ヒロの3~4歳、年上の彼
(名はまだない、好きにつけてやってください)
ヒロやモエギが村にいた頃の、いじめっ子、ていうかガキ大将
子供社会特有の、年上+力関係でのし上がった状態っていうのは
年齢が上がったり、世界が広がったりして自然と解消されていくものですが
彼は村から一歩も出ていないので、村での地位は安泰です
追従する子分も変わらずいて、それなりにうまくやっている所に、面白くもない外から
権力外のヒロが出戻ってくることで、自分は井の中の蛙である、ということを思い知らされるので
とにかくねちねち絡んでストレスを発散しようとしてます
つまり、彼は自分が外に出るほどの度量もないこと、村の中でしか生きられないことを知っている、
ちゃんと自分の分をわきまえている、という人なので、ヒロさえ戻ってこなければ
村の青年団団長としてそれなりに人望もあり、穏やかに過ごしていける人なのです
…個人的に最近、テレビドラマの「アオイホノオ」にはまっているせいか、
なんだかそのノリの影響を受けているようなキャラになってしまったことを申し訳なく思いますが(;'▽')
嫌いじゃないです、そのノリ
ウイ 「嫁って思われたみたいだね」
ヒロ 「え?俺もう女の子連れてたら嫁って思われる歳なの?!」
村の外にいると実感ないですが、村ではもう子供もいていい歳です
ヒロの村では今、成人年齢も低く初婚年齢も15,6くらいが平均ですから
てことで
実は当初、2番目のアサギも結婚して出産のために里帰りしている、っていう設定だったんですが
(6番目のニオと、自分の子供の育成を、ついでだから、ってダブルで任されるアサギ説)
さすがにちょっと話分散しすぎだ(なにせキャラが多い)なあ…、と思ったので今回は見送って、ボツにしました
将来使えたら使います、嫁姑戦線に巻き込まれる天使ツアーズ(笑)
ゲーム中のベクセリアのエリザも、15,6歳くらいなんじゃないか?、と思ってます私
(あの、命を賭してまで貫いた意思の純真な感じは少女特有のものと見た)
ファンタジーだから、というか史実のマリー・アントワネットも14歳で嫁いでいることだし、
それくらいの文明設定な感じの世界だと勝手に想定して、この天使ツアーズの漫画描いてます
日本でいうと、江戸時代から明治にかけて、あたりの世界観です
そのくらいの、山奥の辺境も辺境、貧しい小さな村がヒロの故郷です
ウイ 「二年ぶり?ウイのせいで帰れなかったの?」
ヒロ 「いや、前まで稼ぎ少なかったから仕送りにギリギリで帰省費用まで賄えなくて」
↓調子に乗って、遠くへ遠くへ、と足をのばしすぎたが故の「2年ぶりくらい」、にぽちっと♪
ミカ 「…いいのか、それ…」
ヒロ 「あ、いーのいーの、任せとく方が安心だから」
別に強奪しに来てるわけではなく(笑)
適正に分配するのは、普段から村で生活している住人たちの方がお手の物!
