晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

トラバの練習。

2009-07-02 08:54:47 | weblog
 ブログを書くときのコダワリについて
今回のトラバ練習のテーマである。私の場合、特に拘りは無いのだが、あまりにも矛盾だらけの世をはかなみ、怒りを覚え、誰に訴えるでもない憤りをブログぶつけている。

 いわば、精神安定剤的場所なのである。

 日本もまだ辛うじて先進国の上位に位置しているが、いつ後進国に落ちていくか不安が付きまとっている。つい半年前に、世界一となったトヨタでさえ赤字に苦しんでいる。経済は一流、政治は二流と揶揄されていたが、経済も政治も三流になってしまうかもしれない。

 この苦境を乗り切るために、国民が一つになって頑張れる道筋を示して欲しい。麻生さんでも東国原さんでも無理かもしれない。マンガとお笑いでは、国は救えない。ちょっと言い過ぎたかな?

ご来訪いただいた方々へ感謝。

2006-12-26 11:44:05 | weblog

 お陰様でこの一年、大病することもなく、まずまず健康のうちに一年を過ごすことができました。わが町も災害に見舞われることもなく、平穏のうちに一年を締めくくることができそうであります。

 我が息子も永い海外勤務から帰国して、かわいい孫を何度か連れて遊びに来てくれました。アメリカ生まれのアメリカ育ち(3才まで)の孫の発音は、まるでアメリカ人そのもの、水族館に連れて行ったときのこと、我が孫がビッグシャークと叫んだ。その発音のよさに、周りのおとなたちがビックリ。その上、小さな日本人の子供を見て二度ビックリという場面がありました。この綺麗な発音を幾つまで維持していけるか、不安と期待に胸膨らませている爺様です。

 世界を見渡すと貧困と飢餓に苦しんでいる多くの人たちがおります。世界平和のために国連がもう少し役割を果たしてもらいたいと思います。赤十字も同様であります。

 国連では、イラクへの制裁決議がなされました。また、六者協議も合意を得ることなく閉会、次の開催も未知数であります。北朝鮮の国民は、この寒さの中で飢えと暖房も取れずに、あえいでいることだろうと思われます。来春までには北の馬鹿殿の身の安全を保障してやり、レジーム転換ができることを祈りたいと思います。

 イスラエルもパレスチナもイラク、イランも民族同士の戦いに終止符を打って、核を放棄し、戦争のない世界を築くために知恵を出し合ってほしい。日本の役割も、もっともっと期待したいものだ。来年こそ、拉致被害者の帰国を含め世界に平和を祈りたい。


政治家だけでなく大学教授までも汚染している。

2006-12-14 14:01:54 | weblog

 あっという間になくなられてしまった小渕総理、歴代総理の中で法案を最も多く通した総理大臣だったそうだ。実務も、人気もこれからというときに無念の死であったことと思う。その小渕政権の中での出色は、経済企画庁長官の堺屋先生であった。これまでに、いろいろな流行語を生み出し、先見性のある見識と啓蒙活動は、一人の小説家というよりは思想家に近いものを感じさせる。もっと政治に近いところで、お仕事をしていただきたい方の一人と思う。

 小泉総理の下、竹中先生も金融改革に尽力された功績は大きい。当時は、アメリカよりだとかハゲタカファンドの片棒を担いでいるとかの批判を浴びていたが、大手銀行の最近の決算内容を見ていると竹中大臣のお陰であるとつくづく思わざるを得ない。(好決算の前に、預金金利を改善すべきであると思うが、これは政治家の責任だ。)

 道路公団問題の・・先生、・・女史当時のテレビでの露出回数は断然多かったが、結末はあまり釈然としない。最近の特定財源問題は、元の木阿弥状態。むしろ族議員が勢いを付けてしまい、以前より悪化しそうな感じだ。

 やさしい物言い、決して怒らない説得力、そして経済諮問会議の座長にまで上り詰めた本間教授。少し、頭にのぼり、やりすぎましたねー。川崎のほうにお住まいの痴漢?教授の二の舞になってしまいそうです。つまらぬことで、もったいないことをしてしまいました。どう釈明されるのですか。官舎を出るくらいでは、決着しないと思いますが、これもまた安倍総理の汚点の一つ。次は民主党に頑張ってもらいたいと思うけれども、こちらもなぜかパッとしません。困ったことが続きます。


自然の摂理。

2006-12-08 12:16:16 | weblog

 とっくに、この世を去ってしまったが、私の親父は小鳥たちと会話することができた。本当に話し合えたかどうかは別として、口笛を吹くと小鳥たちが集まり、手のひらの餌をついばんでくれていた。人間枯れてくると、小動物たちも、害を及ぼす人かどうかが判るのかもしれない。

