次に振動対策。
どうもインシュレーター代わりのQR-8は鼻づまり改善には効果がないようなので、
AETのVFEという振動吸収系のシートを使ってみることにした。いや、シート状で安いので。
HT-S100Fのゴム足5か所の下に2cm角5mm厚のVFE-2005を敷いてみた。

振動吸収重視のソフトタイプと音質重視のハードタイプがあるが、取りあえずハードタイプを選んでいる。
実際にVFE素材を手にすると、ハードスポンジとゴムの中間という感じ。
すると、これは結構変化がある。低音の振動はそれなりに抑えられたようで、鼻づまりが多少改善された。
あとは筐体の振動吸収用に100mm×15mm×2mmのサイズで粘着テープ付きのVFE-10152も併せて買った。

このサウンドバーに車向けのデットニング用素材を貼り付けてこもり改善に効果があったというネットの書き込みを見たので、ものは試しである。
サウンドバーの上面はシボ加工をしたウレタン素材である上に、目につくところなのでパス。
貼るのはHT-S100Fの底面、バスレフポートのある中央付近に貼ってみる。
本当は本体をばらして、バスレフのダクトの裏側に直接貼れるといいのだが、そこまではしない、というか出来そうにないからやめた。
VFE-10152は厚さが2mmなのでかなり薄く、素材としてはスポンジ感が強い。
粘着テープはそれほど粘着性が強くなく、やや強めの通常の両面テープのよう。きれいに剥がせるといいのだが。
底面を指で軽く叩いて鳴きの大きそうなところに貼っていく。100mmでは少々長いので、二等分して8か所に貼った。製品番号が書いてあるシールに貼るのは避けた。
これはVFE-2005ほど効かない。若干鼻づまりが改善されたが効果は微妙。
この状態でYouTubeにあるスイープシグナルを再生してみた。
低音が揺れる。超低音域が出ないのは当然としても、音が出始めると500Hzぐらいまで音圧が一定しない。
音の出る機器でスイープシグナルチェックをよくやっているが、初めてのパターン。
それより上の帯域も低音ほどではないものの音圧が安定しない。明確なピークもない。
HT-S100Fは、筐体一体型でDAC付きの2ウェイパワードスピーカー。
バスレフポートは独立していなく左右のダクトが中央のポート1か所に集まってくる。
通常ダクトは特定の帯域で共振しないように素材を紙にしたり、切り口を斜めにしたりといろいろと工夫してあるが、
HT-S100Fはコストの関係もあってか、ダクトはプラスチック成形品で、音の出口である左右のポートが向かい合う形になっている。
この辺がスイープシグナルの変な感じの原因なのかな。
スピーカーの構造、素材が原因となると、小手先の対策ではなかなか効果が出にくいので、追加でモノを購入しての対策はとりあえず見送る。
それほど効果の出ていなかったバスレフポートのスポンジは外してしまった。
これで低音が若干途切れるような症状はほぼ出なくなったが、インシュレーターを変えたせいか、ネガティブが影響はなかった。
ここまで対策をした結果は、60点。ぎりぎり許容できるぐらいにはなった。
VFEによる振動対策で、鼻づまりの症状は、当初よりはだいぶ改善されたが、全てが解消されたというわけではない。
特殊用途のものを除き、コンシューマー用のスピーカーは音楽再生用に設計されている。
テレビから流れてくる音声の中心は、人の声、それも歌声ではなく話し声。ボーカルではなくボイス。
直接聞く人の声と同じように聞こえるスピーカー、ボーカルモニターではなくボイスモニターという性格のスピーカーははなかなか見つからない。
テレビ放送のボイスをきちんと鳴らすという自分と同じ志向を持ったスピーカーもないことはない。
オラソニックはたぶん自分の志向に一番近い。多くのサウンドバーのようにシアター用ではなく、
「テレビ用スピーカー」を称しているのはそういった意味合いがあるからだろう。
ほかはBOSEのTV SPEAKERぐらいだが、こちらは少々低音過多のようだ。
小口径のフルレンジでシングルユニット構成のスピーカーを密閉式にしてしまうと、さすがに低音スカスカになってしまいそうなので、
バスレフ効果を弱めたシングルユニット構成のバスレフ式スピーカーが一番いいのかな。
オーディオ用だと47Labの4378、エクリプスあたりがあるが、少なくともアンプは必要になり、
テレビのボリュームと連動が効かないからテレビ用には向かないだろう。
なんとかテレビの画面に係らないようにスピーカーを置ければ、オラソニックのテレビ用スピーカーを使うのが自分には最適のような気がするが、
何とか及第点まで対策をしたのでこのまま使って見ようと思う。
小手先の対策には限界があるが、HT-S100Fの分解が必要な対策までは考えていない。
どうもインシュレーター代わりのQR-8は鼻づまり改善には効果がないようなので、
AETのVFEという振動吸収系のシートを使ってみることにした。いや、シート状で安いので。
HT-S100Fのゴム足5か所の下に2cm角5mm厚のVFE-2005を敷いてみた。

