ありがとう~に~♪

犬猫ネタがないので、主に見た映画と食べたものを記録するだけのブログ

増村保造生誕100年

2024-09-16 09:23:26 | 日記
国立映画アーカイブで開催中の『ぴあフィルムフェスティバル』に行ってきた。

 
私が見たのは『生誕100年 増村保造新発見!』という特集。
 
『動脈列島』(1975)
新幹線の騒音被害がテーマ。
『新幹線大爆破』と同年の公開なんですねー。
『曽根崎心中』(1978)
宇崎竜童の映画デビュー作品。
まだ下手だな〜と思って見てたけど、梶芽衣子さんは「宇崎さんが素晴らしかった」と仰っていた。
一番印象に残ったのは九平次役の演技で、あまりにも憎たらしくて殺意をおぼえた

2本立てトークショー付き。
涼しい映画館で半日過ごして1300円(早割)。
なんと経済的な娯楽であろう。

昼ごはん食べる余裕はなし

梶芽衣子さんはガラッパチ感あるなーと思ったら😁、神田の生まれ生粋の江戸ッ子だそうで。 
司会の工藤監督の質問への回答がどんどん脱線していくので、トークショーは20分も時間オーバーした笑

増村監督は東大法学部で三島由紀夫と同級生。
三島由紀夫主演映画も撮っている。
イタリアに留学し、フェリーニやヴィスコンティに師事したすごい経歴の人。
有名な巨匠にはならなかったけどね。
増村監督は『兵隊やくざ』や『陸軍中野学校』のシリーズを世に出した人で、大映を支えた監督というイメージが私にはある。
後方の席だったから、きれいに撮れなかったけど
梶さんはスタイルがよくてお綺麗でした(胸がないって言ってた笑)。

梶芽衣子さんと言えば、私にはやはり『鬼平犯科帳』のおまさですよ。
『曽根崎心中』の後、梶さんは増村監督に「今後何をすればいいでしょうか」と聞いたら「歌舞伎」と言われた。 
それで歌舞伎を見まくったそうです。
そこで「間」を意識するようになった。
吉右衛門さんの「間」は完璧だったと仰ってましたね。

お腹空いたけど楽しい半日でござんした
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« パン屋のモーニング | トップ | 今日いち-2024年9月17日 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たけ)
2024-09-16 19:12:05
さすが都会ですね。1300円で梶さんのト−クショウを観る事が出来るなんてすばらしい。写真きれいに撮れてますね。梶さん美しいですね。梶さん、ク-ルなイメージありますが、お話好きなんですね。当時のお話たくさん聞きたいですね。増村監督すごい人なんですね。映画を1本撮るのには、予算が必要なんですね。巨匠でなくても素晴らしい映画を残してくださいましたね。
返信する
たけさま (うにまいす)
2024-09-17 20:25:37
当日券が少し出ましたが、行列になっていました。
原田美枝子さんが登壇した回もあったようです。

梶さんはスリムでした。 
ハッキリ物を言うので、生意気だと評判になった新人時代とか、面白い話が聞けました。
ネットのニュースにも少し出ていました😄
返信する

コメントを投稿