しかった

大満足


本当にありがとうございました。


帰り、「フライ」君を連れて帰る人。

写真わかるかな


一緒に寝てる


今、東京の家にいるフライ君。
あ、名前は盛岡冷麺の「髭」さんで決めた、
豆腐、じゃなくて、チョコ、じゃなくて
オモチだ








ありがとう岩手山

2018-06-12 10:39:23 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

東北の名峰、岩手山2038m。深くてどっしりしている
大きな火山の山。百名山。
馬返し登山口からの標高差は1400m。
日本国内でこの標高差を1日で歩ける山って
そんなに多くない。

前々から
子供達を登らせてみたかった。
そして、
登った♪大丈夫と思ってたけど、大丈夫だった。

10時間の行程だった。

それだけでなく、わたしは、はーたんにはいつも、
母のお世話になっている大人の方々と接することも
大事なことだと思っている。
母がその方たちにどんなに感謝しているかを
見せることを、・・・
といいつつ
その母がいつものように一番楽しんで、
飲んだくれているところばかり、印象に残ってるかも


岩手山、いい山だった!
それ以上に、出会った人々が、あったかくて、
そのせいで、岩手山のことを大好きになってしまった。



夜行バスで盛岡駅に早朝着き、
みなさんと待ち合わせのときから子供達は
元気だった。金曜、スクールバンドの
放課後練習を終え、学校から帰ってきて、
宿題も済ませて、お風呂も入って
新宿から乗って、車中、しっかり寝ていた。

過去にキリマンジャロにご一緒したメンバーで
岩手県に住んでいらして、岩手山をホームのように
歩いていらっしゃる方がいる。
盛岡駅に車で迎えに来てくださった。
その方が仲間の方々を連れてきてくださったの。

思いがけない、初対面のみなさんの楽しく、
あったかいお心遣い。


馬返しの登山口で、豚汁をいただき。
その驚きと美味しいこと!!女性メンバーが1人で
用意してくださっていたの。
しかも全員のお弁当も。頭下がります。





花もたくさん咲いていた。



わたし、懐かしかったー。
日本の山は久しぶりだったし、会社を移籍して
海外の山中心になったら、季節をあまり感じなくなっている。
こうした季節の花たちにもずっと会っていなかった。(海外にもたくさんお花畑あるけど)
こういう感じ、懐かしいの。そしてうれしいの。



気温は高くないけど、湿気が多くて
汗たくさんかいた。土のにおいや、植物のにおいが
満ちていて。
それもとても気持ちよくて、
ほんと心が涙ぐむほど喜んでた、
やっぱ山楽しい気持ちいい大好き楽しい大好き
て!

ちなみに、今回、一緒に来てくださった
新しいお仲間の方々はこの岩手山常連メンバーで、
千回以上登ってる
とか
一日2回登る
とか
岩手山の後、その日のうちに姫神山も登る
とか
今年10回目とか20回目とか、
など、
「変態チック」で「仙人のような」な人々。笑

けど、おもった。
わたしもここらへんに住んでいたら、この
変態な人たちの仲間入り。笑

しかも、彼らは普段は一緒でなく、それぞれ、
単独で歩いていらっしゃるの!
それがいつも山で出会うから、顔見知りになり、
今日もあったね、今日はいないな、とか
そのうち連絡先を交換し、
お酒も一緒に飲むようになったとか。

そうしたメンバーが8名も集まってくださったの。
岩手山を愛してホームとする仲間たちと
一緒に歩くことができて、しかもみなさんの会話が
面白すぎて、ずーっと笑いつつ。






樹林帯を抜け、
岩場になると、子供達は、本領発揮。笑
列から抜け出てどんどん前へ。




曇りそらの間に青空が見えたり、
夏のような雲が現れたり。美しかったわ。








そして白根葵の大群落には驚いた。




もうあそこもここも覆うほど。


白いのも見つけた。



山頂の手前まで見えてきて
お昼にした。

手作りお弁当って、わたしなら、この人数分を作ろうなんて
思えないし・・・本当にありがたい

実は、歩いてるきからこのお弁当が楽しみで楽しみで。笑
とってもとってもおいしかった。幸せすぎ

山頂へ最後の登り。
ゆるやかな登りチームと、ちょっと急な登りチームに分かれ、
子供たちは当然、ちょっと急なほうへ。




だいたいこの二人、長野の風越山に五月に登ったときも
登山道じゃない急な斜面を行きたがったり、元々
この子らにも変態要素がある。笑
なので、この斜面でもふざけて四つん這いになったりしながら、楽しんで登っていた。


風が強かった。火口のふち。
キリマンジャロのミニ版みたい。









景色を眺めながら、冬にはこんなふうだとか、この斜面をのぼるだとか
あのルート、あの山、
あのあたりにはこんな温泉があり、など話を聞いた。





みなさんに、顔出しのことを聞くのを忘れたので
ここではご紹介しないけど、全15名くらいなのかな?で、全員で写真を撮った♪
みんないい笑顔だったよ~。
関東と関西からわたしの親しい家族のような大人たちも一緒に来て登ったよ!



お鉢もまわった。


地熱で熱い地面。


子供達は下山の時も「あと何分?」と一度も聞くこともなく
よく歩いた。成長だなあ。


子供達は一度だけ、この小さな雪渓で
手を貸していただいた。




上の石をはーたんが積んだ。







ゴールした後のみんなの笑顔のガッツポーズの
集合写真をご紹介できなくて残念!
ほんといい顔してる。

7:00に出発して17:00ゴール。


このあとの温泉、ステキな宿泊、みんなで宴会
翌日の小岩井農場と、盛岡の名物の美味しい麺の
ご紹介編につづく。笑

全然予定してなかったのに、
思いがけず初対面の方々に車で連れてってもらえたの!
はあ、あの岩手の言葉のなまりのあったかさよ。
好きだ。
人の繋がり、山のご縁を
かみしめるよね。




撮影は全てiphoneX。
















その3 Kumano Kodo Pilgrimage to Camino de Santiago

2018-05-08 10:43:31 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

I had visited several beatiful shrines at Kii peninsula where
ancient people used to pilgrim and those pilgrimage called KUMANO KODO are registerd as
one of the world Heritage site.
and luckily I'm leaving soon for walking Camino de Santiago agian,at the very starting point
of the border of France and Spain in Pyrenees.
I'm so proud of our Buddism and Shinto culture,and
I respect other religion too,so I'm excited to see Catholic cultuer and walk Camino de Santiago!!

