花押は署名みたいなもの
今のは師匠入れてメンバー5名だけど、そのうち人数増えてきたりしたら書簡で情報交換も頻繁になるだろうし、て事で、その書簡の本人確認、みたいな感じで使うかと
・名前の一文字目からとる
・一筆書きできる
この二点を重視して各自デザイン
ウイと師匠だけ羽マーク(元天使なのであんまり字とか書かないイメージがある)
天使ツアーズナンバーは自己申告
とりあえずリーダーとサブリーダーさえはっきりしてれば、数字で序列とか別にいらねーじゃん、っていう
まあリアルのナンバープレートみたいな感じで
この二点の4コマもあったりするけどめっちゃ長くなる上にオチがないっていう取扱注意物件になったので割愛
ナンバー決めのとこだけ抜き出し
「この天使ツアーズNo.は、どうする?」
「あー、自己申告制でいいんじゃね?」
「はあ?」
「…自分の好きな数字で良いって事、ですか?」
「(ミカの私設ファンクラブ)ほしおとめ会員の方でやってる方式なんだけどさ、自己申告。それがさー、入会順にナンバー付けてくとさ、新参だの古参だのでマウント合戦始まるじゃん。ただの数字にそこまで思い入れるくらいだったら、楽しく思い入れすれば良いじゃん、って思って。自分の好きな数字付けたら良いよ、って方式採用してから割と平和」
「No.被ったらどーすんだよ?」
「まあ気があうわね、って仲良くしたら良いじゃん」
「……(会員ナンバーの意味)」
「でもウイ別に好きな数字とかないよ?」
「俺も特にないけど…、なんかこう語呂合わせとか縁起担ぎとかあるんだよ色々」
「例えば?」
「例えば、えっと、俺だったら116とか。ひーふーみーの数え方で1がひ、次の1がい、でひい、6が、ろ。ひ・い・ろ」
「あー、名前になるんだ!」
「じゃあ私は30(ミオ)です」
「そう、そんな感じ!良いね!」
「ウイは?」
「…できないのもあるから…」
「俺は?」
「できないのもあるから」
「なんでー!どーしてー!ウイにもなんか作ってー!」
「あーもー…、えーっと、うーんと、むぅ。…70」
「ななじゅう」
「7はカタカナのウみたいじゃね?」
「みたいじゃねえ」
「…0はレイって読む」
「ななじゅう」
「ななじゅうだな」
「ゴロにできないのもあるんだって!!」
「あ、あああ、あのあの、名前ができないのは仕方ないとして、名前にこだわらなくてもウイちゃんはちゃんとウイちゃんらしいの作れますよ。104(てんし)とかどうですか?」
「あ!本当だ!天使だ!素敵!」
「ななじゅうよりは読めるな」
「良い良い!お師匠様もこれにする!」
「…する、って(師匠に聞かねーのか)」
「じゃあ俺も116は無理やりっぽいから、1123にしよ」
「いいにいさん」
「良い兄さん、俺にも作ってくれ」
「…君たち(なんでそんな他人任せなのか)」
「あー!ミカちゃんに良いのあるよ?877」
「ば、バナナ?」
「バナナ?!」
「お月様の形だしー、黄色いしー、可愛いよ?」
「却下」
「なんでー!どーしてー!!」
「バナナになんの思い入れもねーんだよ!!」
「あー、じゃあ145」
「…ひよこ?」
「ひよこ?!」
「ミカ、俺の村でひよこちゃん言われてるし、黄色いし、可愛いぞ」
「却下!!!!」
「黄色いのにー」
「(いつの間にか黄色押しに…)」
「じゃあ、こんなのは?11922960」
「なが!!」
「長!!」
「いいくにつくろう?」
「おおー」
「お、おお」
「ただ、これにしたミカは、以後、『鎌倉幕府』と呼ばれるだろうけど」
「…却下」
「37514(みんなこいよ)」
「来なくて良い」
「5187440(恋バナしよう)」
「せんでいい」
「うもー!!こんなに考えてんのに!なんでもかんでも却下すんなー!!」
「お前がロクでもないもの出してくるからだろー!!」
「ミカには遊び心ってもんがねえ!」
「あってたまるかそんなもの!」
「じゃあもう0にしといたら?0」
「…ひでぇ」
「……」
「ミオちゃんたすけてあげて」
「え、えっと、10004とかどうですか」
「いちまんよん」
「とお、えっと、おお、よん、し?」
「区切って、1000と4です」
「せん、し」
「はい、ミカさん戦士だから…えっと…ちょっと強引、です、よね…」
「…それでいい」
「いいんだ」
「いいんかい」
「バナナ黄色いのに」
「ひよこだって黄色いのに」
「お前らが申告制だなんだと言い出すからだろー!!」
10004(せんし)、ウイの104(てんし)とものすごい被り方してるけど
ミカっぽい語呂合わせ考えて3日かかってひねり出したのがコレ…
まあ序列でNo.ふってもミカは4番手だから
まあいいやもういいやそれでいいや、って感じのNo.申告制ネタでした