ウイ 「行く行く!行くよ!絶対行く!何が何でも行く!ねー!行くよねー!!」
ミカ 「えっ…あれ社交辞令とかじゃなくてか…」
しまった…
ミカ父描くの楽しすぎて、なんかイイ人で話を閉めてしまった…
(この後どーすんだ、という危機に直面している)
当初はただお金持ちの道楽的なお調子さんだったのにー
そこが気に入っていたのにー
シリアス方面のSSを作ると誰も彼も常識人になるのが辛いところ
皆!もっとおバカな方向にハッチャケていこーぜ!!って思ってる
うん、思ってる
思ってるんだけどなあ?
えー、当初は
「真面目に働いてる人間の前で生活費を小遣いの足しとか言うな!」
というミカの説教を食らった後に、反省した父が
「じゃあ何か為になるものを買おうかな」
「せっかくだからミカヅキさんの好きな花(の種)でも買って帰ろう」な流れから
「君たちミカヅキさんの好きな花を知らないかな?」で
ミカは別に花なんか好きじゃない(虫を嫌というほど見た後だけに尚更)訳で
でも大の大人に説教かました気まずさで「じゃあ桜を」(ストーリーの石の町の思い出)
って返答したことに
「この金額で桜を買えると思ってる君も只者じゃないね?!」
ってなってた
(これはうまく4コマにはめこめなかった)
その後、なんやかんやで「じゃあミカ母の好きな花でも買って帰ろう」な流れになって
息子と奥方の好きな花も知らないとか大変不名誉な話だけどあの二人ガードが固くてね!な
父の愚痴に付き合わされて、まず奥方との関係改善をどーしたらイイと思うかね?って
相談されたミカが「それは奥方に聞いてください」ってキレておしまいだった話
個人的にはこのバカバカしさで終わってくれた方が楽だった
けど、何しに来たんだこの人、っていう無駄なページ数を割いた感と
この先、彼を描く事はもうあるまい、っていう私の個人的な寂しいな感のダブル盛りで
イイ感じのことを言って去って行くエンドに行き着いてしまいましたの事よ
「お館様も時には君たちの味方でいることが難しい」
「だからこそ、あの家で私だけは君たちの味方でいよう」
って言ってくれる父に
「えっ?!」
ってなるエンドも一応あるにはある
ウイ 「おじいちゃんとお義父さんしか味方いないの!?」
ミカ 「正直、もう少しいると思っていました…」
っていう二人に
父 「それはさすがに見通しが甘いよ、その認識は改めなさいね」
って最後の最後に厳しいことを言って去る父
これは今の3、4コマ目を書き換えるだけなんで簡単にそっちに持って行くことも可
ある日こっそり変えてるかもしれないあやふやな父来襲の話は、これでおしまいです
この後、ヒロトミカの反省会を入れるかどうか迷いつつ
その後に、やっと入れ替わり事件解決編が始まります
ミカ 「ダメだ!全然分かり合えねえ!!!」
何となく分かり合えない苦手な人、としてミカが認識している養父レグルスの話
レグルスも、ここがレネーゼ家のサロンで、意見を述べたのがミカであったなら
それなりに真摯に対応するところですが
何せ(見た目)市井の庶民のヒロが相手なので
「ああ若いなあ、清らかだなあ、そんな時期もあるよなあ」
って感じにゆるーく流しちゃってます
ミカの友人だし、そんな政の内容なんかも普段会話したりするんだろうな、って言う認識
ウイは、ともあれ他人行儀なミカがお父さんと仲良くしてるだけで幸せ
馬は、何となく京都弁?(高貴なおうまさんだから)
この入れ替わり話、ヒロが王城に行って色々政治の議論をふっかけられて精神的疲労
ミカが庭の草むしりと虫との格闘と雇用主の対応とで肉体的疲労
終わって帰ってきて、「お前も大変なんだなー(涙)」って肩を組むと言う
単純に、「二人が仲良しになる話」として作っただけでしたが
ミカの里帰り編でミカの家族を色々考えてた時に、お義父さんの設定がそれなりに固まって
ミカと絡めるならここ!って感じに、強引に話をくっつけました
(そのせいでちょっとまとまりがないなといざ描いてみて焦る)
ミカの里帰り編でレグルスをちっとも描けなかった反動でしょうか
(せっかく作ったのに)
やっとミカの父子話が描けるー!って事でなんだか異様にテンションが上がって
