ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0100_東の地球(006)裕也日記

2017年09月10日 15時19分32秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0100_東の地球(006)裕也日記

「それでは、創って見ましょうか。」
裕也は、そう言うと両手を開き、
天にかざした。
「光の如来神よ。力を貸したまえ」
善の心を込める。
「メディユの血縁のもの。
 メディの血縁のもの。
 そして、その民。
 イエスの血縁のもの。民よ。
 アラーの血縁のもの。民よ。
 我と善の誓いせしもの。
 蘇り給え。」
そして、両手を球になぞり動かした。
(人よ。街よ。山よ。海よ。全ての生き物。
 植物よ。
 生まれ変わらせたまえ。)
裕也は、力を込め8回なぞった。
球は、完成した。つぎに、
「天照大神よ。力を貸したまえ」
右手に拳を作り、球の横の位置にかざした。
そして、力を込め。
「恵みの太陽を作り給え」
爆発し、燃える太陽が現れた。
そして、左手を握り、また、かざし。
「闇の如来神よ。癒しの月を創り給え」
と叫んだ。
東の地球の誕生である。
(これで、心は善に向くだろう)

東の地球(完)

つづく。
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0099_東の地球(005)裕也日記

2017年09月10日 14時36分25秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0099_東の地球(005)裕也日記

(平面宇宙ではなく、地球と同じにできますか?)裕也
(光の如来神の力を借りましょう)天の声。
(しかし、全く地球と同じではなく、
 何か違いをつくりましょう。
 例えば、便の色を金色にして、匂いをなくせますか?
 神様らしく。)裕也。
(神の宇宙、東の宇宙に作れば、定義できます。
 可能ですよ。)天の声。
(武器は、一切、無くしましょう)裕也。
(はい)天の声。
(地球の人と同じように動く方法は、ありますか?)裕也。
(地球の人と同名天同姓天の絆を結びましょう)天の声。
その他、裕也は気づいた点を確認した。
(はい、それで良いと思います。)天の声。

「それでは、創って見ましょうか。」
裕也は、言った。

つづく。
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0098_東の地球(004)裕也日記

2017年09月10日 11時47分57秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0098_東の地球(004)裕也日記

(魔族の国は、時間が止まったままです。
どうしたら良いのですか?)天の声。

(生まれ変わっても、何もしないのは、
生きがいなくだめだと思います。)
少し考えて、
「そうだ、同名天同姓天にしましょう」
「そして、聖霊も」
と裕也は言った。

つづく。
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0097_東の地球(003)裕也日記

2017年09月10日 11時31分34秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0097_東の地球(003)裕也日記

結局、医者には、
「なぜ、そんなことをしたのですか」
と聞かれて、
「何か襲われる気がしました」
と答えた。
警察から親は呼び出され、
こっぴどく怒られ、
パトーカーのボンネットの修理代を払わせられて終わった。
裕也は、精神不安定だったとされ、
3か月様子を見たのちに退院した。

裕也は、自分の部屋に帰ってきた。
すると。
(裕也。さっそくですが、やれなばならないことがあります。
魔族の国は、時間が止まったままです。)
天から声が聞こえた。

つづく。
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0096_東の地球(002)裕也日記

2017年09月10日 10時40分16秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0096_東の地球(002)裕也日記

天から声がした。
(裕也。目覚めましたね。
 良かった。
 今まで地球に起こったことをお話しします。
 裕也。あなたは、買い物に行き。
 ワインを買いました。
 なぜか、途中にあったパトカーの
 ボンネットに
 ワインをぶち当てへっこまし、
 そして、平気に、そのまま、
 歩いていきました。
 警察は、あなたを追いかけ捕まえましたが、
 あなたが、意識を失ったので
 病院に運ばれました。
 若干の抵抗があったので
 拘束されています。)
(私は、人を傷つけたのでしょうか)裕也。
(いえ。それはないです)天の声。
(地球では、そうなっていたのか)
裕也は、一安心した。

つづく。
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0095_東の地球(001)裕也日記

2017年09月10日 10時16分44秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0095_東の地球(001)裕也日記

裕也は、目を覚ました。
そこは、病院に部屋で、
裕也は、拘束されていた。

(魔族の国は、どうなったのだろう)
裕也は、心配になった。

つづく。
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0094_魔族の王(019)裕也日記

2017年09月10日 09時59分57秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0094_魔族の王(019)裕也日記

地面は激しく回り、ガラスの嵐は、一段と大きくなり、
日本の形をした魔族の国全土におよんでいった。
罪を背負いし魔族たちは、ガラスの破片が刺さり、
次々死んでいった。
そして、魔族の城でも、この異変に
気づき始めていた。

メディは、(この大地の揺れは、何だ)と思った。
そして、窓から外を見た。
外は、風の嵐が吹き叫んでいた。
「バリン!!!」
窓ガラスが割れ、風が吹き込んでくる。
「アアアー」
メディの額には、ガラスの破片が刺さっていた。
メディは、静かに死んで行く。
その中で思った。
(蘇ったのに。なぜ。なぜ。
 あー。そうだ。
 仏法を信じたのに
 私は、何をしていたのだろう
 裕也。)
メディは、また死んだ。
罪を背負いし魔族は、全て死んだ。
大地は、2つに折れ。
そして、時間は止まった。

つづく。
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0093_魔族の王(018)裕也日記

2017年09月10日 09時31分10秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0093_魔族の王(018)裕也日記

裕也は、圧迫される中、
意識が薄れていった。
その時、地面がゆっくり回りだした。
だんだん早くなり、
空気が渦を巻き、竜巻のような風の
嵐が起こった。
嵐は、裕也が捨てたワインの瓶の欠片を
巻き上げていった。
(裕也、良くやった。安心しなさい。)
天からの声。
『魔族の者たちよ。仏法者に生まれ変われば、
 今までの悪の罪を償わなければならない。
 生まれ変われば罪が消える。
 仏法は、そんなに甘いものではない。
 決済の時が来た。』
天に轟くような声が響き渡った。

(何が起こるんだ?)
「ギャー ガァー ウォー」
ガラスの破片は、魔族たち襲い掛かった。

つづく。
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0092_魔族の王(017)裕也日記

2017年09月10日 07時44分01秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0092_魔族の王(017)裕也日記

裕也は、手に持っている瓶の欠片を捨てた。
「裕也。見つけたぞ」
ふと気づくと魔族の警備隊が公園を囲んでいた。
「私は、アイリア王女に会いに来ただけだ」
裕也は、警備隊に言った。
だが、そんなことが通じる相手とは思っていない。
「あなた達は、仏法を行ずると誓った者から
 蘇らせられた。
 その事を知らねばならない。
 あなた方は、仏法者なのです。
 過ちを犯せば罪は大きい
 仏国土を成せばならない」
裕也は、言い放った。
「俺たちは、悪魔だ。
 そんなこと知るか。」警備隊
「蘇らせられた時、仏法を信じると誓ったはずだ。
忘れたか」裕也。
「う。分からん」警備隊
「四の五の言うな。やれぇー」警備隊
魔族の警備隊は、裕也に襲い掛かった。
一人、二人、三人、四人、五人と
裕也は、払いのけた。
「なんて力だ。普通の人間か」
倒された警備隊が裕也の足を抑えた。
次々と数の力で圧し掛かる。
とうとう裕也は、警備隊に抑え込まれた。
裕也の体の上には、50人ともあろう警備隊が
圧し掛かっていた。
(動けない。これまでか)
裕也が観念しかけた時、

つづく。
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