憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

カタールの久子さま

2022-11-29 10:46:46 | 高円宮
サッカーには全く興味がありません。
私が通った高校には「1年、2年の女子は手分けして男子他校試合に応援に行く」という慣例があり、「〇年〇組の女子は〇〇」と持ち回りで振り分けられ、1年生の時はサッカー、2年生ではハンドボールの応援に行きました。
チアガールが一般的で無かった時代、女子生徒の応援を男子生徒の士気を上げるために利用しようとしたのでしょうか。笑。
冬、サッカーについて何の予備知識も無いままに、冷たい風が吹きまくるグランドへ行かされ、あちらへこちらへ走り回るだけでちっとも点が入らない試合を観て、私は「サッカーはツマラナイ、何が面白くてサッカーをするのか」と形相変えて駆け回る男子生徒達が恨めしくさえなった。サッカー部担当の教師は、応援の女子生徒を労ってくださいましたが、2度とサッカーの応援には行きたく無いと思い、2年生でハンドボールを振り当てられた時にはホッとしました。

スポーツで純粋に人間の限界に挑まれているかたには申し訳ないですが、スポーツとスポーツ大会は別物。スポーツ大会はエンタテイメントであり、興行である、という思いがある。
興行にはカネの話が絡むのは当然です。
オリンピックもFIFAワールドカップも所詮興行。所詮興行なものを一生懸命「興行では無い」と関係者は言い張っている。

興行を興行ではない。と見せかけるために天皇・皇族も一役買っているのかもしれない。




高円宮妃久子さま、日本代表激励 日本サッカー協会名誉総裁
29日6:00 FNNプライムオンライン
高円宮妃久子さまは28日、訪問先のカタールでFIFAワールドカップのスペイン戦を控えた日本代表を激励された。

日本サッカー協会の名誉総裁を務める久子さまは、27日にカタール入りして、日本 - コスタリカ戦を観戦し、28日にはカタール国立博物館を視察された。
その後、久子さまは、日本代表のキャンプ地にも足を運び、選手たちを激励された。
久子さま「疲れを思いきり取って、悔いのないような試合展開をしてもらえればうれしい」
久子さまは、日本 - スペイン戦を観戦し、12月3日に帰国される予定。

😇 カタールへの渡航費、移動費用は警備も含めて税金が投入される。
今回のカタール行きは、「非公式訪問」とされているが、非公式だからと行って久子さまがお一人で行かれることはなく、久子さまが全て自腹を切って訪問されるわけでもない。
ネットには「サッカー観戦に税金を使うのか。」という声もあがりはじめている。いやいや、観戦だけのお楽しみではないでしょう。今やスポーツ大会が大きな利権を産むことは常識。サッカー協会名誉総裁の久子さま、わずかなりとも…。   ・・・皇族は税金使って金儲け?


カタールへ出発される久子さま


コスタリカ戦を観戦される久子さま

私は高校時代、予備知識無くサッカー観戦して、サッカーに興味が無くなった。
サッカー協会は予備知識の無い国民に予備知識を与えてファンにしようというのか、ニュース番組は大会が始まってから軒並みに午前も午後もサッカー報道。試合の分析、予想。技の解説と選手個人への礼賛に埋め尽くされている。他に報道すべき事件は起きていないのでしょうか。


11月28日~12月4日 ご予定

2022-11-29 00:25:18 | ご予定
11月28日午後11時45分現在、ご予定の報道は未だありません。


天皇陛下、東大病院をご退院 前立腺の生体検査
2022/11/28 10:49 産経新聞
天皇陛下は28日、前立腺の組織の一部を採取する生体検査のため、27日から入院していた東大病院(東京都文京区)を退院された。

陛下は28日午前10時半過ぎ、病院を車で出る際には、窓を開けて沿道の人に応じられた。

宮内庁によると、陛下は27日に生体検査をご受検。大事をとって1泊された。結果は後日、宮内庁が公表する。
陛下は6日、前立腺のMRI検査を受けられた。肥大が確認されたものの、宮内庁は「懸念される所見はない」と説明。念のため今回の検査を受けられた。


