昨日はーたんが9才になった!
あれから9年なんだ~。(もっと前に感じる)
昨夜は家でささやかなお誕生日会ができた。好きな食べ物もたくさん作って
ケーキも食べた。近所のおいしいケーキ屋さんの。
家族みんなでほのぼのした。

↑プレゼントをあけたとこ。
はーたんは、年の離れたねえねが大好きで
ねえねもはーたんを溺愛していて、その二人の様子が
ほほえましいの。
ねえね(長女)のときは、わたしは若いママだったから
あれもこれも「こうでなければならない」っていうのをたくさん押し付けてて
かわいそうだったなあって思うことがたくさん。
結局自分の思い通りの人になんかなるわけないわけで。
自分も親の思うようには成長しなかったんだから、当たり前なのにね。
心配することもたくさんあるけど、根底に愛の基盤さえあればいいんだなあ
て
みんなはとっくに知ってるだろうことも、わたしは時間をかけて知った。
はーたんはねえねのことを「こんなふうであるべき」なんていう
枠組なんて最初からもたずに、ひたすら大好きなんだよね。
とにかくなんでも、なにがあっても、泣かされてもだーいすき

でも

あちこちに隠してる。笑
(あまりねえねのことをブログに書くと怒られる、本人に。笑)
*
ねえねからはかわいいパジャマ2セットと、かわいいお手紙。↑パジャマ、すぐ着てた。
はーたん、ほんと嬉しそうだった。
わたしからは、

この美しい塗り絵ブックでしょ、

すっごい繊細な絵なの。すべて日本の景色と文化なの。
塗り終わっても保存しとけるの。
それと色鉛筆、水彩画タッチにできるっていう。

それと歴史マンガよ。

これ、全14巻のシリーズなんだけど、たまたま本屋に
4巻からしかなくて、でも大好きな奈良時代だし、はーたんにも
興味もってほしいなあって思ってね。読んでると
わたしでさえ、聖武天皇や奈良の大仏エピソードに引き込まれる。
それでいつか、奈良に行ったら楽しいだろうなあって。
(奈良の古い寺院めぐり、仏像、掛け軸、美術品、国宝、見るの大好き)
・・
そろそろ本題に入っていくね。笑。
わたし、海外ツアーの仕事が中心になってから
ますます日本を見直すようになった。
「恥」だと思うこともあるけど、日本の
自然の美しいことと、繊細さとか、文化や歴史の深さを改めて
見直している。
そんで、一緒に山をやっている友達がたまたま、古き善きものを
大切にしている人で。
ずーっと同じもの(道具)を大切にするっていう
感覚に、けっこう刺激うけてる。
わたしも山やってて、価値観とか見方とかどんどん変わっていく。
その気づきが、海外にいくとまた、際立ってはっきり見えてくる。
どっちかというと、わたしはアメリカ育ちの(育ちじゃないけど、笑)
新しいもの好きのチャラ系といえるとおもうのね。笑
若い時のわたしを知ってる人ならうなずくとこよね。
*
昨日、友達が東京に遊びにきてて一緒にかっぱ橋道具街に行った。
ずーっと道の両側にキッチン用品(プロ仕様のものも)の店が並んでて
一軒一軒、
これいいね、これよくね?
いやそんなに好きじゃない
いいなあこんなのほしいなあっ
と
ときめきながらまわった、時間がたりないほどだった。

心に残るほしいものが三つくらいある。
あの淡い赤色の皿、あの若草色の南部鉄器の急須、ステーキ焼くスキレット。
物にも恋する瞬間てあるよね。
一目ぼれ。
わあって心ひきつけられて、離れがたくなる。
でも、恋っていつか冷めるものでもあるから、笑、
とりあえず昨日は何も買わず、この恋が本物かどうか
しばらく待って様子をみることにしてる。笑
ずーっと長く大切にできるものを見つけて、
そういうものと一緒に暮らしていきたいなあって思ってる。
人間関係もだし、道具や日常用品も。
若いときには気づかなかったたくさんのものに
年重ねていくと出会えることがあるから、年取るのもいいよね、て思う♪