どこに何が足りなくて何が必要か、揉めないように、ものの見事に采配してくれますよ
↓頭がまっ黒ばっかりだと見分けつかないよねー、と思ってるヒロにお前が言うのかのぽちっと♪
ウイ 「そっかー、玄関ならまあ…、申し訳程度に残ってるのも、解る…かな…」
ミカ 「いや、そもそもいるか?玄関…」
↓いっぱいある時はガンガン抜いたけど…、いわゆる『遠慮のかたまり』っていうアレ、にぽちっと♪
ウイ 「村の人、全員が集まってきちゃったら足りなくない?」
ヒロ 「あ、大丈夫、大体みんな、誰がどれだけ何を持ち帰る、とか把握してるから」
旅人はおろか、商人でさえもめったに訪れることのない村は、
「外に買い付けに行く人」か、「出稼ぎで戻る人」の2種類から物資を調達して
生活してます
買い付けに行く人、の場合は欲しいものを頼んでおいた人たちが集まります
出稼ぎで戻る人、の場合は隣近所や友人、親戚なんかが集まります
それ以外に、ちょっと余りものとかおこぼれとかありそうだな、っていう場合は
長年の経験、人柄、勘、みたいなものが働いて、人が集まったりします
そんな感じに、村はずっと、持ちつ持たれつでやってきているので
ヒロも自分がいない間、家族は他の人たちのお世話になっているのを承知していて
物資はなるだけ多く持ち帰りたいわけです
そんなヒロの境遇を理解したウイたちが、手分けして物資を運んできました
さすがに豚と牛の丸ごと一頭、っていうのは無理だったので、お肉屋さんに返しまして(笑)
代わりに、さばいて売ってあるお肉を箱舟の特権で、持てるだけ持ってきてますから
出来るだけたくさんの家に配りたいと思って、子供たちを走らせてます
今晩、ヒロのご近所さん関係者周辺は焼き肉祭りでしょう♪
↓ちょっとの間だったけど、良い夢みたぜ☆な、ヒロの遠い目にぽちっと♪
ヒロ 「いや、村外の人なんか滅多に来ねーからさ、老人たちの備忘録にもなってる」
ミカ 「…いいのか、それ…」
あれです
ドラクエではおなじみの、新しい土地に着いたら真っ先に住人が村や町の名前を教えてくれるあれです
村の外に出て行った村人たちが、世間ではこんなことをやっているようだ!という情報を持ち帰り
じゃあうちでもやろう!とウキウキ始まった「ここはイロトイロ村です」のお仕事ですが
通りがかるのは村人ばかりなので、伝言やら備忘録やらの任務も兼ねてます
っていう、ヒロの村
名前がイロトイロ村、漢字だと「色と色」じゃなくて「色、十色」です
今テキトーにつけました(;'▽')
ヒロの故郷はアシュバル地方の沿岸にある山脈の中にあります
ゲーム中では徒歩はおろか、箱舟も降りられないんですが
まあそれはそれ…適当なところに着地、あとは地元民のみが知るルートで徒歩、って感じ?
(なんせ設定したのがもう5年も前じゃ何がなんやら…)
そういう設定だと、ヒロがセントシュタインまで来たルートとしては
雪原、草原、湿原、砂漠、ダーマ島、セントシュタイン、って流れてきたわけで
強引にもほどがある!!
と、今の私なら思いますが(;'▽')
(ダーマ→セントシュタイン間は、この時代の船が頻繁に行き来するような距離ではない感じがする)
当時は、メインストーリーに絡まないうまい土地が思い浮かばなかった
っていうのもあるかもしれません
そうねー
今ならまあビタリ海岸辺りにするかなー、と攻略本を引っ張り出してきて考えるものの
やっぱり、ダーマ→セントシュタイン、のルートが無理矢理っぽいんだなー…
…てことなら、もういっそウォルロ地方のはじっこの方、とかでも良かったよな!!
と思わないでもないです(;-_-)
まあヒロの故郷に関して言えば、高山で作物が育ちにくい、動物も飼育しにくい、
村外との交流がない、とにかく辺鄙な所、っていうイメージだけが先行しているので
どこでもいいっちゃいいというか、それをいっちゃだめだろっていうか
そんな場所です
まあ漫画にはあんまし関係ないんで、ぬるーい感じで話五分の一でざっと聞き流して…
ヒロ 「皆には馴染みない風潮だろうから注意してんのに」
ミカ 「ある意味、盗人より対処に困る注意してくんな」
村では物資が少ないので、色々ご近所さんで分け合って生活してます
それが昔から延々と続いてきたので、公私の区別もわりと曖昧です
余所に遊びに行った子供が出先で服を汚して、「あら誰のだか解らない服着て帰ってきたわー」
ってのももう慣れっこです
なのでその辺に荷物を置いておくと、「お、便利そうだ!ちょっと借りよう!」ってもっていかれ
そのままその人が村から出ちゃったりして、
1年後くらいに「これめっちゃ便利だったぜー!」って返ってきたりします
勿論、「なんだそれお前が持ってたのか!な?それ良いだろ?」と笑顔で話がはずみます
日常茶飯事です
