PM-SUBmini2は結構な人気商品のようで品薄だったのですが、なんとか入手することができました。
実際に手に取るとかなりコンパクト。こんな大きさで低音が出るのだろうかとちょっと心配になる大きさです。
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PCデスクの左側の足元に設置したところぴったりとおさまりました。
PM-SUBmini2の下には以前自作したパネコート使用の福田式インシュレーションボード小を敷いています。これまた大きさがジャストサイズでした。
ミニアンプに接続していたDACからのアナログ出力をPM-SUBmini2の入力につなぎました。
PM-SUBmini2からアンプへの接続です。PM-SUBmini2の付属品にRCAケーブルがあるのですが、本当にオマケという感じで頼りないものですから、AVアンプ用に注文していたGothamのGAC-2 PURを使用。
まずはセッティング。
はじめはPHASEスイッチで位相を決めます。これは一聴して0°で決定。180°にするとLRを逆につないだ時のあの何とも言えない気持ち悪い感じになります。
次にボリュームの調整です。これは取説に記載のあったPM0.3のセッティング例を参考にしました。とりあえずアンプ側のボリュームを12時の位置に固定して、PM-SUBmini2側のボリュームを9段階の目盛の4にして試聴。今まで他の音に埋もれていたベースラインがガンガンに聞こえてきます。AV用ではないピュアオーディオ用のサブウーハーを使うのは初めてなのですが、サブウーハーを使うとなぜが中高域の音の抜けが良くなることを発見。サブウーハーの位置が左の足元にあるので定位が悪くなるのではないかと思っていたのですが、ほとんど問題にならないレベル。ベースもドラムスもちゃんと左右スピーカーの中央付近から聞こえてきて、左右どちらかに偏るということもありません。
最後にクロスオーバー周波数の調整です。PM-SUBmini2のクロスオーバー調整の範囲は、60Hzから150Hzまで。交渉再生周波数特性は40Hzから150Hzとなっていますが、40Hzから下はともかく、150Hzより上の音は全く出ていないわけではなく、クロスオーバー周波数として設定した帯域をピークとしてその上下の帯域の音量が逓減していくようです。クロスオーバー周波数を最低の60Hzに設定した場合でも、PM-SUBmini2からは2kHz程度まで音がわずかながら再生されるようです。実際にアンプ側のスイッチを切り、PM-SUBmini2のみで再生をするとベースとドラムスの音に混じってかすかにボーカルが聞こえます。BABYMETALの曲だと何の曲かわかる程度には再生されます。取説を参考にクロスオーバー周波数を調整するFREQUENCYつまみを9目盛の2(70Hz程度でしょうか)に設定しました。
この設定だと低音が出過ぎです。試しにクロスオーバーを150Hzに設定すると、でかいサブウーハーを積んだ車から聞こえてくるあのボンボコした音となり、音楽を聴くという感じではなくなります。FREQUENCYつまみを9目盛の2にして、今度はボリュームの方を最大にすると完全に近所からクレームが来るレベルの低音の音量です。ボードを敷いていますが、床鳴りがします。
もともと低音厨ではないので、FREQUENCYつまみを9目盛の1、つまり最低の60Hzに固定して、聴感でボリュームの調整をしました。PM-SUBmini2についている2つのつまみはどちらも同じもので、連続可変ではなく40段階のステップになっています。いろいろ試してみたのですが、個人的には40段階中5ぐらいがちょうどいい。これ以上だと低音ばかりが目立って中高域の音がマスキングされてしまいます。ただ、ボリュームをあまり絞ってしまうとサブウーハーを入れた意味がなくなってしまうので、NS-10MMTとバランスが取れるのがこれぐらいというところです。全体のボリューム調整はbabyface側で行っています。
調整後に改めてBABYMETALを曲を聴いてみると、埋もれがちだったベースの音がかなりはっきり聞こえてきてグルーブ感が出てきます。特にベースの音が比較的小さいライブ盤で顕著で、NS-10MMTだけのときはほとんど聞こえなかったBOHさんのベースがはっきりと聞こえてきます。低音は音の土台。この質感が全体の印象大きくと変えてしまいます。全体として音に厚みと立体感が出てきます。
ただ、巷の評判ほど劇的な音の改善は感じませんでした。メインのスピーカーが極端に低音不足であればともかく、NS-10MMTはカタログ上は再生周波数帯域が75Hzからとなっており、聴感上もそれほど低音不足を感じていなかったことがあります。スピーカーとアンプの限界を感じますので、こちらの質を高めないとだめなのでしょう。
スピーカーはAVアンプにつないでいたときはそれほど不満を感じていなかったので、やはり問題はアンプ。さてどうしたものか。