In KUMANO KODO,you'll find and feel the kind of "vigor",not just the beauty.

日本の熊野古道の巡礼路を味わい、わたしは明後日(10日)から、サンティアゴ巡礼へ
出発
する。熊野とサンティアゴの巡礼路は提携されていて、共通巡礼手帳というのもある。
今回は、サンティアゴ巡礼のラスト100kmでなくて、最初の135kmを歩きに。
(ピレネーからサンテァイゴコンポステーラまで全800km)
今回のツアでは、そのうちのフランスとスペインの国境(フランチバスク・ピレネ~スペイン・ナバーラ州)を歩く。

いつかは日本の熊野古道ももっとまとめて歩いてみたいなあって思った。
昔、ツアの仕事で歩いたことがあるけど、今回は
熊野コンシェルジュせこっちの解説のおかげで、もっと感じることができた

けど、個人的には昔から不思議な縁を感じる場所で。
自分なりの感慨深い思い出もある場所なんだ。

わたしは宗教を知るのはかなり好き。
仏教、神道、イスラム教、キリスト教、ヒンズー教…
どれに馴染みを感じるかといえば、当然、仏教かな。笑
でも、どの神様もどの文化も尊重している。
特に宗教的な建築とか彫刻とか芸術が好きだし、
素晴らしいものには
魂が宿っているのを感じるよね。

昔からなんでなんだろう、って思ってたんだけど、
そこに立った瞬間に懐かしいような、強烈に惹かれる感じが
あると思わない?
そのときのその光景が自分の一部みたいな。あれ、不思議。
よくわたしが「恋に落ちる」という表現を使うけど、笑
それとはまた別な感じ。
恋に落ちる出会いも格別だけど、
懐かしいような馴染みがあるような不思議な親しみ?を
よく、古い神社仏閣に感じるの。それと自然の色、自然の音と。
いつまでもそこにいたいような。ずーっとずーっと眺めていたいような。
すべての場所でなくて、それは限られた場所なんだけど、
時々出会う。


この景色、龍穴。下に書くね。
かなり、日本で一番すごい景色に感じるんだけど・・・


樹齢3000年/3000years old



特にこの場所という…


その、限られた場所が今回熊野古道では、何度も
目の前に現れて、そのたびに感嘆したわ。

*

5月4日。和歌山県新宮の別荘で目覚め、快晴と静かさと山々を眺める。
これ、別荘からのお風呂。すてきだよね。




せこっちと倉じぃにご案内いただきながら、まずは瀞峡へ。

和歌山・三重・奈良の県境にまたがっている
深い峡谷なの。そこを和船に乗って。



このときは、両側に断崖絶壁の奇岩を眺めていたけど、
この日の午後にこのあたりを上から見下ろしたときにしたからは
見えなかった景色に驚愕することになる。

玉置神社に向かう途中の展望台より
紀伊半島の山々を見る。



いくつかは歩いたことのある場所なんだけど、また歩きたいという思いが増す
大峰奥駆道や小辺路、中辺路。

玉置神社の参道




玉置神社周辺はしゃくなげが満開だった早いっ。



めっちゃ綺麗だった。










不思議な話をいっぱい聞いたの。
鏡にその人が写っていたとか、ここはパワースポット中のパワースポットだとか。


杉三本に囲まれた場所や、ここの石と海から運ばれた石と。






玉置神社なんだけどお寺の鐘楼が残っている。
廃仏毀釈でこのあたりのお寺はことごとく壊されたけど、ここに珍しく残っているもの。





それから、最近の最強パワースポットを見に連れていってもらう。(上の写真の)
かなり秘密めいた場所なの。
龍穴と呼ばれているところで、この景色は山の上からしか
見ることができない
の。
そこからパワーが吹き上がっているのだとか。
実は、この景色、去年せこっちたちと海外ツアに行ったときに
写真で見せてもらっていてなんてすばらしいんだと、思っていたところ。

シダの生い茂る山道を登っていくこと40分。
ちなみにこのルートは一般的にみんなが歩くところと違って
せこっちたちの秘密ルート。





子供たちは教えてもらった、シダの飛行機に夢中になっていた。

そして知らなければ通り過ぎそうになるところで
道を外れた先に、この不思議な景色がある。

木津呂という集落で龍穴と呼ばれてる。北山川が大きく蛇行して
こんな景色になっているの。


驚いたわ。


ここからしか見えなくて、下にいるとわからない。
さっき船に乗った場所も奥に見えている。

しばらく座って眺めていた。子供たちも満足そう。
心地よくて、懐かしい感じもした。
完全に自分がそこに馴染んでひとつな感じなの。
で、大げさでなく、ここは日本一の景色のひとつではないかと思ったの。
この場所そのものが、もう祈りなんじゃないかと思うような。不思議な感じだった。

GWなのに誰にも会わずにここまできた。(このあと若い人たちが迷いながら来た)


最後は熊野本宮大社へ。

すごい人だったから、列の横からお参りした。笑


ここでは熊野三山それぞれがまつってあって、それぞれお参りできる。
そして屋根の作りも教えてもらった。女性の神が祭ってあるところと、
男性の神が祭ってあるところ。


子供たちはこのころには、すっかりお参りのしかたも心得ていて
ひとつずつ丁寧に参拝していた。(列の脇から)