↓ヒロが盗賊を毛嫌いする理由、ってネタを描きそびれている!!…やばい(;-_-)
ヒロ 「いや結婚というか、強奪に近い」
ミカ 「手土産ひとつと等価交換なのか、お前…」
所変われば文化も変わる、ってことで
ミオの村では、村外部の訪問者が村でやっかいになることの対価として
さまざまな物品を土産として持ち込むのが当たり前
その物品がいいものであればあるほど、歓待されて待遇も良くなります
ところがヒロの村では、村人側が村外部からの訪問者に礼を尽くして
無償でさまざまな接待をするのが当たり前
訪問者をどれだけ最高にもてなすことができるかが、村人の体面にかかわってきます
っていう異文化交流
旅人が簡単に立ち寄る豊かな村と、外部からの訪問者がほとんどない貧しい村の
違いでして
豊かな村は黙ってても旅人がすりよってくれるので自分たちの立場が上です
ヒロの村はほとんど外と交流がないので、そりゃ見知らぬ旅人が入ってこようものなら、
村をあげてのお祭り騒ぎ、神を祭るくらいの勢い一大イベントになりますですよ
そうやって何としてでも外部との接触を持ちたい、末永く交流が欲しい、という
切実な問題です
まあ、今回は「ヒロの友人枠(知り合い)」ってことですから
そこまで騒ぎにはならないですけども
(もう交流はばっちり掴んだも同然ですからネ☆)
↓うっかり自分の常識を通して、手土産一つで婚姻させられそうになる罠
ウイ 「ミオちゃんもヒロの悪ノリに付き合わなくていいから」
ヒロ 「…羽がないからダメって言われた…」
ミカ 「お前、アホだろ…」
1コマ目でミカが城に行ってきますしてるのは
一応国を離れる旨、室長に報告です
自由にしていいと言われても自由にできない生真面目な人です
今ウイたちは、時間軸としてゲームではどの辺りかと言うと
ゲームクリア後に落ちた果実は食べちゃったのでテンチョー&サンディとは再会済み
(これ1本ネタ描いとかなきゃ…、だったのにスッカリ忘れたぜ…)
お師匠さまはまだ探し出せていない、っていうところです
なので箱舟出しちゃいましたが
(ヒロの故郷が箱舟でないと行けないエリアに設定してたので)
鶏を乗せることにウイはテンチョーたちに叱られてます
が、とにかくお願いして強引に乗せてもらえることになったので鶏はOK
そういったやりとりを、ウイはヒロたちに話してない(=漫画には描かない)状況です
一度イイと言ったことには寛大ですが(すごく怒られたんだからね、とか言わない)
ダメと言ったらダメです
この辺はお師匠様たちの教育が生きている、というウイの「怒るよ?」です
で、ナマモノのお肉たちですが
・ウイが抱っこしてる状態で鶏は乗れる
・豚と牛は抱っこできないので乗れない
という感じにしてます
ウイがむっきむきで牛一頭軽々抱っこできるなら、牛も乗れると思います
…じゃあ、ヒロたちがいない状況になるあれはなんだろう、ってことですが…
ヒロたちはウイと一緒にいることで多少なりとも天使パワーを浴びているので
・自力で乗れる(ウイの抱っこ不要)
・乗れるけど天使じゃないので実体化まではできない
てな感じでどうでしょうか!
…ゲームの二次創作にこんなに必死でつじつま合わせるのなんて
DX9以外にないと思いますですよ(;'▽')
もちろん、うちの4コマだけをゆるりと楽しんでくれてる人には不要なつじつま合わせですから
全然気にしてもらわなくていいんです!
(もーこんなとこまで読んでもらわなくて全然、オッケイ!4コマだけさらっと見てくれるだけで十分ありがたいですん♪)
いいんですが、気になる人用に…、ていうかそういうの考えたりするのが好きな人用に
一応、力技でつじつま合わせておきました
私?ええ、そういうの(ひねり出すの)大好物です
↓悪ノリとは失敬な!俺は本気だ!!のヒロの憤慨にぽちっと♪
ヒロ 「な、なんだ、冗談か…、うん、冗談な、冗談」
ミオ 「冗談ですよね…ッ、そうですよねッ」
ゲーム中、最も扱いが難しい禁断の悪手、「天の箱舟」…ついに解禁しちまったぜ…(ガクブル)
天使御一行様
|
愁(ウレイ) |
天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。 |
魔法使い |
|
緋色(ヒイロ) |
身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。 |
武闘家 |
三日月 |
金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。 |
戦士 |
|
|
美桜(ミオウ) |
冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。 |
僧侶 |