憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

部屋の中で焚き火!・・『御火焚き』

2022-11-02 01:37:25 | 雑感
高森明勅 等「愛子天皇」派、女系天皇派が発信する曲解、捏造記事の中でも、これは質が悪いほうでしょう。


😔 欧州の王室が増えすぎたロイヤルメンバーを間引くために行っている「王室のスリム化」を、消え入らんばかりに人数が減った皇室に求めるとは、いったい何を考えているのでしょうね。

心が疲れた夜、彬子女王の雅なお話が聞きたくなって、ネットの『和楽』を覗いてみました。
😊 宮中で大正まで行われていた「御火焚き」について書かれています。
幼い頃、火鉢で餅や蜜柑を焼いて食べたことを思い出しました。
蜜柑の汁で半紙に字や絵を書いて、火鉢で炙ると焦げた文字が浮き出してくる遊びもよくしました。
宮中で行われていた「御火焚き」は、身近な神事という感じですが、火鉢を囲んでの楽しみと同じ種類のお楽しみだったようです。

😀 興味深いのは此処↓

準備ができて、両陛下がお出ましになると、係の女官である命婦(みょうぶ)が火打石を使って薪に火をつけ、燃え上がったところに饅頭とみかんを投げ入れ、最後にお神酒を注ぐのだそうだ。

この火が上がっている間、女官たちは「たけ、たけ、御火焚き、のう、のう、御霊どんの御火焚きのう、のう、みかん、饅頭、ほしや、のう、のう」と、火が消えるまで繰り返し囃し立てる。「御霊どん」というのは、御霊神社の神様のことだが、宮中では「さん」は身分が上の人につける言葉であり、両陛下がお出ましの御火焚きの場では、両陛下の方が神様より上にあたるので、同僚などを呼ぶときに使う「どん」をつけるのだそうだ。御霊神社には、崇道天皇を始めとする多くの皇族方の御神霊が祀られているが、確かに今上陛下の方がお立場は上になる。

😀 御霊神社(ごりょうじんじゃ)の御神霊より、今上陛下のほうが立場は上。浅学にして、初めて知りました。
天皇というものは、素晴らしい。


上御霊神社 桓武天皇の時代、疫病流行の折、御霊の祟りとして、早良親王(崇道天皇)を祀ったのが始まり。

今年の夏はことのほか暑く、暑さも長く続きました。
それでも、11月に入ると足元が冷え、そろそろ暖かいものが恋しくなりました。季節はひっそりと変わっています。

宮中の「御火焚き」は11月8日(彬子さまは新暦で書いている)に行われていたそうですが、江戸時代炬燵開きの日は亥の月亥の日とされていました。
旧暦の亥の月は10月、新暦では11月になります。2022年の亥の日は11月6日、御火焚きも、炬燵開きも、ちょうど今頃です。

11月2日、しっとりと雨が降り、夜は冷えます。
「時雨の炬燵」ですね。



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