字の書けるたらようの木の葉






ただし、この熊野本宮大社は、120年前に洪水により、もともとの場所からここに移っている。
本来の場所のほうが、本当の場所だとせこっちが教えてくれる。


こちら。


*

boiling eggs in natural hot spring




お参りのあとは温泉たまごを作ったり、河原で温泉を掘って遊び、
おいしいこれまた老舗のお店で、うどんすきをごちそうになった。
そこも、せこっちたちは馴染みのようで、おいしいうえに
家みたいな貸し切り状態で。


はーたん撮影


はーたん撮影


贅沢な旅だった。

ゴールデンウィーク、前半の長野、後半の熊野古道。
お世話になった方々の心に感謝。ありがとうございました。

そして、
わたしはこれから、スーツケースのパッキングなんだ~


はっ。書きすぎたー。笑
さらに新しい旅に続く。






熊野古道その2 おいしいお酒の飲み方と、パワースポットめぐり

2018-05-07 10:17:46 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

2018年5月2日の夜22:30に車で東京を出発して、
強い風雨の大渋滞の東名高速道をノロノロ(時速20キロなどで)走り、
和歌山県新宮についたのは3日のお昼過ぎ

お天気は回復し、せこっちと倉ジイがわたしたちを
待っていてくれて、まずは
鰻屋さんに連れてってくれた。

すてきな雰囲気でしょう。老舗の。


何が素敵だったかって、
この人生を楽しみ味わっていらっしゃる豊かな心のジェントルマンが
いかにこの熊野を愛し、いいものにこだわりを持ち、
いいお店と馴染み深く、
惜しみなく、子供を含む私たちをおもてなしくださったこと。


ここから

わたしたちは、お二人に本当に甘え、
昼食・豪華な夕食、と丸二日間ごちそうになり、あちこち
案内してもらったの。入場料とか初穂料とか、乗船代とか
すべて出していただき、彼の別荘に泊めていただいた

今、わたしの使命は、
私が知った熊野の魅力を、微力ながらお伝えすること
外国のお友達には、写真を見てもらうだけでも楽しいかと…

これほど、ひとつの場所(紀伊半島)に、神の力を感じる場所って
歴史を感じる場所って、あるのだろうか。美しい深い山々と、海。川。それらが
近いからなのかな?そして囲まれているからなのかな。凝縮されているような。
鮮やかで、濃くて、深い。

一日目にまわったのは、熊野速玉大社、神倉神社、熊野那智大社、青岸渡寺。

熊野三山はもちろん、それ以外のパワースポットをたくさん
教えてもらった。
そもそも、パワースポットがブームとか言われるけど、
その場所では本当に「いい気の流れ」みたいなのを感じるから不思議。
そして、神社とはだいたいそういう選ばれた場所に建っているものらしいの。




熊野速玉大社で、御朱印帳を始めた。

素敵だったのは神倉神社。権現山の100mの断崖絶壁の上に建てられている。


この急な階段、この場所で毎年二月にお燈まつりというのが行われるらしいの。
2000人もの男たちが白装束でたいまつをもって、この石の狭い急な階段を
競って下るの。1400年もつづく伝統のお祭りってすごいよね。もちろん、
せこっちと倉じいも出てて、倉じいは階段から落ちて救急車で運ばれたこともあるって言ってた。
激しいよね。




大きな石、大木などはパワー感じる、ここもパワースポットのひとつ。
たしかに他とは違う空気が流れている。


熊野川河口、新宮の町と海を一望






まつりのとき、男たちはここでたいまつを持ち、
先頭を争って、たいまつを持ったままた激しく小突きあうそうなの。その日は女人禁制。





たいまつの男たちは走って下り、
女性たちは下の橋の向こう側で並んで待っている。
両脇にたくさんの女性たちが、男性たちを受け入れるのは、
男と女の営みの象徴のよう、なるほど、と思う。

つづいては、熊野三山のもうひとつ、那智大社と青岸渡寺への坂を歩く。



杉の大木と石畳で素晴らしい。







大木からもパワーをもらう。





そして、こうしたパワースポットで二人も楽しそう。















字を読んでいるわけでなはいの。


カタツムリを見つけたの。




杉の大木の胎内くぐり


胎内くぐりの前になんでも願いを書いていいよ、と言われ・・・


二人が書いたこと。


しかも二人とも。笑


こんなんでいいんだって大人たちは笑う。





黒飴ソフト










自然の中に残る建築物、伝統、そうした古代の人々の作り上げてきた
息吹を感じる。古代から蓄積されてきている何かがあるから、
スピリチュアル(パワー)なのかなあ。なんだろ、この清浄な空気。

ひととおり、案内していただき、せこっちの別荘へ。
山の中にあり、途中にはシカが道を横切ったりして
子供たちも喜んだ。


お二人は、おいしいお料理とお酒を用意してくれるんだけど、

まずはビールにはビールのおつまみから始まり、
その次はワインとワインに合う食べ物、
そして次に日本酒にあう食べ物・・・としっかり組み合わせ順のコースになっていた
それはとても大切なのだそう。
わたしも納得。そして、楽しい会話。
最高!

さざえやあわびもいただた。




くじらのベーコン、腸と唇。




せこっちの手品。笑




倉ジイは飲まれないので、倉ジイの運転で
お二人は帰って行かれた・・・・
明日は八時半に迎えに来るねって・・・

なんか、すごいじゃろ?
マネできない・・


こんな別荘ほしい、いいな~って、子供たちもぴょんぴょん跳ねていた。



翌日にはわたしが「ここ日本一好きかも」という場所に
出会った・・・











神秘と神々の熊野古道 新宮より その1

2018-05-05 11:40:19 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

わたしはいま、右手にスカイブルーのキラキラ輝く太平洋、
左手に田んぼや山々を望みながら
紀伊半島 和歌山県から東京に帰る車内です。

夫と交代で夜通し運転して来るときは13時間かかったので
今日も大渋滞の東名高速に覚悟して入るところです。
食料を積み込み、夜中に東京に着くのかなあと。

こちらでわたしたちを案内、おもてなし
ご馳走してくださったのは、
セコっち(子供らがそう呼ぶ)と、クラ爺(80歳)です。
お二人とも和歌山県新宮市にお住いのジェントルマン。
セコっちは自称『熊野コンシェルジュ』笑、と言われるだけに
熊野古道だけでなく、歴史、宗教に精通したすごい博識。
クラ爺は寡黙で穏やかで、
どう見ても60代にしか見えないのです。
趣味はおもてなしをすること、!
クラ爺の若さの秘訣は女性だそう。笑
ご自分で言われるわけでなく、セコっちにつっこまれ、
否定することなく、穏やかに笑顔を見せるだけのクラ爺なのです。