ヒロの「王城でルガナ伯爵と政治話バトル」の方が疎かになってしまったほどです
お茶会でむっつりしてるだけで良い、と言われたヒロが
間が持たずお茶でも飲むか、と出されたお茶を一口飲んで
「あー!このお茶うまーい!これ俺なら飲めるわー!」
ってモエにうっかり喋ってしまったところから
「お口にあった様で何より」
と、ここから待った無しのルガナ伯爵とのバトルに突入する予定だったものの、
これを入れ忘れたせいで、政治話ほとんどできなかったな、とちょっと無念
ミカとヒロの普段の思考として
二人はまだ幼くて、若くて、青くて、甘くて、のちに思い返すと苦い、って言う真っ只中にいるので
大人の相手はなかなか満足に届かない現状です
と言うところを描きたかったりもするんですが、それも入れるとまとまりないどころじゃ済まない
惨事になりそうなので、ルガナ伯爵の方もレグルスの方もこんな程度で流してます
脳内メモ書きから
茶色い方がライトニー
三十代後半
レグルスの従者としての役目は護衛
剣術がずば抜けて得意
護衛の仕事を主にしつつ、襲われることもそうないので雑用も手伝う
青い方がミレフト
二十代後半
レグルスの従者としての役目は執事
身の回りの世話から屋敷の管理まで幅広くこなす働き者
代わりに身体能力は低めなので、とろい・どんくさい・ドジっ子属性とかつけても良い
このくらいのぼんやりモブ従者設定
ヒロ 「いや、そう言う話は本人としてくれー」
モエ 「あの問題児とそう言う話できる訳ねーだろ!あの問題児と!!」
中身ヒロのミカヅキだと話もまともに通じるし、周囲も凍りつかないし
何より穏やかな気質で気配り上手なヒロなら社交界でも大人気になりそうだし
これで政治とか社会とかの勉強もできるんなら、あのミカヅキより
よっぽど侯爵様に向いてねえ?!
ってモエは思ってる
あーあ、まじ中身入れ替わったままなら良いのに!
なモエは、ヒロの衣装の着崩れを直してあげてます
(ヒロはできないので)
伯爵様との対面前にも一応、直してあげていたのに
「何でお前そうゆるゆるに着崩すんだよ(呆れ)」って感じのネタもあったけどカット
中身が入れ替わってる設定だったなら、ミカの服をミカの体が着てるので
そんなに着崩れないのでは…(ミカの服は一着一着ビシッと採寸オーダーメイド)
しまったしくじった!と思ったけどヒロはビシッとした服に縁がないのでどうしたって着崩すだろうな
って結論になったのでこのカットは次の「妹の園遊会にお呼ばれ編」の方で使いますかね
あ、この次園遊会編でよかったっけ?って思ったので予告編を確認してきました
おっけー!次、園遊会です!
そして意外にも主軸の話は残すところ後4つでゴールが見えてる!
見えてるだけだけど!!死の樹海からは抜けた気がする!!
(実は抜けた先のゴール地点は腐海でズブズブになっていることは言うまでもない)
あ、この話自体はまだまだ続くんで園遊会は全然見えてこないんですけども
(じゃあゴールが見えてるのも蜃気楼かな)
天使御一行様
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愁(ウレイ) |
天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。 |
魔法使い |
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緋色(ヒイロ) |
身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。 |
武闘家 |
三日月 |
金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。 |
戦士 |
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美桜(ミオウ) |
冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。 |
僧侶 |