やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

はーたん誕生日&ニッポンの大切なもの、歴史、景色、道具。

2017-02-17 20:33:15 | おもう。

昨日はーたんが9才になった!
あれから9年なんだ~。(もっと前に感じる)

昨夜は家でささやかなお誕生日会ができた。好きな食べ物もたくさん作って
ケーキも食べた。近所のおいしいケーキ屋さんの。
家族みんなでほのぼのした。


↑プレゼントをあけたとこ。

はーたんは、年の離れたねえねが大好きで
ねえねもはーたんを溺愛していて、その二人の様子が
ほほえましいの。

ねえね(長女)のときは、わたしは若いママだったから
あれもこれも「こうでなければならない」っていうのをたくさん押し付けてて
かわいそうだったなあって思うことがたくさん。

結局自分の思い通りの人になんかなるわけないわけで。

自分も親の思うようには成長しなかったんだから、当たり前なのにね。


心配することもたくさんあるけど、根底に愛の基盤さえあればいいんだなあ

みんなはとっくに知ってるだろうことも、わたしは時間をかけて知った。

はーたんはねえねのことを「こんなふうであるべき」なんていう
枠組なんて最初からもたずに、ひたすら大好きなんだよね。
とにかくなんでも、なにがあっても、泣かされてもだーいすき



でもはーたんもしっかりしてて、ねえねに取られたくないおかしとかは
あちこちに隠してる。笑

(あまりねえねのことをブログに書くと怒られる、本人に。笑)


ねえねからはかわいいパジャマ2セットと、かわいいお手紙。↑パジャマ、すぐ着てた。

はーたん、ほんと嬉しそうだった。

わたしからは、

この美しい塗り絵ブックでしょ、


すっごい繊細な絵なの。すべて日本の景色と文化なの。
塗り終わっても保存しとけるの。

それと色鉛筆、水彩画タッチにできるっていう。


それと歴史マンガよ。

これ、全14巻のシリーズなんだけど、たまたま本屋に
4巻からしかなくて、でも大好きな奈良時代だし、はーたんにも
興味もってほしいなあって思ってね。読んでると
わたしでさえ、聖武天皇や奈良の大仏エピソードに引き込まれる。

それでいつか、奈良に行ったら楽しいだろうなあって。
(奈良の古い寺院めぐり、仏像、掛け軸、美術品、国宝、見るの大好き)

・・

そろそろ本題に入っていくね。笑。

わたし、海外ツアーの仕事が中心になってから
ますます日本を見直すようになった。
「恥」だと思うこともあるけど、日本の
自然の美しいことと、繊細さとか、文化や歴史の深さを改めて
見直している。

そんで、一緒に山をやっている友達がたまたま、古き善きものを
大切にしている人で。
ずーっと同じもの(道具)を大切にするっていう
感覚に、けっこう刺激うけてる。

わたしも山やってて、価値観とか見方とかどんどん変わっていく。
その気づきが、海外にいくとまた、際立ってはっきり見えてくる。

どっちかというと、わたしはアメリカ育ちの(育ちじゃないけど、笑)
新しいもの好きのチャラ系といえるとおもうのね。笑
若い時のわたしを知ってる人ならうなずくとこよね。



昨日、友達が東京に遊びにきてて一緒にかっぱ橋道具街に行った。
ずーっと道の両側にキッチン用品(プロ仕様のものも)の店が並んでて
一軒一軒、
これいいね、これよくね?
いやそんなに好きじゃない
いいなあこんなのほしいなあっ



ときめきながらまわった、時間がたりないほどだった。



心に残るほしいものが三つくらいある。
あの淡い赤色の皿、あの若草色の南部鉄器の急須、ステーキ焼くスキレット。


物にも恋する瞬間てあるよね。

一目ぼれ。

わあって心ひきつけられて、離れがたくなる。

でも、恋っていつか冷めるものでもあるから、笑、
とりあえず昨日は何も買わず、この恋が本物かどうか
しばらく待って様子をみることにしてる。笑


ずーっと長く大切にできるものを見つけて、
そういうものと一緒に暮らしていきたいなあって思ってる。

人間関係もだし、道具や日常用品も。

若いときには気づかなかったたくさんのものに
年重ねていくと出会えることがあるから、年取るのもいいよね、て思う♪