ミカ 「詐欺ってなんだよ、お前俺が頼もしく成長しないとでもいうのか」
ヒロ 「いや成長しないわけないと思うけどなんか…やり方…」
お貴族様達の裏の面を知ってしまって複雑な気持ち
今日も文字数多くてすいません
先生の「プロデュース」うまく伝わるかな…
とにかく今ミカは、領民的アイドルの方向で育てられているのです
まだ成人もしてないので、とりあえずキャーキャー言ってもらえる人気取りが重要
ですが
成人したらそれこそ後継者としての役目が明らかになってくるので
アイドルから脱して、次期領主様としての威厳を存分に発揮していかなくてはいけません
あのキラキラしてたアイドル王子が、いつの間にか頼もしいおとなの男になってて感動した!
って思ってもらえるように全力で底上げ
なのでミカが武人派に移行するならそれも見据えて、今からムッキムキになられたらちょっと困るんですよ
っていう話
ヒロは逆に、別にそんなことしなくてもミカなら大丈夫じゃね?って思ってる感じ?
ミカ 「何させるんだよ」
ヒロ 「だってハイって言えないみたいだしー」
ミカは昔、美術品関係の先生を怒らせてから
「先生の学習指導に逆らったら家中を巻き込んでの大騒動になる」という強迫観念に縛られているので
はいって言えって言われても無茶な話なんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/94/19b1b9488f88338e93ae3ef8d09ed4da.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/29/af59a501308b90c3f427c445225ab57e.jpg)
ヒロ 「いや、もう、ね、本当にね、自分見てたってなんっにも建設的じゃないよね」
タイトルが無駄に長くなりそうなのでここらで変更して細切れにしたいところ…デス
(タイトル変わるだけで何がわかるわけじゃないんですけども)
ミカ 「安心しろ、まだ何も始まってない」
ヒロ 「始まってない?!始まったらどーなんの?!」
ヒロも今は昔と違って、誰彼構わず気に入られようとするところは改める方向に成長しているので
別に先生に気に入られたいがために、指導のしがいがあるダメ生徒を演じてるわけじゃないの!
マジ真剣にやってるけど何でか全然ダメなの!怒っちゃやーよ?って感じ
と言うことで1日の流れ
一月だいたいこんな感じでやっていきますネタでした
礼儀作法実習・身体能力実習・語学実習の他に、座学
実習は先生が付いて事細かに実習指導してくれますが
座学は先生の指示で「この本をここからここまで読んでおくように」っていう内容なので
ここでやっとミカがヒロの手助けに入れます
(場合によっては先生も付いてくれたりもしますが、基本自習みたいなものです)
(先生はその間に、指導方法とか授業内容とかをめっちゃ作ってる)
あとは復習の時間に今日のおさらいをしながら就寝
ただボケーっと寝るんじゃなく、今日のダメ出しを噛み締めながら寝ろってことですかね
「まだ始まってない」ってミカが言うように
ここまでは、ヒロに「何がどうできていないのか、どこを直していくか」っていうのを
分からせるための前準備
そして先生がどう指導するのかを考案するためでもあります
なのでダメ出しされるのは当たり前だから、そう落ち込むな、って事
天使御一行様
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愁(ウレイ) |
天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。 |
魔法使い |
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緋色(ヒイロ) |
身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。 |
武闘家 |
![]() |
三日月 |
金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。 |
戦士 |
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美桜(ミオウ) |
冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。 |
僧侶 |