やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

神々の世界と言いたくなわるわな。カンチェンジュンガ

2019-11-21 19:39:35 | ネパール

わたし、絶対逃げとるわ。笑
旅日記を作らなきゃいけないのに、ここまで
他のことばかりして、進まないのは珍しいことである。
お客さんたちもそんな気分に近いもの、あるんじゃないかなあ。

去年の9月から計画してたツアを
実際に催行することができ、無事にみんなでケガもなく
終わり、
美しい絶景と、過酷な環境ものりこえ、
楽しくワイワイとおしゃべりしたり、みんなで過ごした日々。

から、いきなり、旅日記つくるってね
わたし、マジなのよ、作るのも。だからこそ、
手が付けられない。
パソコンの前に座ったらすぐに、他のことをしてしまう。はー、
こうしとるうちに、もうすこししたら塾にむかえにいかんといけんしね。

*

今回そういうば、わたしの「完璧の標準語」をかなりいじられたわ。
わたしのイントネーションが広島らしい。笑
特に「うしろ」とかあとなんだっけ。
自分では気づかなかったけど、ぜんぜん標準語じゃなかったのね、わたし。

なので時々完璧な広島弁で話してみたりして
みなに笑われたりしたわそのほうがいいって。
またやってみるね。

*

なぜ、8000mが神々の世界かって、当たりまえ。
わたしたちには簡単に近づけないから。
別世界なの。

みてよ、この広大な氷河とカンチェンジュンガの山々。

今回、カメラのプロの方々がいて
いろいろ教えてもらって、山の表情というものをおもった。
太陽の当たり方や、影のできかたで
山がかたりはじめるとき。

生意気なようだけど、オートで撮るのはつまらなくなってきた。笑

たくさん写真があるんだけど。

まずはこれをみてね。

ジャヌー7710m

鷲が羽を広げているような姿

その肩越しになびいていくこの雲が

美しかった。みてて飽きないの。
次々もくもくと湧いてくる、
イルカたちが泳いでいるみたいだった。

朝や夕方の太陽が白い山々を染めていくのはもちろん。もう言葉もない美しさ。
冷たい空気の中、ピンク色のため息にもなるわけよ。





カンチエンジュンガ(世界第三位・8586mはこの左)

このあたりは、完全に神々の領域だった。
自分たちのいる5000mでさえ、寒くて酸素薄くてはーはーいうのに


夜中に寝袋から出て靴はいてテントをあけてトイレにいくのがどんだけ億劫か・・・・


テントをあけると雪(霜)のかけらがパラパラ降ってくる


美しくて見とれて、冷たい手先をぎゅって握る




そうだ。流れ星もたくさんみた。
一番すごいときは、無防備なわたしの目線の先で
5秒くらいかけて大きなのが筋を残しながら大きく流れて行ったわ。
地球にかなり近いところの隕石がすごい炎を出して燃えながら流れたの。

で、小さいのは無数に見て。肉眼でも五センチくらいかな、ていうような。

大きいはしゅーーーーーーーーーーーーーーーって感じで
小さいのはちんってかんじ。

そのちんっていうのが
ペンタロースで撮ってる最中にも流れたの。
わたしの人生初の流れ星の写真はこれ。笑

ちん。
わかる?
肉眼でも見えて、カメラにもうつってたわ。
そう。中心の右寄りのあたりね。笑。小さいけど
それ、リアル流れ星だったよ。このとき、たくさんこういうのが流れてた。

そう!その超ちっさい!それ。笑