クローゼットを引き払ったはずのおばまん、今日の午後は再びクローゼットに引きこもり。
というのも、今日は病院に行ったから。
たぶんこうなるであろうことは、予測していた。
朝、う~に~ベッドでリラックスして寝ているおばまんの上から、洗濯ネットを被せようとして
気づかれ、逃げられた。
かまくらに逃げ込んだおばまん。かまくらの入口に洗濯袋を被せて追い出され、捕獲される。
キャリーバッグに入れられて病院へ。
こんな目に遭ったのだから、「この部屋にいると危険。このヒトたち何するかわからん」
と思うのも無理はない。
う~に~やまいすなら、嫌なことされても、それで私たちとの関係が壊れることはなかった。
あのこたちは、最初から人を警戒していなかったから。
だけど人間を警戒して生きてきた臆病なおばまんは、まだ私たちを本気で信頼してはいない。
もしかしたら、この先も100%信頼されることはないのかも知れないとも思う。
それでも、おばまんはこの2ヶ月で、ずいぶん私に気を許すようになってきた。
「心から信用はしてないけど、美味しいものくれたりブラシしてくれる、一応安全なヒト」
くらいの認識はしていると思う。
だから1ヶ月前の通院時とは違い、引きこもりになったとしても、今度は回復も早いような気がした。
帰宅後、おばまんは2階に上がり、誰もいない場所でひっそりと隠れていた。
近づくとシャーって怒る。
でもこちらも少しは慣れたので、無視して放っておくことにした。
夕方、おばまんは1階のクローゼットに入った。
ごはんは部屋に食べに来たが、食べ終わるとサッサとクローゼットに帰った。
ま、しかたないよね。と思い気にせずにいた。
夜9時頃になって、ようやく部屋に入って来た。
座椅子に乗って、なぜか急にゴロゴロ甘える。甘噛みもする。手からオヤツも食べる。
そして座椅子で寝てしまった。
私の隣りで安心して寝ている。
大丈夫だ。もう引きずってない。
よかったよかった。
検査の結果もよかった・・・いや、よくはないか。
正常値よりはまだだいぶ高いけれど、肝機能の数値GPTもGOTも、前回に比べると
著しく下がっていた。
血糖値も一気に下がっていたので(それでもまだ高いが)、糖尿の可能性よりも
ストレスで上がったのだろうとのことだった。
肝臓の薬をまた1ヶ月続け、ひと月後に再検査。
せっかく行ったので爪切りもしてもらった。自分ではまだできないからね。
ひとつ残念なのは、体重が全く減っていなかったことだ。
カロリー計算もし、かなり少なめにしか食べさせていないのに、ちっとも痩せてない
シェルターでは走ったことないらしいが、今は毎日走っているから期待していたのになあ。
食べるのだけが楽しみなのに、これ以上減らすの気の毒だし。
うーーーむ。どうしたものか
肝臓に負担をかけないよう気をつけながら、食べる楽しみも存分に与えてやりたいと思う。
大変な思いをしたおばまんには、今日は鯛のお刺身をちょっとだけ食べさせてあげた
ウェットもカリカリも好きなおばまんだけど、やっぱりお刺身は格別美味しいらしい(笑)。
ベッドでくつろいでいる早朝のおばまん。チビのぬいぐるみがベッドから落ちているのは何故だろう?
夜になってやっと座椅子に乗って寝ちゃったおばまん。黒い部分だけ見るとまいすそっくり