(つづく)
実際に手に取るとかなりコンパクト。こんな大きさで低音が出るのだろうかとちょっと心配になる大きさです。
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PCデスクの左側の足元に設置したところぴったりとおさまりました。
PM-SUBmini2の下には以前自作したパネコート使用の福田式インシュレーションボード小を敷いています。これまた大きさがジャストサイズでした。
ミニアンプに接続していたDACからのアナログ出力をPM-SUBmini2の入力につなぎました。
PM-SUBmini2からアンプへの接続です。PM-SUBmini2の付属品にRCAケーブルがあるのですが、本当にオマケという感じで頼りないものですから、AVアンプ用に注文していたGothamのGAC-2 PURを使用。
まずはセッティング。
はじめはPHASEスイッチで位相を決めます。これは一聴して0°で決定。180°にするとLRを逆につないだ時のあの何とも言えない気持ち悪い感じになります。
次にボリュームの調整です。これは取説に記載のあったPM0.3のセッティング例を参考にしました。とりあえずアンプ側のボリュームを12時の位置に固定して、PM-SUBmini2側のボリュームを9段階の目盛の4にして試聴。今まで他の音に埋もれていたベースラインがガンガンに聞こえてきます。AV用ではないピュアオーディオ用のサブウーハーを使うのは初めてなのですが、サブウーハーを使うとなぜが中高域の音の抜けが良くなることを発見。サブウーハーの位置が左の足元にあるので定位が悪くなるのではないかと思っていたのですが、ほとんど問題にならないレベル。ベースもドラムスもちゃんと左右スピーカーの中央付近から聞こえてきて、左右どちらかに偏るということもありません。
最後にクロスオーバー周波数の調整です。PM-SUBmini2のクロスオーバー調整の範囲は、60Hzから150Hzまで。交渉再生周波数特性は40Hzから150Hzとなっていますが、40Hzから下はともかく、150Hzより上の音は全く出ていないわけではなく、クロスオーバー周波数として設定した帯域をピークとしてその上下の帯域の音量が逓減していくようです。クロスオーバー周波数を最低の60Hzに設定した場合でも、PM-SUBmini2からは2kHz程度まで音がわずかながら再生されるようです。実際にアンプ側のスイッチを切り、PM-SUBmini2のみで再生をするとベースとドラムスの音に混じってかすかにボーカルが聞こえます。BABYMETALの曲だと何の曲かわかる程度には再生されます。取説を参考にクロスオーバー周波数を調整するFREQUENCYつまみを9目盛の2(70Hz程度でしょうか)に設定しました。
この設定だと低音が出過ぎです。試しにクロスオーバーを150Hzに設定すると、でかいサブウーハーを積んだ車から聞こえてくるあのボンボコした音となり、音楽を聴くという感じではなくなります。FREQUENCYつまみを9目盛の2にして、今度はボリュームの方を最大にすると完全に近所からクレームが来るレベルの低音の音量です。ボードを敷いていますが、床鳴りがします。
もともと低音厨ではないので、FREQUENCYつまみを9目盛の1、つまり最低の60Hzに固定して、聴感でボリュームの調整をしました。PM-SUBmini2についている2つのつまみはどちらも同じもので、連続可変ではなく40段階のステップになっています。いろいろ試してみたのですが、個人的には40段階中5ぐらいがちょうどいい。これ以上だと低音ばかりが目立って中高域の音がマスキングされてしまいます。ただ、ボリュームをあまり絞ってしまうとサブウーハーを入れた意味がなくなってしまうので、NS-10MMTとバランスが取れるのがこれぐらいというところです。全体のボリューム調整はbabyface側で行っています。
調整後に改めてBABYMETALを曲を聴いてみると、埋もれがちだったベースの音がかなりはっきり聞こえてきてグルーブ感が出てきます。特にベースの音が比較的小さいライブ盤で顕著で、NS-10MMTだけのときはほとんど聞こえなかったBOHさんのベースがはっきりと聞こえてきます。低音は音の土台。この質感が全体の印象大きくと変えてしまいます。全体として音に厚みと立体感が出てきます。
ただ、巷の評判ほど劇的な音の改善は感じませんでした。メインのスピーカーが極端に低音不足であればともかく、NS-10MMTはカタログ上は再生周波数帯域が75Hzからとなっており、聴感上もそれほど低音不足を感じていなかったことがあります。スピーカーとアンプの限界を感じますので、こちらの質を高めないとだめなのでしょう。
スピーカーはAVアンプにつないでいたときはそれほど不満を感じていなかったので、やはり問題はアンプ。さてどうしたものか。
(つづく)