わたしたちは、このお二人にあちこち連れて行っていただき、
熊野古道の魅力を知り、神秘で美しい紀伊半島が
ますます大好きになったのでした。

また帰ったらたくさんのこの経験と、パワースポットを
書きますね。

大人だけになるので、はーたんの仲良しの
ひなも一緒に連れてきました。来てくれてありがとう♡
この二人、今回初めてご朱印帳を作り、たくさんの
神社を参拝し、すっかりお参りの仕方を学び、
鳥居をくぐれは振り返ってお辞儀をし
帰るときにも無人の家に向かってありがとうございました、
と、一礼するといった、礼儀を少しばかり学んでような。笑











今朝
バルコニーより


2泊宿泊させていただいたのは、
セコっちのご自身所有の山の中にある
とっても素敵な夢のような別荘です。









二人とも帰りたくない、と、ここでも言ってました!

ディープな熊野古道を知ることができ、
人生を楽しんでいらっしゃる大人の男性の格言など
ご紹介します。

感謝です。

つづく




風越山 面白くなさそうな顔して…

2018-05-02 14:57:39 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

うちの子を含むこの5人のお嬢(小5)のいいところは、
いい子ぶらずに素直に喜怒哀楽を表現するところ。笑

楽しいときには、湧き上がってくるような満面の笑み、
つらいとき、つまんないときには、ぶすっとして不満そうな顔。

わたしの前で一切、とりつくろって我慢しながら
努力するふりをするとか、いい子を演じたり
はない。笑

わかりやすい



風越山、かざこしやまって調べると出てくるけど
地元ではふうえつさんと、呼ばれ、小学生も登るみたい。
標高1535m。信州百名山、新・花の百名山、秋にはベニマンサクの紅葉で
にぎわうみたい

この山を誘ってくれたのは
昨日からお世話になっている家のお母さんDさんで。
一緒に登ったの

標高差約900mの単調な登りの中で、
改めて、この子たちにとって、「楽しい登山」ってなんだろうって考えた。
たしかに花とかもまだ咲いてないけど。


時々見える南アルプスの白い山群の展望(日本第二位の高峰北岳とか説明しても…)→あまり興味なし
新緑がキラキラ、森林浴でき、さあ空気をたくさん吸ってね→ときめきなし
山頂直下には白山神社奥社本殿(元部分は室町時代建立)があったりの歴史ある表参道→まったく興味なし
春を見つけてみようよ、の提案に→テンション薄すぎ
馬も通っていたんだよ、駐馬場の説明看板に→「へー」とうつろな顔
アプリのなぞなぞを出してみたら難しすぎて余計に白けた。





遠慮なく子供達は

「つまんない」と言う。ふてぶてしい顔。
どの子もどの子も


左、北岳から南アルプス、聖岳まで見えてる

まあ、実はわたしも、笑、ときめきはなかった。
でもわたしは、いろんな楽しみ方を自分で作れる。
だいたい山は黙々と歩けば有酸素運動的心地よさも味わえる、
しかも絶好の天気。

面白くない登山も人生と同じなの、人生にも時々
自分は何のために生きてるのかわからなくなるときもあるじゃん?
と小難しいことを投げかけてみると、
はあ?そんなこと考えないしっ、と、
反発し、笑
逃げ出したくなったり、山だってやめたくなることあるよね?
と、言えば
はあ???っ、山をやめたいって思ったことないし💢
って、反発するし。笑
へー?そうなんだ!すごいね、と
心から思う。笑

登山は時々精神的な闘いにもぶつかる。
思い通りになることばかりじゃないことを知る。
そういうの、総合的にのりこえていってほしい、
とわたしは考える。

この子らは、そういう域に達してないんじゃな、
と、理解した。ま、そりゃそうだわな。笑

そこで、最近読んでる、8,000メートルの登山の壮絶な世界を
話して聞かせた。パキスタンのナンガパルバツドという山があってね、
と。笑(数日前のわたしのブログもみてね)
ヘルマンブールなど、彼らが詳細に書いてるからわたしも
自分のことのように、空気の薄い雪の壮絶な世界のことを
リアルに話せる。苦笑
動けなくなって這いつくばって進むこととか。
あと、山野井泰史さんのギャチュンカンでの体験を
まるで自分のことのように熱く語ってみた。
吹雪で目が見えなくて、凍りそうな中で手袋はずしてね、
こうやって岩のくぼみを、・・。と。
子供達、このときには、聞き入って、
自分の辛さも忘れて、いろいろ質問しながら歩いてた、
そしてしばらく無言になっていた、
しばらくすると、
ねえ、またさっきの話の続き教えて?
と。かわいいよね。笑


休憩でオレンジをいただく。
生き返るおいしさ!


