昨日、長い25日間のネパールツアーから
無事に帰国しました
今回のツアーは西遊旅行でも約20年ぶりの催行で
特別なものでした。
ご参加のみなさんはとても強く、
厳しい行程の中でもすごい食欲(たとえ標高が4000mでも5000mでも、笑
毎回、18分以内に完食)
で、それはとてもすごいことで、みんな
元気にすべてを歩ききりました。
どんなに寒くても、辛かった日も、食事のときには
和やかな笑いが起こっていました。
このような旅をご一緒することができて
心から感謝です。
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はー、絶景、絶景、絶景だった。
別世界だった。
氷河の上にそびえる、世界第三位の高峰カンチェンジュンガの山群
何日も何日もいくつもの山を越え、谷を越え、また山を越え、歩き続け、
遠い世界だった。山の深さを実感した。
今日のこれらの写真はiphone だけど
後日またカメラで撮ったものもご紹介するね。
わたしのペンタロースハムとも
かなり親しくなったよ。写真家の方々がいて
たくさん教えてもらって。
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さて、わたしたちは11月13日に3週間のテント生活を終え、
グンサというネパール東部の小さな村からヘリで
首都カトマンズに戻ったわけなのだけど、
そのとき、ガイドやシェフやポーターさんたちと
お別れだったの。彼らはあと数日、山の中を歩いて
そのあとはバスで27時間かけてカトマンズに戻るの。
一機目で五人のお客さんちが先に出発し、
二機目がきていよいよわたしたちもヘリに乗り込むの。
三週間ずっと一緒だった親しいスタッフたちが
見送ってくれてまわりを囲んでた。
そのとき、
涙があふれてきてね。
あふれはじめたら止まらなくなってきて、
シクシクハラハラポロポロ涙をこぼしながら、
みんなにありがとうを伝えた。
そしたら昨夜にも一緒にみんなが歌ってくれた歌を
歌い始めて。歌いながら彼らも
笑顔とも寂しさともつかない顔してた。
ヘリのプロペラが大きく轟音でまわりはじめ、
ドアを閉めてわたしたちはあっという間に飛び立った。
お客さんたちもわたしもヘリの窓から手を振り続けた。彼らも。
深い山々と川と段々畑が一気に眼下に広がっていって。
まだ涙が止まらなくて。
小さな村のタルチョと屋根が小さくなっていって見えなくなって。
涙。
寂しいだけじゃない、
ひとつ終わったって感じ?達成感?美しさ?
感動?
自分でもよくわからないまま
美しすぎる空からの景色を、ヘリの音の中で聞きながら
ほっぺを熱く涙が流れ続けてた。
説明できない感情だった。
それから・・・・
喧騒のカトマンズで3日過ごし、さらに昨日、香港経由で
日本に帰ってきた。
三人の娘たちに会うのが楽しみで
特にはーたんは背がまた伸びてて・・
でもまだ、喜びか感動の前に
なんだか放心状態の自分がいるの。笑
ちょっと思い出せないような、笑、遠い感じなの。