退院される陛下。心なしかお元気がない。
先週は新嘗祭を中心にあれこれと公務があってお疲れの所へ、「痛い」という噂もある生体検査を受けられたから、ね…。😟 
取り分けて何かを期待をしている御方ではないけれど、御回復をお祈りいたします。

秋篠宮ご夫妻、税関150年式典ご臨席
2022/11/28 16:49 産経新聞
秋篠宮ご夫妻は28日、東京都千代田区のホテルを訪れ、税関の発足150周年を記念した式典に臨席された。

秋篠宮さまはお言葉で、9月に羽田空港などで税関の現場を視察したことについて、「皆様が日々士気高く職務を遂行されることによって、人々の安寧な暮らしが築かれていることを再認識した」と振り返り、税関職員に敬意を表された。税関が150年にわたり、社会や経済の変化に的確に対応してきたとして、今後も「社会的使命を果たしていかれることを期待しております」と述べられた。

式典には、自民党の麻生太郎副総裁らも来賓として出席。明治5年に正式に発足した税関の歴史を振り返る映像が上映された。 



😀 今年は50年、100年、150年、の記念式典が多かったような気がします。
何ごとかの節目が来ているのでしょうか。

何時の頃からか報道では「出席」という言葉が専らとなっていたが、最近は「ご臨席」をいう言葉を報道でも見かけるようになった。
皇室を庶民化させ過ぎて高貴さが無くなってしまったことに危惧を抱いている者がいるのだろうか。それとも皇室に権威が無くなっては利用価値が無くなると危惧している者達がいるのだろうか。

紀子さまのツーピースの色が素敵ですね。パールのネックレスが妃殿下の上品さを際立たせていると思います。
胸元のブローチが気になります。大きな写真で拝見したい。


21日~27日 ご動静

2022-11-28 23:21:41 | ご動静
*21日、宮内庁が発表した天皇御一家のご予定

天皇、皇后両陛下、愛子さま
11/22(火)
天皇陛下 皇居・宮殿(令和4年度文化功労者らのあいさつ)
11/25(金)
天皇陛下 皇居・蓮池参集所(賢所勤労奉仕団《新嘗祭(にいなめさい)奉仕者》のあいさつ)


――― 以上。

*実際のご活動
(21日)
【午前】
陛下 大臣1人の認証官任命式(宮殿)

(22日)
【午後】
両陛下 令和4年度文化功労者が拝謁(宮殿)
陛下 ご執務(御所)

(23日・勤労感謝の日)
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所) 

(24日)
【未明】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《前夜に引き続き、暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《前夜に引き続き、暁の儀》終了までお慎み(御所)

【午後】
陛下 神宮祭主の黒田清子さんからあいさつ《神宮新嘗祭奉仕終了につき》(御所)
両陛下 東京国立博物館創立150年記念特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」ご覧(東京都台東区・東京国立博物館《平成館》)

(25日)
【午前】
陛下 賢所勤労奉仕団ご会釈《新嘗祭奉仕につき》(皇居・蓮池参集所)
【午後】
陛下 ご執務(御所) 

(26日)
両陛下 ボーイスカウト日本連盟の創立100周年記念式典 (東京都渋谷区・明治神宮記念館)


会場に到着し、関係者の出迎えを受けられる天皇、皇后両陛下=26日午後0時43分、東京都渋谷区(代表撮影)



(27日)
陛下 ご検査(東京都・文京区 東大病院)


***
(28日)陛下 午前10時ごろ ご退院


*御執務 週2回 午後

赤字 予定発表されていない活動
😐 予定発表くらいキチンとすれば良いだろうに…。
「愛子天皇」派は「予定発表すると襲撃されるから」と言うが、それなら予定発表されるお出ましが有ることを説明できないだろう。バカバカしい。