そして、犬にも出会う。
出会いに救われる。




神社の先は岩場もあるよ、というと
楽しみの希望が!!笑


わたしはこの雰囲気は好きだなあとおもった。

有難い表参道なんだもん。


のぞいているのは

カエルの卵









山頂が近づいてくるのは嬉しい。


こうして、全員標高差900mを登りきり、
ほっ。






出会った犬も登頂してきた♪

おにぎりを食べ、今日も下山の後は
温泉にバーベキューだから、頑張って歩こう、
と励ます。

みんな下りの方が好きなんだって!♪

下りもこの子たちには長かったとおもう。

五年生。みんな少しずつ前と違う。
反発したりむきになったりするけど、
あの話してこの話して、と、たくさん一緒に笑えたし
一人の子は手を繋いできて。
五年生の子とまだ手を繋いで歩けるんだなあて
ほのぼの嬉しかったの。
生意気なくせに、じゃあこの話してっ?と
キラキラ笑ってほんとかわいい。
はーたんともまだ、時々、手を繋いで歩くけど。時々嫌がる。笑
きっと数年したら
もっと、自分で、自分で、て、なっていくんだろうなあとか
思う。
この子たちの幼なかったころと、
今と、これからを、とても思った。なんか
変わっていくの感じたの。


ウクレレのお姉さんにも出会い、一緒に歌った。



日帰り登山、めっちゃ、いいトレーニングだったと思うし
歩き終えてみると、
わたしも久しぶりに日本の山を歩けて大満足。
なかなかいい山だったと思うから不思議!
また明日もこのコースを歩きたいって思う
山病と
充実感。

子供達も、終わってみたら、やったぜって
満足と、またひとつ、自信になってるはずなの。
こういうことを、繰り返していくことは、自分の財産になるはずなの。

わたしは信じている。

こんな、子供達に付き合ってくださった
農園のDさん、本当にありがとうございました!!!


そして、この先、一緒に歩いていただくことを予定している
大人のみなさま、こんな子供達ですが
どうぞよろしくお願いいたします。


夜はビニールハウスでバーベキュー。
子供達にも高級お肉や、一本一本丁寧にお父さん自ら
さしてくださった贅沢な焼き鳥をいただいた。

そのお父さんは、
出会いは財産だから、来てくださった方には
大人子供関係なく
目一杯のおもてなしをしたいんです
と言ってくださるの。



わたしもたくさん、心豊かな人々から学ばせていただきます。


そして、この夜はお父さんに、
30年ものだとかいう、ウイスキーなどを、何種か飲ませていただいた。
カエルの鳴き声を聞きながら。






初の田んぼ、リンゴの摘花、五平餅

2018-05-01 09:57:03 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

長野県中央アルプスの麓の果樹園を営む
わたしのお客さんのお宅を訪ね、2泊させていただいた。
東京育ちのお嬢5人を連れて!
たくさんの経験と、おもてなしをしていただいた。

車中泊から、朝に到着、子供達は田んぼを超楽しみにしていたの。

もみまきという、稲作りの最初の作業。もみをまいて、
芽を出すための苗床作り。

もう、裸足でドロドロの中に入るときの
子供達のはしゃぎようといったら!笑
きゃー、冷たい、歩けないっー




もみと、肥料を混ぜる





それを田んぼに運ぶ







子供達はテキパキと動いていた!

はじめ、わたしは入らずに指導ばかりしてて、子供達が
ちょっとお!!働きなさいよっと、わたしを叱る。笑
そこで、わたしは長靴を借りて、モンチュラで田んぼに入った。

けっこう、素手で泥を掻き上げて土手を作ったりこのあとは
この上下ともドロドロになった!笑
でも本当に楽しかった!
そして、長靴は歩きにくくてヨロヨロしていたので、
子供達が、ちょっとどいて!邪魔よっ、とか言ってまた叱るの。笑






これで、来週には稲の芽が出るんですって!

かわいいだろうなあ。そして、こんなに手間をかけて作られるお米のありがたさを
わたしも感じた。

このあとは、釜で火を炊きながらたけのこを
煮たんだけど。子供達は薪に火をつけることはできなかった。
火なんか使ったこともなかった。








お昼にはおいしいたけのこご飯をいただき、
夜にはたくさんの山菜の天ぷらなどをいただいた。

手をかけて五平餅も手作りした。

すりつぶしたり

丸めたり

串に刺したり

全て楽しい経験






わたしにとっても、どれもがなんだか
絵のようなファンタジーのような、ワクワクするものだった。

また、リンゴの花の摘花を手伝わせてもらった。
リンゴの花の下の子供達は
とってもかわいかったし、子供達は繰り返しリンゴ畑に行きたがった。








こんなに、手をかけて、わたしたちは、野菜や果物をいただく。

広い敷地の中に、チャボがいたり、鯉がいたり、
子供達はかくれんぼをしたり、
古い蔵があったり。

夜になると、カエルが鳴いて、とても気持ちよく
遠い小学校のときの、自分のおばあちゃんの家を思い出したりして懐かしい感じがした。

月とわたし


この夜はおいしい日本酒をのみながら
このお家の息子さんといろんな話をした。
彼の小さい頃の話、新鮮なおいしいものを食べて育ったこと。
贅沢って、こういうものだって、しみじみおもった。

次の日につづく




朝ごはん@諏訪湖サービスエリア

2018-04-28 05:52:32 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


このゴールデンウィークは、前半も後半も
過去ツアーでお会いしたお客さんのところを訪ねます!

子供達連れてー。

まずは、女子5人andわたしで、
長野県の果樹園のお宅に、今日は田んぼのお手伝い
明日は登山に!

昨夜からわたしの運転できて車中泊
最初は大きな声で歌ってて
そのうち爆睡。笑

いま、朝ごはん中




さっき、朝焼けの山が懐かしく美しかった。
八ヶ岳や甲斐駒ケ岳が。



ゴールデンウィークの
後半は熊野古道!で、別のお客さんにお世話になりに
行きます。


よろしくお願いいたします

子供を連れて
わたしのお世話になっている方に娘が会えて、
一緒に
いい経験をさせていただくことはありがたいです。





思春期がきてる

2018-04-21 23:31:21 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

これまで、はーたんの大切なのは
「家族」と平然と言ってた、その同じ人が今日の
夕方、イライラしながら
「はあっ(ため息)パパにもママにもむかつくわっ
と言ってた。ママは時々うるさいことも言うけど
怒らないし、むしろ笑わすほうが多いし
パパなんか一度も怒ったことがないのに・・・そういわれるって