 我が家の庭には、毎年同じ顔ぶれの小鳥たちがきてくれる。今年は、柿の実がひとつもならなかったので寂しそうに見えるが、ヒヨドリが一つがい、メジロが一つがい、ウグイスが一つがい、以上の三夫婦に混じってシジュウカラが一羽、毎年見回りに来てくれている。

 まだ、時期的になりものが豊富にあると見えて、南天の実も、万両の実も枝についているが、そのうちヒヨチャンが綺麗に食べてくれるだろう。時には、ミカンなどを梅の木に挿しておいてやると、交互に食べているが、ヒヨがやや独占状態、合間を狙ってメジロがつついている。

 顔ぶれが同じであるということは、彼らにも縄張りがあって、きちっと守られているような気がする。数もやたらに増えないのは、その子供たちは別のところで過ごしているのかもしれない。それとも天敵による調整が働いているのか、どちらかだと思うがどうだろうか。

 今年の冬の寒さはどうなのだろうか。ガソリンは少し下がってきたが、灯油は高止まり状態。生活必需品だけに、財布に応える。寒い地方の方には、お気の毒と思う。


兄の出征と私。

2006-12-07 11:54:48 | weblog

 時代錯誤だとお叱りを受けるかもしれないが、実話だから仕方がない。兄が17歳、私7歳(国民学校1年生)のときの写真です。兄が志願して予科練に入隊するときの記念写真であります。母は大学への進学を薦めたようだが、兄はこちらの道を選んだようであります。

 幸いにして、戦地へは行かずに終戦を迎えたので、生きて帰ってきてくれたが、戦争がもう少し延びていたら生死の程は定かではない。終戦の翌年春に、リュック一つで復員してきた。なぜか、アメリカ製の缶詰、タバコ等リュックの中には日本製のものは何もなかった。

 私は、そのときもって帰った兄の7つボタンの制服(予科練兵)を小学生の頃、通学に着ていた記憶がある。教科書も着る物も履く物も食べるものさえなかった。あの耐乏生活というか、貧乏生活を決して忘れはしない。今でも食べ物、生活用品、身の回りの品々について、スペアがないと安心できない性分が身についてしまった。

 われわれ世代のスタートは、何もないところから始まった。贅沢どころか生きること事態が大変な時代でした。何も現代に生きる人たちに同じ思いをさせたくないけれども、そういう時代があったことは知っておいてもらいたい。これから先に贅沢は敵だというような時代が来るかもしれない。その時のためにも。

 *注・・兄が、たすきがけしているものは、国旗です。そこには近隣の人たちのそれぞれの思いが寄せ書きされておりました。今の人たちへの説明です。


年賀状の整理。

2006-12-05 15:06:33 | weblog
 今日から、年賀状の準備に取り掛かった。基本構想はすでに決めていたので、そのうちの二つを選んで、印刷をはじめた。勿論、パソコンとプリンターが頼りの仕事。

 現役時と違い、少しづつ枚数も減らせればと考え、出す出さないの線引きをどう考えるかで頭を悩ませた。最近の配達事情がはっきりしないが、何か来年は大幅な遅配もあるとか?であるけれども、遅配問題は別として、受け取ってから、やむなく出してくれるような人には、反って迷惑だろうし、最初から出したくないと思うのも人情。

 そのような考えから、今年は基準を設けることにした。今年の年賀状が、5日到着とするか6日とするかで少し悩みはしたが、最終的に6日到着を基準として、遅れて到着したお方には、出さずに様子を見ることにしてみようと考えた。こんな些細なことで悩むのも、ばかばかしいことだけれども、そんな考えを持つこと自体、そろそろ終着駅が近づいてきたのかなーと感じてしまった。

 郵政民営化後、集配回数も減り、何処となく不安が多いのも事実。年賀状は元旦到着に意味があると考えるので、期日までに投函した年賀状は、元旦配達を実施できるよう努力してもらいたい。当たり前のことだが、来年の対応が見ものだ。

充実した1/68年の一日、結果は虚しく、悔しさが残った。

2006-12-04 20:43:45 | weblog

 11月に入って、我がサイトにも訪れる方が多くなってきたのを機に、少し調子に乗って、アフェリエイトをはじめようと挑戦が始まった。

 まず、Google Adsenseに登録、Adsenseコードを取得。次にGoo Advanceに申し込みHTMLとCSSを使用できるよう準備をした。この間も試行錯誤の連続だった。

 次に、準備した本は5~6冊、毎日少しづつ読み進み、今日が本ちゃんの最終日と決めて、朝から広告コードの貼り付けに取り掛かった。

 HTMLもCSSも曲がりなりにも何とかこなし、自分なりのオリジナルページができた。最後の段階で、広告コードの貼り付けもできたかに見えたが、それが広告掲載に反映されなかった。貼り付けの場所が悪いのか、根本的にその作業手順が間違っているのか、全く分からずじまい。

