ヒロ 「それって食ってても全然美味くなくね?」
ミカ 「うん」
せっかくなので(?)もう一つ没ネタ
ヒロはナイフとフォークが苦手
特にナイフで「スーッ」と肉さかな料理を切るのが苦手
どんなに自分では音を立ててないつもりでも耳ざとく聞きつけて注意されるのが苦手
からの「地獄耳」です
ミカは小さい頃からしつけられているとはいえ、
毎回3コマめのように気合バリバリで食事に挑んでいるので
「食事をしている」というよりは「食事作法をしている」という何が何だかわからないことになっているので
食事そのものが好きではありません
ただただ生命の維持のための行為、だと思っていました
それが、ヒロたちに出会って、今までの食事作法を必要としないゆるい食事風景にビックリです
食事をしながら皆とおしゃべりをする、などという器用なことはできないし
あっつあつの料理はとりあえずほどよく冷めるまで手をつけないし
決められた時間、決められた量以外のものを口にしたりはしないし
っていう4コマもどこかで入れようと思ってて入れられないまま来てしまいましたが
(うちの4コマ、なんかだいたい食事ネタ多いな?)
ヒロたちと賑やかな食事をして、小腹が空いたら買い食いをしてみたりオヤツを作ったり
そんな食の自由が許されるんだ、という事に気づいてから、庶民の食事が好きになり
食への関心が出てきた次第です
あと、食卓を家族で囲まない、っていう設定もありました
ミカは家族とそれぞれ活動時間が違うので、普段はだいたいバラバラです
(時間が合えばもちろん一緒に食事をするけれど、食事中お喋りしたりはしません)
「えーそんなの寂しい!」「あの広い食堂で一人でご飯なの?」
って大騒ぎするウイたちに
「そのためにティータイムがあるだろ」って返すネタです
ミカのお茶の習慣はここから生まれてます
午前はお爺様たちと世界関連の話をするためのティータイム
午後はお母様たちと家関連の話をするためのティータイムがあります
こっちは食事と違って、なるべく時間を合わせて話し合いをするのがミカの家の習慣です
まあ特にどこで使う予定もない設定なんですけども
ヒロの実習では、朝と昼に先生がついて厳しい指導付きの食事です
夜はヒロとミカ二人で食事
1日のおさらいをミカに見てもらいながらの食事ですが
ミカの闘争心の前ではヒロは一切見習えそうにないのが難点です
ヒロ 「え?いや、違う、クイズやりたいわけじゃなくて、俺が聞きたい…」
回転茶漉し
大昔に紅茶セットをプレゼントしてもらった時、一緒に入ってた人生初の回転茶漉し
当時はあまりにも未知の道具すぎて
「外国の紅茶はすごい入れ方をするのかも知れん」
と思い、そっと引き出しにしまって日本茶の急須で紅茶を入れた思い出
を描きたかったわけではなくて
鬼の居ぬ間に、でカットしたネタです
「人を育てるのは環境です」っていう先生のお言葉をこっそり実践してみようと
二人が主従関係の真似事をするネタでした
ヒロが主人役、ミカが従者役になって紅茶を提供する一連の流れで
速攻でつまずくミカ
ヒロも一緒になって紅茶を入れてみるもののミカに「まずい」とか言われる始末
仕方なく、っていうか、大人しく、素直に教えてもらおうってことで
執事さんにお願いして紅茶の入れ方を教わりましたとさ
っていうただそれだけだったのでまあカットですよね
カットしたことで、ヒロとミカが執事さんと仲良くなる段階が抜けるのが気になるところ
でしたが、オチがなさすぎました
普段執事さんはヒロの指導の邪魔にならないように徹底的に姿を隠していますが
先生のいない「鬼の居ぬ間に」な時に、そっと優しくフォローをしてくれる人です
昨年のblogカバーです
イラストを大の苦手としている身としては頑張ったんじゃないでしょうか!!
頑張りすぎて途中で心底「もう無理だ」と思ったくらいに頑張った!
ってことしか覚えてないので
今年は、ゆるーく行きたいところです
何がそんなに「もう無理だ」なのかって
まず物理
毎回、レイヤーが60枚くらい行く
多分イラストに手慣れてる人は、この程度の絵でそこまでレイヤーは使わないと思うんだけど
自分、不器用なんで…
レイヤーの管理が心底「もう無理だ」ってなる悲劇
60枚近くを上にしたり下にしたりくっつけたり消したりやってると
何を意図してそれを上にしたり下にしたりしたのか自分でもわからなくなって
最終的に統合した時には、「違うそうじゃなかった」って感じの仕上がりになってたりする
…かもしれない
(自分でも何が何やらわからなすぎるが故の諦め)
あと背景
10年も絵を描いてきたんだから、そろそろ、背景描けるようになってんじゃない?!
って思ってまず空から行ってみた
次が、ウォルロ村、天使像前(いきなり村を描くのはハードルが高い)
それから、セントシュタイン、入り口(いきなり街を描くのはハードルが高い)
流れでエラフィタ村、桜の木の下(遠景ならいけるかも、と建物とか配置してみて絶望した)
この辺で心おれて
次はベクセリアか…と途方にくれた未完成のやつ
頭の中ではウイたちが走り回った村とか町のイメージはめっちゃあるのに
難しいな背景!!
頭の中のものを現実に持ってくることの難しさよ
と一年もかけて身をもって痛感したので
今年はなんかもうちょっとハードルを低めに
一年かけて「やればできるもんだなあ」って安心できるカバー絵に取り掛かりたいと思います
しかし
良かったのか悪かったのか去年の反省を並べて改めて心折れてる今
まだ何の構想も浮かびませんヤッホイ
今年もよろしくお願い申し上げます
昨年は個人的に年中不健康に見舞われて更新がガタガタに崩されてた一年でした
特に年末はややふっかつで止まってしまって、結局復活してないんかーい!な上に
生気抜かれたんか、ってくらいうっすい4コマが残ってる不憫!
「そして事件は起こった」って言いながら全然事件が起こらないまま年が明けるっていう誤算!
総括として頭でっかち尻つぼみな一年だったのを猛反省して信念を新たに
今年はいつもより多く回しておりまあす!!
と最後まで言えるよう願掛けで幕開けでございます
天使御一行様
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愁(ウレイ) |
天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。 |
魔法使い |
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緋色(ヒイロ) |
身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。 |
武闘家 |
三日月 |
金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。 |
戦士 |
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美桜(ミオウ) |
冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。 |
僧侶 |