最近、はーたんはそんなにエンジェルではなく、
けっこう気持ちが揺れたり荒れたりしている。

お友達のひとりとも、断絶したままでいるのもそうだし、

思い通りにならなくて携帯を床に投げたら画面が割れて
そのあとに「自分嫌いっ」ってワンワン泣いたり。

そうなんじゃなあ、10歳なので
思春期なんだーってわたしは
見てる。

そして、
だよねだよね、でもだいじょうぶ、ひとってみんなカンペキじゃないんだしさー
うまくいかなったり、腹立ったり
そういうの普通なの。みんなそうだし~って。

割れた画面のスマホだって
かわいいと思って
大事にしてあげたらいいじゃん、って言ってる。
そうすることがとても難しいことだとしても。

もちろん、本人は何言われてもそんなことは理解してない。笑

そして話を聞いてたら
あのときはこうしたかった、もっとこうであればよかった
次はこんなふうにしたい
あの場面では意外にもこんなに我慢していたとか、
けれどもこんなふうにしかできない


とか、自分なりにいろいろと、積もり積もってるものもあって
たまってるのかなあつて感じもしたりして。
そのすべてが、うんうんわかるーって思って。
すべてをうまく処理できるわけもなく、
衝突しながらしか成長できないんだもん、って思うの。

なのでわたしができることといったら山に連れてくことくらい?笑

おもいっきり歩かせたいとか思ったり。

それにわたしが海外で不在のときはこれをどんなふうに受け止めてあげよう?って
思ったり。そすると少しわたしのほうが不安になってきたり。

でも、今、わたしが聞いたからといっても別に一日で解消されるものでなく。

せいぜい、なにか笑わせるネタを考えて、笑顔を引き出すくらいで・・・

はーたんの彼氏(わたし)はなかなか考えてしまう。

日記に書いてわたしに教えてって言ってて
そうしてくれてるときもある。


思春期。
いいではないか。

わたしも、10代のときは、のほほんとしつつもたくさん
いろんなことを思い悩んだ・・・気がするし、

親の言うことはひとつも聞く気がなかった、気がする。

ずーっとうまくいきつづける人生なんてありえなくて、
ひとはみんな、失敗や衝突や、もがいたり、落ち込んだり、そしながら
生きていくものだと思ってる。
わたしだって、それなりに、そのあらゆるものを経験してきたわけで。

なのでわたしは、はーたんが
いろいろ思い悩んでバタバタしてるのを近い距離から
見守ってはいるんだけど
きっと自分の答えを見つけていけるって信じて
待つことにしてる。
とっても必要ならいつでも手を伸ばしてあげるよっていう
距離で。

めちゃめちゃいい子って、なんだろうって思ったとき
それは表面的なうすっぺらいものでない。

なのではーたんが最近、家で見せる、子ギャングスターぶり、
しっかり見てるの。
学年では一番小さいほうのはーたんなんだけど、
それでも最近背が伸びてきてるのも感じるし。
成長してるんだなあって思うの。







子供のアイゼン

2018-04-16 21:08:47 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


今月末に木曽駒(2900m)に子供たちを登らせようと思ってたけど、
子供のちゃんとしたアイゼンがないことがわかってとりあえす゜
計画は中止。

子供のはないんだってね、四本とか軽アイゼンはあるけど、
小さくて柔らかい子供の登山靴にはちゃんとつけるのも難しいし、
チエーンはとれそうで不安だし。

イシイスポーツさんで、ないんですか?って聞いたら
ないですって。
お客さんにも聞かれませんか?って聞いたら
聞かれませんって。笑
子供は登らないんですかねっ?って聞いたら
登らないんでしょうね
って。笑

わたしもネットとかで調べたけど、
ちゃんと山を歩くのはないみたい、子供のは。靴のサイズが
まだ20センチとかだからね~

でも、はーたんの三代目の新しい登山靴を買った
いっきに大きくなった

赤が欲しかったはずなのにお友達のこの色かわいい、にやられて
こっちを選んでた。笑
お友達もおそろ。ちょっとしっかりしてる、まえのよりは。

カッパも、前のはフードのつばが
小さくてだめだったので、モンベルの新しいの買った。


今時点でも大きくなったら登山ガイドになると言ってる。
なんか、登山ガイドという言葉は知らないみたいだけど。

「七大陸ってあるでしょう?あの最高峰に登りたいの
そういう仕事」って


*

今、この夏の自分のあいてる日程を山計画で埋めてみたり、
(といってもほとんど余裕ない)
自分の海外ツアのことと、その他、これからの海外ツアの予定まとめとか
ブライアンと新しいツアの話し合いとか
なんか計画だらけで、・・・すでにいっぱいいっぱい。
どんだけ壮大な未来なんだろう。

先日にこのブログで書いた「あと二名」のモロッコも
一日で決まったの。
もともと、去年二度ご一緒した方にいただいているご指名によるものなんだけど、
そのご本人が「ご一緒した◎◎さん夫婦を誘ってみてよ」って。→いいアイデア!♡
言われたとおりに金曜日に会社から電話してみましたの。笑。
そしたら土曜日には二人でお申し込みくださって。きまったの。
ありがたいし、仁美、燃えます

二回目以降にまた同じ方とご一緒できるのはわたしにとって
とっても嬉しく、とっても大きな喜びで、そしてとてもいい緊張感あるの。

もうあれもこれもがんばろって力が湧いてくる感じで。
それでいて、なんだ、この、休日モードのダラダラ感。笑

*



日曜日は山に行く予定だったけど、天気予報が悪くてやめてた。
でもそんなに悪い天気じゃなかったんだよね。

歩ける日が限られているのに山に行けないのは残念だけど、
急にお友達ニ家族(子供総勢7名)とバーベキューすることになって
昼から飲んでた♪
もう、この土日ははーたんと過ごそうと思って
それまでの仕事とかいったん中止してたの。はーたんと
過ごせる土日も限られているから・・・

