
😅 『週刊新潮』短期集中連載「なぜ皇室崩壊の危機は起きたか」の最終回。
先週号末尾
覆水盆に返らずとはいえ、こうした“類例を見ない”騒動を繰り返さないためには何をすべきか。
今週号では二人の学者が「なすべきこと」を呈示している。
慶應義塾福澤研究センター都倉武之准教授

😇 一つ。皇室と国民の間に立って、双方のコミュニケーションを図る民間人が必要。例、小泉信三。

😇 二つ。皇室は宮内庁を通じて正確な情報を発信する。
皇室は公務と品位保持に励む。国民は皇室に感謝の念をもち程良く批判する。
まずは信頼関係の構築を。と。
ですから、その失われた信頼関係をどう回復して行くのか、というところが問題なのではありませんでしょうか。
皇室と宮内庁は国民を信頼できないから、情報を発信できない。
国民は皇室を信頼できないから、皇室を見る目が厳しくなる。
皇室にも国民に対する言い分はあるでしょう。
国民にも皇室に対する言い分はある。
しかし、国民の殆どは今のところ皇室が好きだし、好きなままでいたいと思っている。その気持ちを裏切らないでいただきたい、と言っているだけなのですけどね。
😐 都倉准教授は、皇族の意向に唯々諾々と従うのではなく、将来のことを考えて意見できるような人物が皇室と国民の仲介役に相応しいと考えているようだが…。
都倉氏が念頭に置く小泉信三氏は、そのノートを読めば氏が高い理念と情熱をもって皇太子明仁の教育に心血を注いだことが解る。
が、皇太子明仁は小泉信三氏が頭に描いたような人物にはならなかったし、平成の皇室運営は小泉氏の理念とはどうも違う方向へ行ってしまったように見える。
一首詠んでみました。
有り難き師父の教えも鐘の音も聞く気が無ければただの雑音
うーん。歌、なんですかね。狂歌?