参考:昨年2021年11月22日の予定発表。
宮内庁は22~28日の予定を発表した。天皇陛下と秋篠宮さまは23日、新嘗祭神嘉殿の儀に臨む。
 
天皇、皇后両陛下、愛子さま
11/23(火)天皇陛下 神嘉殿(新嘗祭神嘉殿の儀)
11/25(木)天皇陛下 蓮池参集所(賢所勤労奉仕団と面会)

2021年11月23日、24日のご動静
(23日)勤労感謝の日
【夜】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《夕の儀・暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《夕の儀・暁の儀》終了までお慎み(御所)

(24日)
【未明】
陛下 新嘗祭神嘉殿の儀《前夜に引き続き、暁の儀》(皇居・神嘉殿)
皇后さま 《前夜に引き続き、暁の儀》終了までお慎み(御所)
【午後】
陛下 ご執務(御所)
両陛下 令和3年度宮内庁永年勤続表彰者が拝謁(御所)
両陛下 皇宮警察本部長表彰の永年勤続功労者が拝謁(御所)
22日~28日 陛下ご動静 - 憂国の花束

😐 昨年は天皇が神嘉殿の儀に臨まれることを予定発表している。
何故今年は予定発表を止めたのか。
「宮中祭祀は皇室の私的行事だから」というのは皇嗣殿下の予定発表されているので、違うだろう。
皇后のお慎みが欠席ではなく、新嘗祭にともなって慣例として行われる宮中行事なら予定発表があっても良いのではないでしょうか。

新嘗祭夕(よい)の儀は午後6時から午後8時まで、暁(あかつきの儀は午後11時から翌日午前1時まで。
午前1時なら、夜更かしの雅子さまは起きているのが日常のこと。楽々起きていられたでしょう。
平成の天皇御一家には、まだしも新嘗祭の夜には重々しい雰囲気があったようですが、令和の天皇御一家も昨年はまだしも、今年は祭儀が終った途端に家族でサッカーの話に興じ、「新嘗祭で観られなく残念のご様子」と報じさせる…。
令和になっていきなり新嘗祭が天皇御一家の中で軽い扱いになってしまったようで、残念です。


「お慎み」 補足あり

2022-11-26 23:51:47 | 令和の天皇家
平成の後半、それまで熱心に祭祀に取り組まれていた皇后美智子さまは御高齢による体力の衰えと頸椎症候群の悪化を理由に祭祀を”お慎み”されることが多くなっていました。そのため多くの国民には、「お慎み」とは本来出席すべき祭祀を欠席すること、という理解がインプットされてしまいました。
しかし、宮中祭祀には、元々皇后はじめ女性皇族の出席を要していないものがあり、そのような祭祀に出席しない場合も「お慎み」という言葉が使われていたようです。

女性皇族が出席すべき祭祀を欠席する場合も「お慎み」
女性皇族の出席を要しない祭祀に出席しないことも「お慎み」

混乱を招いた元は出席すべき祭祀を欠席する際に「お慎み」という言葉を使った美智子さまでしょうか。
宮内庁はHPで、国民に皇后の出席を要する祭祀と皇后の出席を要しない祭祀を明らかにすべきでしょうね。
もしや、宮内庁が明らかにしないのは、本来出席すべき祭祀の御欠席を「皇后は出る必要がないからお慎みされた。」と国民に誤解させる意図でもあるのでしょうかしら。😁 

お慎みを考える資料
その1(コメント欄、一つ葉田子さんご紹介による)

皇后さまと子どもたち 宮内庁侍従職監修 毎日新聞社(平成20年)