まったりしてるとこ、お友達と♡


来月のツアは
「サンティアゴ巡礼完全踏破第一回 フレンチバスクからピレネーを越えてナバーラへ」
のフランス~スペイン国境越え。
西遊旅行の新企画
なので超楽しみなの。担当者からも相当気合が伝わってきてて・・・♪

次回は九月のこれまた、新企画 ナンガパルパット大氷壁に迫る
ヘルマン・ブール キャンプⅠトレッキングのみどころをお伝えするね。
催行されたらわたしが同行予定。今、入っていただいているのも
知ってい方ばかり・・





日曜登山部 十国峠~岩戸山~伊豆山神社

2018-03-20 21:53:33 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


2018年3月18日日曜日

四年生最後の登山になった。

ここに掲載する写真すべてiphoneで無修正なのに
綺麗だと思う…

どこに行くかは今回も直前まで考え続けてた。

この数日、
伊豆半島の地図を見ていると、川端康成の伊豆の踊子を
たどる名所にもとっても惹かれた。
川端康成の文章がわたしは好きで、伊豆半島の地図を見つつ
本を取り出してパラパラと小説の文字を追ってはためいきついてた。
なんてみずみずしいんだろうか。
最後のほう『…私はどんなに親切にされても、それを大変自然に
受け入れられるような美しい空虚な気持ちだった。…
頭がすんだ水になってしまっていて、それがぽろぽろこぼれ、
そのあとには何も残らないようなあまいこころよさだった』

けどもまあ、限られた時間しかなかったので、今回は
こっちのコースを選んだ。
そして気になってた真鶴半島に車中泊してから
さわやかな朝を迎えたのだった。



夜中におなかすいた~と騒いでなかなか寝ない子供たち











ここ、針葉樹の深い原生林が残ってて
高台から海を見下ろすところからさわやかで。
近くにも美術館があったり。
人々がこのあたりで芸術に目覚める気持ちがわかるきがする。


小説に書きたくなるような、美しさだった。
潮の香りと波の音が。




*


十国峠まではケーブルで登り、
そのあとはずっと平坦か、下りばかりのコース。

昭文社の地図より



走り出したくなると思ったらみんな走ってた。わたしも。










このお友達たちのませた会話がおかしくて笑い続けた。
しっかりしてて、現実的で、かしこくて。
大人になったら安定した仕事したいの、冒険?はあ?ありえないしっ。
とか。笑

*


めっちゃ古いお寺で、2000年前くらいの古い伝説も残る
由緒あるお寺らしい。
このこけに感動。



こじんまりしてる古いいいお寺だなあって思った。
このお姿に目を奪われる。




わたしとしてはなにかと
感性を刺激されるものだった。天気も美しかったし。




子供たちを連れて歩くのってもしかして
自分が一番楽しいのかも

休憩のとき寝ころんだら
大空に(まさに大空とはこのことよ)巨大な雲の→が見えたの。矢印。


大空すぎて、矢印も大きすぎて写真に入らなかった。




あー、いい日だなあってのんびり思ってた。

途中、団地を抜け、そのあたりは迷い、
ゴールした。

楽しみだった伊豆山神社で、源頼朝と北条政子の語り合ったという
石にも座った。この神社そのものには
なにもそんなに感じるところはなかったけど、
北条政子、昔、永井路子さんの北条政子を読んでから
好き。そんな女性だったら共感すると思ってたから、
そんな北条政子ゆかりの場所は、わたしは特別と思ってたの。



*

帰りは、温泉やおいしいものをせめて食べたかったのに
時間を作れなかった。
子供たちがえーーーーっていうから
わたしの言ったひとこと


「あのね、登山は人生と同じなの。うまくいくことばっかりじゃないの」

子供たちは帰り車中でも一睡もすることなく、大騒ぎして遊んでいた。
それがまた、わたしも吹き出すような面白い内容だったの。


そしてこの夏の登山部の目標や、それまでの道のりを考え始めてる。







千葉県 嵯峨山316mと館山のジャックマイヨール

2018-01-08 12:56:11 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

昨日2018年1月7日

気まぐれな房総半島へのドライブに出かけ、
アクアラインを渡りながら、めったに登りにいかない
千葉県の山々を考えていた。
行ってみたい烏場山、愛宕山、鋸山・・・

こういうのもビビっとこないとダメだよね。

感覚的に。行きたいと思ったのは日本三大水仙の嵯峨山だった。

昔、兵庫県淡路島の諭鶴羽(ゆづるは)山に水仙の時期に
何度か行った。

こっちはどんなんじゃろ~って思って。

房総半島の内房の沿岸線を走っていると、成人式の
スーツの若者たちがたくさんいた。
海は青くキラキラ光っていて、
とっても温暖でおだやかな雰囲気。
わたしはなぜか
瀬戸は日暮れて♪ゆうやーみこなみあなたの島へおよめにゆくの~
若いとだれもが心配するけれど~愛があるから大丈夫なの~
と、歌っていた。

そんなおだやかで平和的な春のような雰囲気だった。
さすが房総半島

でもこっちは、というか、あっちは、太平洋なんだよね。
あっちは太平洋だけど、こっちは内房。けど、瀬戸内海のような島々はないわけ。




嵯峨山は低山ハイキングってなめてると大変!
とっても迷いやすく、(水仙などの農道があちこちにあるから)
5人くらいの方々に途中、道を聞かれた。わたしたちも
こっちでいいのかなあって不安になるほど。
それに、道はけっこう厳しかった。這いつくばるような
急坂もあり、とっても楽しくワクワクした。
はーたんも夫も意外に楽しかったと言ってた。





