ミカ母 「知りさえしなければこんなことで煩わされることもなかったものを…」
侍女 「知らない方が良い事ってあるわよねえ」
ミカ母と侍女は学生時代の友人同士です
人前では堅苦しい距離を保っていますが、二人きりの時などは「ミソカ」「レア」と呼び合う仲です
テンポが間延びしたので削りましたが、ミカ父から報告を受けた時の第一稿は
ミソカ「ゆう…、ユージン…ゆう、じ、…はっ、有事?!非常事態宣言を出しなさいレア!!」
レア 「いやだミソカったら動揺しすぎ、友達ですって、ともだち」
ミソカ 「…あ、ああ解りました友達ですね、あの子に最も似つかわしくない単語を聞いて気が動転しましたわ…」
レア 「大丈夫?喜ばしいことよ?青ざめることじゃないのよ、ミソカ」
っていう一幕がありました
ミカの友達できたよヤッターバージョンです
この母と侍女のやりとりのように、かなりの混乱と動転を屋敷中に巻き起こしております
似たもの親子
ストーリー4コマ、とはいえ、ストーリーを重視している場合の回は4コマ漫画として創作しているわけではないので
(長い話を無理矢理1Pで終わるように4コマに分ける手段)
昨日今日のようにどう頑張っても4コマにならない場合もありまして
(これはこれで起承転結の起と結だけで楽と言えば楽~)
まあそれはそれで
ウイたちはミカのお母さんの眼中にないので、気楽と言えば気楽
ただミカが慣れない奮闘をしてるので心配しつつ応援、って感じでしょうか
ミオは事前に説明されていた通りに事が運んだので「わぁ良かった~」(このあと質疑応答なんかあったら卒倒もの)だし
ウイとヒロは、「ミカがそのままお母さんになった感じだな」という印象を持ったので
お母さんのあんな塩対応でもむしろ好印象(慣れ親しんでいるので逆に納得)
ミカのお母さんは、基本の3ステップを済ませて後は用無し、と言わんばかりに帰っていきましたが
(4コマなので細かい描写は省いていますが一通りの儀礼は滞りなく済ませたと思ってくださいませませ)
これはウイたちが階級をもたない庶民であり、この先、家と家の付き合いはないので名前を聞いたり自己紹介をしたりは不要、
という考えであって、特にウイたちを毛嫌いしているわけではありません
ただただ眼中にない、というだけ
重要なのはミカがウイたちをどのように位置付けているのか、という確認だったのでそれが済んで、ハイ終了、です
大雑把に言えば、お爺さんは屋敷の外に出て多くの人間と関わるのが仕事、お母さんは屋敷の中で家を守るのが仕事、っていう
それぞれの習性の違いから、対応が真っ二つに分かれてます
大体どこの家もそんな感じになるのが貴族社会
(もう少し頭の柔らかいお母さんなら、まあ気まぐれに名前くらいは尋ねたかも)
ミカもそれを理解しているので、初めからウイたちを紹介して交流ができるのは祖父だな、という考えで
端から母親に紹介する選択肢はなかったのでした
っていうのを4コマに割るだけでこんなにページ数がかさんじゃったりするので
この話はssで書くべきか、と事前に悩んだものの、ミカ母はどうしても描いておきたい!
なぜならこの先、侍女観点のミカSSが控えているから!!っていう事情を優先してしまいました
まだ脇役級のSS作ってんのかよ!本筋に全然関係ないのに!!っていう自己ツッコミもそろそろネタ切れ
しかも母来襲が予想以上にページ数とったおかげで侍女の4コマネタもできちゃった☆っていうアクシデントが…
ミカの帰省編、ようやく三分の二を消化したところです
これから残り三分の一に突入しますが(ページ数ではなく話の容量的に三分の…、なので、あと何枚かかるかは不明ですが)
まず侍女の4コマネタ漫画、参りまーす
(これは初めから4コマ用に作ったのでさくっといけます)
ウイ 「ウイは何も言ってないよ遠吠えだよ」
ヒロ 「俺も歌の練習しちゃっただけだよ」
吹き出し外のセリフの扱いが、口に出している台詞なのか、心の中でのつぶやきなのかは
時と場合によりけりなのですが(描いてる私がその辺、雑なもので)
今回に限っては、心の中でのつぶやきです
具体的には、母来襲6くらいから、ほぼ全員、心の中に秘めたつぶやきです
喋るな、って言われてるので(;'∀')
でもものすごくストレス!あー、口出ししたい!!ツッコミたい!ぶち壊したい!!がここにきて爆発
我慢ってよくないね!