「新嘗祭の折などには、祭祀が深夜に及び、皇后様は御装束をお召しになり古式ゆかしいお姿のまま、
御拝を終えられた陛下と共にお祭り終了までお慎みの時を過ごされます。
このような祭祀の夜は『およふかし』と御所で呼ばれておりましたが、
宮様方も一定のご年令に達されてからは、それぞれにこのお時間を
最後まで静かにお過ごしになるようになりました。
終了のお知らせが参りますと、お二階の両陛下のお部屋までいらっしゃった宮様方の、
『お滞りなく…』『おやすみなさい』とおっしゃるお声が次々と響き、
祭祀の終わった安堵を感じるものでございました。

😐 後に美智子さまは、高齢と頸椎症候群の悪化を理由に、「お慎み」の古代装束を止めてしまわれました。これも国民の「お慎み」理解の混乱を招いた原因でしょう。

資料
その2
「皇室祭祀と建国の心」
鎌田純一(元宮内庁掌典) 
😐 興味深い記事。平成7年の皇室には昭和の威風が残存していたことが解る。三笠宮大殿下、寛仁親王殿下、高松宮妃殿下、大御所方がお元気だったからだろうか。
日本会議のかたですから、語り口が神がかっているがエピソードは興味深い。

文中、陛下、天皇は現在の上皇、皇太子は現在の今上。先帝は昭和天皇。

陛下は毎年、新嘗祭の御習礼(ごしゅらい)(※お稽古のこと)を必ず二、三度なされますが、大嘗祭のときには御習礼を六度もなさいました。陛下は御習礼といえども、少しも揺るがせにされない。一度は完成前の大嘗宮の中で御習礼あそばされましたが、そのときは、昭和天皇のご学友で、侍従もされた永積元掌典長を側におかれて「先帝と少しでも違っているところがあったら言うように」と仰せられて御習礼に臨まれました。 

それくらい陛下のお祭りに臨まれるご態度は厳粛なものなんですね。これが歴代天皇のご精神でいらっしゃる。国民全体が緩んだ中でも、陛下は決してお祭りを揺るがせにされることはないということを私はよくよく拝見させて頂きました。

😅 国民全体の緩みもさらに進んだのでしょうが、今上も緩々で…。新嘗祭よりサッカーの結果が気になるご様子。

また例えば伊勢神宮の神嘗祭のときなど、全皇族方お慎みです。先帝もそうでしたが、陛下もご公務だからといってその日に皇族が外出されることは許されません。その戒めは厳重です。

😐 重要な祭りは出席する必要がなくても「お慎み」が要求されていたようです。

― 皇后陛下もお見送りされるわけですね。私たちが全然知らないところでのお祭りの営みですね。
鎌田 それは、私たちも考えなければいけないことですが、今は宮中祭祀を陛下の私的行事ということにしてしまっていますから、取材は一切させません。またいいかげんなことを書かれても困りますから。ただ、そのときどきの法令がどうであろうと、幕府の時代であろうと何であろうと陛下ご自身は天照大御神の御神勅以来のお祭りをきちんとあそばしていらっしゃるということです。そのことは先帝が今の陛下に、今の陛下が皇太子殿下にと如く、代々受け継がれて来たご伝統です。

😐 ――「天皇の私的行事だから」「いい加減なことを書かれても困る」から祭祀の営みについて取材させないし、語らない。
鎌田氏はそう言っているが、現在の宮内庁もそのスタンスでしょう。
いい加減なことを書かせないためにも、宮内庁は祭祀について国民に正しい知識を与えるべきだと思うが…。

宮中三殿の中で行われている秘儀を明らかにする必要はないが、「皇后の見送り」「皇族の参加を必要とする祭祀」「皇族が参加する必要が無い祭祀」「お慎み」についてくらいはHPで解説しても良いのではないでしょうか。






御祭服(束帯、袍)御祭服(ごさいふく)は、宮中祭祀の神事の中で、最も清浄にして神聖な御服であり、練らない白生絹で製作されたもので、大嘗祭の「悠紀主基(ゆきすき)両殿親祭」、年中恒例の神事では新嘗祭の時にだけ召される。冠は幘製の御幘の冠(おさくのかんむり)で、これらは天皇が未成年の場合には一切召すことができない。


