ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0111_魔族の血が宿りし者(011)裕也の冒険

2017年09月12日 15時36分23秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0111_魔族の血が宿りし者(011)裕也の冒険

--毒入りカレー(3)--

裕也は、席に着いた。
カレーライスを一口食べる。
(味は、まぁまぁかなぁ)
一口、二口、…、半分食べた。
意識が遠のく。
(だめだ、目眩がする。)
裕也は、ふらつきながらも、
カレーライスを捨て、食器を
定位置に置き、食堂をでた。
(うぅ。吐き気がする。)
お手洗いに向かった。

つづく。
次回(毒入りカレー4)
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0110_魔族の血が宿りし者(010)裕也の冒険

2017年09月12日 14時38分31秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0110_魔族の血が宿りし者(010)裕也の冒険

--毒入りカレー(2)--

裕也は、午前中の仕事が終わり、
会社の食堂に向かう。
「チン」エレベータが7階の食堂についた。
(何を食べようかなぁ)
注文窓口に並ぶ。
(厨房の中をみると見慣れない人がいる。
 海外の人。大流行だな)裕也
「お兄さん。今日は、カレーが美味しいよ。
 どうしますか?」ヤァーが誘う。
暗殺僧ヤァーは、食堂の受付として潜り込んだのである。潜り込むのは、簡単であった。
食堂の従業員をつけ、知り合いになり、
毒をもった。毒と言ってっも2日ぐらい腹をこわす程度である。そして、まんまと、替わりに入った。
裕也は、カレーが好きでよく食べる。
「じゃー。カレーライス」
「これをかけると凄く美味しくなります。」
ヤァーは、粉状のものを振りかけた。
「そうなの。サンキュー」
裕也は、カレーライスを持って席に向かった。

つづく
次回(毒入りカレー3)


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0109_魔族の血が宿りし者(009)裕也の冒険

2017年09月12日 11時30分56秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0109_魔族の血が宿りし者(009)裕也の冒険

--帝釈天の加護ー--

裕也は、交差点を渡り言った。
(今何か、体から出たようなぁ)
裕也は、はじめて味わう不思議な感覚だった。
(裕也。私たちは帝釈天と言います。
 あなたは、魔族に仏法を教えました。
 紛れもなく仏法の行者です。
 私たちは、あなたを必ず守ります。
 安心しなさい。)
帝釈天は、微笑んでいた。

--毒入りカレー--

デアーは、暗殺に失敗した。
「裕也には、微塵の妖気もなく。
 殺意もない。
 普通の人間だ」デアーは、言った。
「それならなぜ殺せなかった?」暗殺僧
「仏法の守護神に守られている。
 裕也は、悪魔ではない。」デアーは、言った。
「だが今度は、俺の番だ。
 毒を飲んだらどうだ。
 情はなしだ。」暗殺僧ヤァーは、言った。

つづく。
次回(毒入りカレー2)
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0108_魔族の血が宿りし者(008)裕也の冒険

2017年09月12日 10時30分23秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0108_魔族の血が宿りし者(008)裕也の冒険

--帝釈天の加護--

裕也は、帰宅道を急いでいた。
交差点で信号待ちをしている。
(難波は、いつ来ても人で一杯だなぁ。
 本当に、外国人が多くなったな)
信号が青に変わった。
一斉に両側から人が歩いてくる。
暗殺僧デアーは、裕也の向こう側から歩いてくる。
(これで、一突きだ)
(あと1mぐらい)
そして、最終確認のために裕也を見た。
その姿は、裕也ではなかった。
眉は、太く吊り上がり、その目は怒りに満ち、眼光鋭く光っていた。
右手に鋭い剣を持っている。
(おおぉ。仏法者を守護する言われている帝釈天の姿ではないか)
デアーは、心が氷つき動けなかった。
裕也は、何も気づかづに交差点の向こう側に渡っていた。
第一回目の暗殺は失敗した。

つづく。
次回(毒入りカレー)


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0107_魔族の血が宿りし者(007)裕也の冒険

2017年09月12日 08時28分53秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0107_魔族の血が宿りし者(007)裕也の冒険

裕也は、心斎橋を歩いていた。
(良い服はないかな
 秋物が良いな。
 ここのショップに入って見るか)
裕也は、小ジャレタ服を飾っているショップに入った。
中に入ると、外からの光は、入ってこない。
店内には、丸い照明が天井に数か所ある。
そして、手前にガラスのショウウィンドウがあり、中に腕時計が並んでいる。
(金属の腕バンドか。
 俺は、革のバンドのものしっかしない。
 重そうなものばっかり、
 趣味じゃないなぁ)
横の壁の棚を見に行く。
カシミヤニットが並んでいる。
(センスが良いものがある。)
左胸と両肘に茶色の革のパッチが縫い付けてある。
(これにしよう)
裕也は、レジに商品を持っていき支払って、
ショップを出た。

つづく。
次回(帝釈天の加護)
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