現実の方では熊本が大変なことになっていて皆さん大変心が痛いこととは思いますが
なんとか日常が戻ってくるまで、ウイたちの話を進めていきますよ
わずか数秒でも力を抜いてってくださいませ
やるときゃやる!デスヨ
ウイ 「ミカちゃんの言いたいことは解るんだけどさ?」
ヒロ 「それ、ミカの母ちゃんには絶対伝わらないよな、あの言い方じゃな…」
本人、旅で経験した仲間の重要性を語ってるつもり(あれでも)
コメントにお返事のコーナー
■どんサン
そうですよね!そう思っちゃいますよね?!
ヒロに台本書かせていればそうやって無難に乗り切っちゃうところなんですが今、四角四面なミカのターンなもので…
ミカは旅の間はそうでもないですが、家に入った途端、昔からの厳格な教育のせいでマニュアル人間になってしまいます
その為、教師の「位格」という単語に縛られてそれ以外の手段を講じることができません、って話です
それもこれも、…こんなところで先の展開ばらしていいかどうか迷いますが、この後、優秀な従弟殿がやってきて
ばばーん!とそのあたり突っ込んでいく話が控えているので、それまでは
ミカの、教科書通りにしか動けないポンコツ具合を楽しんで、…楽しくはないか
もーこのポンコツめー、と、もやもやしながら見守ってくださいませ
■サイキさん
温かいお言葉ありがとうございます!前向きに精進します
DQXはのらりくらり続けています(今はほぼ日課やって眠くなる状況ですが)
フレンド申請、近日中にゲームの方に送らせていただきますね
こっちは真剣なので背後で茶化さないで欲しい
コメントにお返事のコーナー
■サイキさん
いやいやむしろツッコミどころでいいです
ウイは、そういう紹介のされ方だと何か下級天使とは違うものになっちゃうな、って違和感を感じてます
ヒロは、一番大事なとこ端折っちゃダメだろ(俺ド偉い人みたいじゃん)って思ってますし
ミオは、熊!素手で倒せませんけど??!???ってなってるわけで…
勿論、母も紹介した通りの人物には見て取れない、と感じたからミカが口からでまかせを繰り出したと思ってお怒りで
ミカは、出まかせじゃねーよ俺はマジだよ、って怒ってる、っていうのが11話なのです
…ゴメンナサイ、なんか色々伝えきれてない漫画になってますね
ウイ 「どうみても負け戦だよ」
ヒロ 「まったくだ、ここは素直にゴメンナサイするとこだぞミカ」
ミオ 「な、なにか、きっとなにか勝算が…たぶん…」
親子で眉間のしわ対決(市井ならここはメンチ上等)
ウイたちは先の言動からミカの分が悪い、と思って見守っているわけですが
ミカは全くそう思っていません
この件でミカが「これやべえ」って焦ってたのは、ウイたちに対してのみです
お貴族様の儀式に付き合わせて無理やり位階っぽい紹介をしないといけない事に、申し訳ないな、と思っていますが
母に対しては、一片たりとも気後れする要素は持ち合わせていないミカです
つまり、この親子は普段からいつもだいたいこんな感じです
ヒロはいつもだいたい母や妹に即座にゴメンナサイする戦法なので
コメントにお返事のコーナー
■サイキさん
ミカが天使云々を持ち出したのは、そういうオチなので
ミカは頭が固いので、あることをありのまま言っちゃう人ですが、なんとか場に合わせて乗り切りました
っていう感じです
ウイの紹介で必要以上に頑張ったので、ヒロの紹介は投げやりになり、ミオの紹介は投げっぱなしになったわけですが
お蔭でウイの天使の件は、教会従事者に聞こえなくもないかな?っていう無難なところに落ち着いた、っていうオチ
…オチをこんなところで補足しちゃうのが目も当てられないヘタレなブログですが、こちらこそコメントありがとうございました
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