振動吸収重視のソフトタイプと音質重視のハードタイプがあるが、取りあえずハードタイプを選んでいる。
実際にVFE素材を手にすると、ハードスポンジとゴムの中間という感じ。
すると、これは結構変化がある。低音の振動はそれなりに抑えられたようで、鼻づまりが多少改善された。
あとは筐体の振動吸収用に100mm×15mm×2mmのサイズで粘着テープ付きのVFE-10152も併せて買った。

このサウンドバーに車向けのデットニング用素材を貼り付けてこもり改善に効果があったというネットの書き込みを見たので、ものは試しである。
サウンドバーの上面はシボ加工をしたウレタン素材である上に、目につくところなのでパス。
貼るのはHT-S100Fの底面、バスレフポートのある中央付近に貼ってみる。
本当は本体をばらして、バスレフのダクトの裏側に直接貼れるといいのだが、そこまではしない、というか出来そうにないからやめた。
VFE-10152は厚さが2mmなのでかなり薄く、素材としてはスポンジ感が強い。
粘着テープはそれほど粘着性が強くなく、やや強めの通常の両面テープのよう。きれいに剥がせるといいのだが。
底面を指で軽く叩いて鳴きの大きそうなところに貼っていく。100mmでは少々長いので、二等分して8か所に貼った。製品番号が書いてあるシールに貼るのは避けた。
これはVFE-2005ほど効かない。若干鼻づまりが改善されたが効果は微妙。
この状態でYouTubeにあるスイープシグナルを再生してみた。
低音が揺れる。超低音域が出ないのは当然としても、音が出始めると500Hzぐらいまで音圧が一定しない。
音の出る機器でスイープシグナルチェックをよくやっているが、初めてのパターン。
それより上の帯域も低音ほどではないものの音圧が安定しない。明確なピークもない。
HT-S100Fは、筐体一体型でDAC付きの2ウェイパワードスピーカー。
バスレフポートは独立していなく左右のダクトが中央のポート1か所に集まってくる。
通常ダクトは特定の帯域で共振しないように素材を紙にしたり、切り口を斜めにしたりといろいろと工夫してあるが、
HT-S100Fはコストの関係もあってか、ダクトはプラスチック成形品で、音の出口である左右のポートが向かい合う形になっている。
この辺がスイープシグナルの変な感じの原因なのかな。
スピーカーの構造、素材が原因となると、小手先の対策ではなかなか効果が出にくいので、追加でモノを購入しての対策はとりあえず見送る。
それほど効果の出ていなかったバスレフポートのスポンジは外してしまった。
これで低音が若干途切れるような症状はほぼ出なくなったが、インシュレーターを変えたせいか、ネガティブが影響はなかった。
ここまで対策をした結果は、60点。ぎりぎり許容できるぐらいにはなった。
VFEによる振動対策で、鼻づまりの症状は、当初よりはだいぶ改善されたが、全てが解消されたというわけではない。
特殊用途のものを除き、コンシューマー用のスピーカーは音楽再生用に設計されている。
テレビから流れてくる音声の中心は、人の声、それも歌声ではなく話し声。ボーカルではなくボイス。
直接聞く人の声と同じように聞こえるスピーカー、ボーカルモニターではなくボイスモニターという性格のスピーカーははなかなか見つからない。
テレビ放送のボイスをきちんと鳴らすという自分と同じ志向を持ったスピーカーもないことはない。
オラソニックはたぶん自分の志向に一番近い。多くのサウンドバーのようにシアター用ではなく、
「テレビ用スピーカー」を称しているのはそういった意味合いがあるからだろう。
ほかはBOSEのTV SPEAKERぐらいだが、こちらは少々低音過多のようだ。
小口径のフルレンジでシングルユニット構成のスピーカーを密閉式にしてしまうと、さすがに低音スカスカになってしまいそうなので、
バスレフ効果を弱めたシングルユニット構成のバスレフ式スピーカーが一番いいのかな。
オーディオ用だと47Labの4378、エクリプスあたりがあるが、少なくともアンプは必要になり、
テレビのボリュームと連動が効かないからテレビ用には向かないだろう。
なんとかテレビの画面に係らないようにスピーカーを置ければ、オラソニックのテレビ用スピーカーを使うのが自分には最適のような気がするが、
何とか及第点まで対策をしたのでこのまま使って見ようと思う。
小手先の対策には限界があるが、HT-S100Fの分解が必要な対策までは考えていない。