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犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

狂言劇場その七

2011-12-05 17:28:21 | お出かけしたこと
日ごろから野村萬斎ファンだと言っている私ですが、
そのわりには萬斎さまの狂言を生で観たことがない、ミーハー的素人ファン

萬斎さまは世田谷パブリックシアターの芸術監督を務めておられる故、
家から近い劇場で毎年公演を観られるという恵まれた環境なのに。
7年前にお芝居を観たきりだ。
まあ近年は、う~に~置いて行けないという理由もあったのだけど、
今年こそは観たいと思っていたわけです。

そんなところに、萬斎マニアで私よりもずっと詳しい、犬友のラルママさんから、
チケット一緒に取りましょうか?とありがた~いお誘いが
自分でひとりで行ったら、きっと遠くの席しか取れなかっただろうけど、
ラルママさんがゲットしてくれたのは、なんと前から2番目
萬斎さまをガン見してきました。
あ~目の保養、心の栄養、気分高揚だYOO(←ここんとこ、ラップ調で読んでください)

早めに待ち合わせして、先に食事をしてから会場に向かいましたが、
お食事のことは後で書きます(つまり記事数を増やしたいわけね

今回観たのは、狂言劇場その七
舞のAプロ、語のBプロという2つのプログラムがあり、私たちが観たのは初日のAプロ。
何しろ私は初心者。古典芸能に詳しいわけでもありません。
内容については、↑にリンクした世田谷パブリックシアターの演目紹介をお読みいただくか、
ラルママさんがわかりやすくまとめておられるので、ラルママさんのブログ
お読みください(←丸投げ)。

私は印象に残ったことを簡単に。

狂言「棒縛」は狂言の代表的な作品で、素人の私にも難解なところはなく、大いに笑えて
楽しめました。
狂言というのは、面白いのはもちろんですが、とても前向きにポジティブになれるものだなあと思いました。
諦めないチャレンジ精神や、主人に禁じられるとかえってやりたくなる反骨精神
(しかも盗み酒。ハゲシク共感する私)。
それが悲愴感を伴うものではなく、明るく愉快に行われるから、そう感じるのかも知れません。

萬斎さまの小舞「鮒」。
至近距離で観て、萬斎さまの軽やかな、躍動感あふれる舞に魅了されました。
その圧倒的な跳躍力に感動。
素敵すぎる

後半はラヴェルのボレロを萬斎さまが舞う「MANSAIボレロ」。
これは古事記の「アメノウズメ伝説」や足拍子を踏み鳴らして舞う「三番叟」を
ボレロに重ね合わせて振付けた新作とのこと。
初心者な私は三番叟を観たことがないし、古事記もよく知らないので、正直なところ
よくわからなかったのです。
しかしわからないから、かえってただ単純に、ボーっと萬斎さまの美しさに見とれていられたのかも。
真っ白な装束の萬斎さまは、ホントきれいでした。

もっともっと観ていたかった。もう終わり?とちょっともの足りない感じはしましたが、
狂言も舞も、たいへん体力を使うものであることが、近くで観てよくわかりましたので、
「やだ~!もっとやって」なんて思っても言えない(笑)

これからは毎年観に行くぞ~
来年は狂言の他、萬斎さまが出演されるお芝居にも行きたいので、がんばって働きます

ラルママさん、Yちゃん、ありがとうございました。
またご一緒できるのを楽しみにしています


さっそく図書館で借りてきた萬斎さまの本←どうせなら行く前に読んだ方がよかったのでは

コメント (4)
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