地上の守り人とは何者か?っていうのは、ドラクエ9をプレイした人の数だけ解釈があると思いますが
当ブログの地上の守り人、ウイと師匠は天界関係者だと設定してます
ウイは天使界が襲撃されて羽と輪っかを失くして人間っぽくなってるけど、まだ天使
ラスボス戦から人間化が始まって地上に降りてから最後の果実を食べるまでは人間
最後の果実を食べて箱舟とテンチョーとサンディが見えるようになってからは天界関係者
(女神の祈りという宝石で運命を変えられた師匠も天界関係者(妹とか見えてるし))
天使でも人間でもない、「地上の守り人」っていう枠の天界関係者
という位置づけにしてあります
勿論、地上の守り人という人間になったからこそ新たな物語が生まれるはずだ!というのも
非常にワクワクする展開で大好物ではありますが(今ならそっちを選ぶ)
このブログを開始した当時はまだ天使界(と星になった天使たち)に未練があったので、
天使ツアーズではこの設定がベースになっております
で、ウイと師匠が地上で活動するにあたっての設定
天使に、いわゆる「人間の三大欲求」というものは不要だろう、と考えてます
人間は滅ぼすべきと考えた神が、自分の娘を元に戻すためだけに作った存在
言葉は悪いですが、ただの道具でしかない存在に、人間的要素は邪魔でしかないのでは?
って考えたからなんですが
勿論これも様々な考察があってしかるべきだと思うので、天使ツアーズに限った設定です
(イザヤールの妹、という存在もあるわけだし公式では天使は天使で繁殖してる可能性大?)
そんな設定があっての天使ツアーズ食事事情
ウイと師匠の生態に関して
見たままが正義の男子組ヒロとミカは「元気そうだから良いか」で済ませているところ、
ミオはずっと引っかかっていたので、今回やっと師匠から詳しく説明してもらって
「なんだーウイちゃんたちの代わりに私が食べてるから良いんだー」
って一安心
多分、ヒロも同じことを言うでしょう
でもナイーブな内部のミカにとってはえらい迷惑
まあこの話は、生まれてからこのかた食事の概念がない天使たちが、積極的に食事するかな?
って考え始めると、じゃあ天使たちの内臓ってどうなってんだろ?てところで詰まる…
ちゃんとある場合、人間のように機能するなら食事しないとエネルギー変換できなくない?
ちゃんとない場合、じゃあ中になに詰まってんの?空洞?ていうか肉は?骨は?血は?
ってなるので、あんまり真面目に考えたらダメなやつなんですが
(己の知識と創造力と空想力の限界を突き付けられるやつ)
そういえばドラクエが、ていうかゲームが、3Dになって一番感動した事といえば、
うわっモンスターの中身なんもねえ!!!
空洞だ!風船なみに空洞だよ!あいつら皮だけの存在だったんだー!!!
って一人で盛り上がった、モンスター3Dモデリングでしょう
(モンハンとか大型の中に入るとトンネルみたいで素敵)
(巨大こいのぼりの中にいるみたいな)
まあこれはゲームを創るうえで仕方ない(逆に中身がぎっしり作られてても引く…)仕様なので
本気でモンスターは風船仕様、って思ってるわけじゃないですが
なんか異様に興奮したので(笑)
まあ中身なくてもいっかな
(もしかしたらウイたちも風船みたいに中身空洞かもよ?フフフ…)
じゃあ口にした食べ物どうなってんだ?ってなるんですが(知識と創造力と空想力の…略)
私が脳内ドリームで天使の主食は花のみつ、って考えたのは
甘いものを食べて幸福感を感じる、この「幸福感」がエネルギーになるのでは?と
考えたことが始まりです
花のみつそのものをエネルギーにしてるわけじゃなく、脳内にあふれる幸福感、これが原動力!
なので口にした花のみつ(とかチョコレートとかケーキとか)どこに行ってるかは
知らぬ存ぜぬ!!で参りますことをお許しください汗
(そういえば屍鬼という小説では食べ物は内臓に落ちてただただ腐る、ってなってたな…)
(じゃあ逆にウイが口にした瞬間、食べ物は昇天してこの世の物ではななくなる、とかが?)
