0091_魔族の王(016)裕也日記
裕也は、手に持っているワインの瓶を割った。
瓶は、口から3分の1を残して鋭く切り立っている。
(武器になるかな。)
少し思考が止まった。
(俺は、何をしようとしているのだ。
こんな凶器を使っては、
相手を傷つけてしまう。
それは、どんな相手でも
犯してはならない罪だ)
裕也は、寸でのとっころで思い止まった。
つづく。
裕也は、手に持っているワインの瓶を割った。
瓶は、口から3分の1を残して鋭く切り立っている。
(武器になるかな。)
少し思考が止まった。
(俺は、何をしようとしているのだ。
こんな凶器を使っては、
相手を傷つけてしまう。
それは、どんな相手でも
犯してはならない罪だ)
裕也は、寸でのとっころで思い止まった。
つづく。