水仙の花をまじまじと見つめることはそんなになかったけどかわいいね。






はーたんも水仙カラー


歩いてるといい香りが漂ってくるの



そうそう、水仙の花のピークはふもとのほうで
山の中のはこれからだった。







房総半島の山々


山頂、けっこうなスピードで登り汗もかいた


途中には上まで行けるのかな?ていうような
かわいいお年寄りの老夫婦も休んでいたり、子供達にも出会った。

はーたんはすごいスピード。


地味な山頂でおにぎり食べてすぐ出発。








途中道に悩んでる方々に何度も出会い、また、お話して
道を教えてくれたお兄さんのことをあとから
あれは狐が化けてわたしたちに嘘の道を教えてくれようとしてるんだよ
とかいって、はーたんをビビらせようとしたけど
パパと手を繋いでびびってない様子だった。



このあとの海鮮料理は美味しく、わたしたちはさらに房総半島の先端までドライブした。

不老山薬師温泉ってところに行ったのだけど、
ちょうどそこで、ジャックマイヨール展(フランスのダイバーの)をしてて(とても小さい展示)
風呂上りにのぞいてみた。

昔、グランブルーっていう映画を観て知ってたくらいだけど。

こちらでダイバーをしている成田さんて方がお知り合いだった縁みたい。
その方の記事とかが魅せられるものだったの。

時々、自分の頭の中で思ってることと、誰かほかの人の言葉や感覚が
ぴったりあって、感動することってあるでしょう?

ジャックマイヨールって、イルカの生き方に魅せられていたみたい。
そして座禅やヨガを通して海と一体になる感覚をつかんでたみたい。
そのひとつになる感で、すべての生命がつながってるって感覚を学んでいたみたい。
この世の相反するすべてのものが統合されてひとつになる感覚って
東洋哲学の陰陽につうじるって。

わたしね、これは自分が大自然の中にいるときに
かなり同じ感覚に近いのわかる気がするの。レベルが違いすぎるとしても。笑。

光も闇もあるがまま受けいれて、て。

彼が深い海に潜りながら…
体がしだいにまわりのブルーに溶けていくよう・・
上も下も右も左も、すべてが同じブルーに包まれる深海・・・風もなく太陽の輝きもなく・・・
ただ奇妙な感覚・・・て。

体の感覚と思考の感覚がひとつになる感じって、それともヨガなのかな~。
大自然なのかな~。


わたし、年末にふたつの日記の中で思うこと書いたんだけど、
読みながら、わたしもそれ思うよって
そこの温泉の展示場で釘付けになってた。

たくさん引用したい言葉に出会ったけど、ひとつひとつ、
感銘したわ。
世のため人のためにっていうのも大切だけど、まずは自分か楽しいって思えることって
それはわたしも自分の信条のひとつだし。


人類は宗教という壁と国境という壁の二つを取り除けば、真の平和に・・・って
ね。


ねーねーいつまで見てるの?って夫に
呼ばれるまで、ずっと見入ってた。



帰りのアクアライン。
デートと夜景撮影にまた来たいなあって思った。笑


すごいね、技術って!こんなので海の底を掘ったりしたんだよ。↑これで海底トンネルを掘り進んだ。
今はオブジェとして飾ってある。




ジャックマイヨールにあまりにも感銘をうけたので、笑
帰ってからもいろいろ調べてたら彼の最後は悲しいものなんだね。

きっと、いろんな思想も信念も
思いつめすぎると、バランスを失ってしまうんだと思う。


けど、信念と理念と狂気が、紙一重に混ざり合ってしまう感覚が
わからないでもない。










房総半島へ 登山、海鮮料理と温泉ドライブ

2018-01-07 20:28:04 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記

寝起きの弱い(というか悪い)わたしは
今朝起きた時も
やっぱわたしは行かない
と布団かぶってたけど、起こされて
気まぐれなドライブに出かけた。
房総半島、千葉県の山と温泉準備をして。

来てよかった!

昨夜まではスキーに行く予定たててたのに
てか、予定てほどでもなく、行きたいなってかんじで、
てか、直前すぎて宿の予約できず、笑
こうなったらあったかいほうにいこう、!と
これまた急に。

気まぐれすぎる家族全員。夫婦か。



登る山はアクアラインを渡りながら考えることにしていた。

朝の首都高と
東京の景色と音楽ですぐテンション上がるわたし。

来てよかった〜るるる〜

東京っておしゃれくねえ?って叫びながら
写メ。








いっつも下町と地下鉄の風景とかしか見てないし。

ほら、スカイツリー見えた!今消えた!見えた!消えた!

とビル群を見てた。

海ほたるでも富士山が見えて
ママ声でかいって言われた。
遊ぶわたしと、はーたん


写ると勝手に




ワッフルと富士山







この日の登山はとても楽しくミステリアス、
海鮮ランチはおいしかった。
快晴で。

お風呂はまあまあだったけど
そこで出会った天才ダイバーのジャックマイヨール展の
ジャックの
言葉と、わたしの今の感覚がリンクして感激した話などを
また書きます♪

渋滞のアクアラインを帰ってるの。
お台場らへんのお洒落な夜景が楽しみ!わくわく。

つづく。






大雪♡スキーと温泉 北志賀高原

2017-12-29 18:29:31 | 日曜登山部/ママと娘の登山日記


1泊2日で、
家族でスキー、スノボ、温泉、上げ膳据え膳のお料理に来てたの。
で、日頃の『やらなければいけない』とか
一切忘れ、
ネットでの通信さえほぼ切って
満喫した。北志賀高原(長野県北部)。

ぱぱとはーたん








わたしに余裕ないため、上級コースを滑るかっこいところは撮れず

ぱぱとはーたん

ずーっと二日間朝から夕方まで最高の雪質で
わたしたち元気なのでほとんど休まず。笑

でもわたしは、昔のように転んでも転んでも
起き上がってっていう勢いなく、
起き上がるのがめんどくさいから、慎重になる。苦笑


そして
基本、雪国に縁がないので、わたし(広島市)夫(鹿児島)
感動が尋常でない。






いま、帰りでまだ降り続けてて、
明日からも一週間くらいいたいなあておもう。


東京にきてこういうの、よかったーておもうの。

一年間おつかれさまあ、ありがとう、わたしの家族。