(とかが?っていってもアレだけど)
そして
この話が、初期の頃のネタ、ミカがどんどん痩せてく問題「へったりふえたり1」の回収です
いつものことながら、早く描いとかんと…、って焦ってはいたもののストーリーに捻じ込めず
こんな時期になりました
冒険をするようになって、ヒロミオは体重が増えるのにミカは減る、という現象が起きています
ウイが地上にいる間、ヒロミカミオからエネルギーを吸収していたから、なのですが
ミカは、頭固い・おぼっちゃま・教えられたことは優秀(応用が利かない)というキャラです
貴族社会での振る舞いをたたき込まれて実際にそれを完璧にこなしていて
ある日突然、貴族社会の全部を投げ出して町に出てきて、庶民社会に飛び込んだわけですが
庶民世界に出て全てを自由にしていい、と解ってはいても、「自由」がよく理解できません
貴族社会では一から十まで指示があってその通り生きてきたので、その指示がなくなって
全部自分で考えなくてはいけない、という状態は楽しくもあり未知の世界でもあります
一般に溶け込もうとして下町の振る舞いを真似たり、真似できなくていざこざを起こしたり…
ウイたちと合流してからはウイたちに学んだり、注意されたり、衝突したりして
少しづつ自由を理解していく、というのがミカの旅でした
食事一つにしても、一日の食事量はこれだけ、と今までの経験から導き出してそれを守ってます
一人の時はそれで良かったのですが、4人の旅でその経験が通用しなくなります
その理由が、ウイは三人からエネルギーを奪い取って地上で活動している、というものです
(逆に、ヒロミカミオたちはウイの天使パワーをガンガン貰って箱舟とかに乗れてたりします)
三人が旅の間「なんかお腹空くなあ」って思ってるのは、ウイのせいですね
ここでヒロとミオは、お腹が空いたら空いただけ食べる、という判断が自分でできるんですが
(最初は加減が解らなくて体重が増えてる)
ミカは、一日の食事の規定量を増やす、という事に気が回りません
今までと同じ食事をとって、その三分の一をウイに持って行かれてる状態だったわけです
(だから一人だけ、がんがん痩せてく)
ミカが痩せてくことに気づいたヒロが、とりあえず質と量を増やしてみる、という事に気をまわして
ミカも量を増やして体系維持ができることに気が付いて、やっと落ち着く、ってなるのが
この話の最終目標
だったんですが、それを描いてたらストーリー全然進まないし本筋からどんどん離れていくしで
当時の判断は「ここらで切り上げとくか」って感じ
ウイもうまく説明できない子だし、師匠が出てきてから判明の方が良いかな(師匠スゲー、できるし)
と考えての事もありましたが、まさかそこから7年も経過するとは思いませんでしたね、ハイ
こんな感じで、日常のどうでも良いことを一つ一つ経験してようやく頭の固いミカが
今のミカになりました、っていうのが私の脳内にあったものです
天使ツアーズの中で、3バカ、というと、ウイヒロミカを指します
私の中ではミオは一応、優秀枠です
ヒロとミオはできない子を全面にしてるのでさほど細かいところは気にしないでいられますが
ミカはひねりが入って、教えられたことは超優秀、教えられないことはポンコツ、という
分かりにくい設定に加えて、お貴族様で超偉そう、周りもそれに騙されて超優秀だと思っている
というややこしさがあるので、ミカを描くのがいつも悩みどころです
この子ちょっとおバカなんで、って思いながら描いてますが、ちょっとおバカどころじゃないぜ!?
って感じかな…?
毎度毎度、そんな構想の稚拙さ、構成の甘さ、見通しの悪さで強引に突き進んでおりますが
お師匠様話はここらで切り上げて、次は何を描きましょうか
話もきれいに時系列ごとにまとめられてないので(思いついた順番にストック、時系列とか考えてない)
何から描いたら統合が取れるかとかが非常に曖昧になってる残り物ばかりですが
…ミカとミオの、ほのぼの話でもいっときますか
(ちょっと、時系列的に破綻しないかどうかだけ確かめてきます)
じゃあウイといたら好きなもの好きなだけ食べられるダイエットいらずだね(いやっふー♪)
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