平成の天皇 大嘗祭
令和の天皇 大嘗祭

帛御服(束帯、縫腋袍)
帛御服(はくのごふく)は、前者に次ぐ祭儀服で、純白無文、冠は立纓(冠の纓が前方に立っているもの)である。ただし、未成年時はこれらを召さず「空頂黒幘」を召す。即位の礼の一部と、大嘗祭の渡御のときにしか召されず、通常は用いられることはない。

😅 今上かと思ったら、1990年平成2年、大嘗祭の現上皇でした。
さすが親子です。
写真を取り違えたようです。どうみても今上ですよね。恥。

天皇の祭儀服を丁寧に解説しているサイトは多いのですが、皇后の祭儀服についての解説は殆ど見あたらないのです。


皇后の帛御服。

どのサイトも日本服飾史の解説とほぼ同じです。
御儀服
皇后、皇族は唐衣、表着とも二陪織、色は白、赤、青色が最も重く、打衣にも菱紋ひしもんなどの文が用いられる。この形式の御装束は即位礼当日紫宸殿の儀、即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁しんえつの儀にも御召しになる。

皇后の御服にはその他帛御服はくのごふくがあり、これは大礼の時、即位礼当日賢所大前の儀及び大嘗祭だいじょうさいに用いられる。

また、御五つ衣、御小袿、御長袴がある。これは最も多く用いられるもので、大礼の時、宮中三殿に期日奉告の儀、即位礼後一日賢所御神楽の儀、京都より還幸後に於ける賢所神楽の儀及び皇霊殿神殿に新謁の儀を始め、年中恒例の大祭、小祭を通じて用いられる。

皇室祭祀令には「お慎み」についての記載はなく、勿論「お慎み」には何を召されるのか書いてありません。
美智子さまがお慎みの折に召されていた白装束は、もしかしら、祭祀に熱心だった美智子さまが独自に進んで召されていたのではないか、と、取りあえずの結論としておきます。
そのあたりのところ、詳しく御存知のかたのご教示を待ちたいと思います。


補足:
😃 早速、コメント欄でシロガネさんのブログ『シロガネの草子』にお慎みに関する記事があると教えていただき、大変勉強になりました。

新嘗祭のお慎みの際に皇后が召すのは白い「袿」と「長袴」のようです。お付きの女官さんが来ているのは、写真から察するに大正4年に定められた「女官袿袴礼服」というもののようですが、こちらも白です。

私のバイブル、『祭祀令』を見てみましょう。
大祭式に於ける服装規定の部分、


皇后 皇太子妃は五衣、小袿、長袴。


女官は袿袴
大正4年制定「女官袿袴礼服」



公家女房五衣小袿(平安時代)



公家の女房の正装は唐衣、裳をつけることであるが、この正装にかえ高貴の方々では単、五つ衣の上に小袿を重ねられることがあった。
近世の小袿は袿と同形で、表地と裏地のおめりの間に中陪という別裂をつけた三重の仕立のものをいうが、平安末期では必ずしもこのことばかりでなく、やはり身丈が多少短いものと思われる。これは女子の准正装といえる。

ブログ『シロガネの草子』に添えられていた写真では新嘗祭のお慎み近世の皇后がたた美智子さまが召された袿は三重仕立てです。女官の方々が着ている白い袿もこの写真の「女官袿袴礼服」より簡素です。

祭儀に参列はしないが、参列に準ずる装束を着て”お慎み”の時を過ごす。ということなのでしょうね。
美智子さまは平成の後半、装束の負担が大きいということで、祭祀を欠席されることが多くなりました。おそらくそのころから、お慎みでも装束は召されなくなっているはずです。
同じく雅子さまも祭祀を欠席し始めたその理由は「装束の負担が大きい」でした。当然お慎みも装束は召されていないのではないでしょうか。

貴重な写真を拝見し、自分でも調べて腑に落ちました。
ご教示ありがとうございます。