 GooのHelpもGoogleのHelpもプリントしてチェックしてみたが、最後のツメのところでギブアップを余儀なくされた。どうしても分からない。

 しばらく、猶予をおこう。(あきらめの境地)そうしないと我が頭が、パンクしてしまいそうだ。年末には我が息子も顔を見せるだろう。アドバイスしてもらいなが再度挑戦することにして、しばらくはお休みすることにした。

 この一年、新しいことへの挑戦の連続だった。英会話に始まりブログの開設、最終段階でちょっとお休みをいただく、人生って面白い。これからもできないこと、難しいことへ、少しずつ欲張って挑戦していこう。


全員集合、済州島。

2006-12-02 11:13:55 | weblog
 日本の淑女パワーは素晴しい。韓国政府が日本に対して何を言おうが、韓国国民がどういう風に思っていようが、民間レベルの外交に邁進してくれています。実にご立派というか、そのバイタりティには敬服するばかりであります。

 ヨン様効果というか、かの貴公子が出席するというイベントに対してご覧のとおりの有様。

 報道写真を見る限り、皆さんまだお若く、子育て中の人に見えるが、お子様はどうしているのかなー。だんな殿は、快く送り出してくれるのかなーと人事ながら考えてしまう。

 我が家の古女房も、この世に二人といない、かの好男子に夢中である。グッズを買い、カレンダーを下げ、友の会とかに入って大はしゃぎだ。お陰で韓国語の勉強も始まった。2年足らずで、ある程度は読み、書き、話すことができるようになった。わずか一日15分のNHK教育放送を聞いて勉強したお陰である。これも頭の体操、ヨン様効果の一つだと思う。

 まずは、誰に迷惑をかけるわけでもなし、韓流ドラマに熱中し、韓国語を学び、そうすることで、若さを維持することができる。こんな良いことはない。ヨン様に感謝、感謝である。
 

欠礼状、雑感。

2006-11-29 15:02:01 | weblog
 我が歳を感じることしきり。現役時代は、おじいさん、おばあさんから始まって、父、母といわば年齢順というようなもので、欠礼状をいただくことが多かった。この数年、兄が・とか姉が・に加えて夫が・とか妻が・に変わってきている。服喪期間は、両親および配偶者の場合、13ヶ月とのことであるが、兄弟関係はその1/2位の期間と記憶している。

 しかし、今では、身内で年内に亡くなった方があれば、欠礼状を出す習慣になってきているような気がする。

 明日一日で、霜月も終わり、いよいよ師走だ。年内にあれもこれもと、けりを付けなければないようなことは何一つないけれども、気だけは何か忙しない感じになるから不思議だ。やっぱり正月くらいは、すがすがしい気持ちで迎えたいものと、つくづく思う今日この頃。

パソコンと老人。

2006-11-28 11:45:12 | weblog

1.昨日の出来事。

 作夜、テレビを見ようとした。(マイルームは、パソコン、テレビ一体型)リモコンが使えない。いろいろいじってみたが、ギブアップ。メーカー相談室へ電話。このメーカーは24時間対応してくれるので、パニック状態の時には大変助かる。MyMediaのリカバリーをしなければならないほどの重症だった。解決まで一時間を要した。それでも、懇切丁寧な対応をしてくれたスタッフの方に感謝、感謝。とても年寄りが対処できる代物ではない。

 パソコンの世界は、特に技術革新が早い。今、WindowsXPを使っているが、すでに次期高機能、高セキュリティソフトが発売されるとか。(もう発売されたのかな)3~5年サイクルで買い換えないと新技術についていけない。ゲーム感覚でパソコンと向き合っている今の若者たちがうらやましい。一つ一つ年を重ねながら、必死にパソコンと向き合っている。

2.パソコンマニュアル書

 パソコンの手引書というかいわゆるハウツーものだが、書店に行くと多種多様の本が出版されている。目移りがして選ぶだけでも大変なことだ。私は、500円で分かる・・・・という本を愛用している。始めは、こんなに安い本で大丈夫かな?と疑問を抱きながら手にしたが、なんの何の立派にそれぞれの分野について手引きしてくれた。なぜ、これほど安いのか理解できない。もしかして、それぞれスポンサーがついているのかあーなどと考えてしまう。かの有名なNHKパソコン教室のテキストと比較するとほんとに安いし、いざというときの新技術を教えてくれる。それぞれ一冊づつ備えられたらいいと思う。(これはアフィリエイトではないです。)

 


正月用品の売出しが!

2006-11-24 13:48:51 | weblog

 明日は、我が家に一人しかいない孫が来てくれる。父親の仕事の都合で、延びに延びていた4歳の誕生祝をやっとすることができる。そんな訳で、今日は女房のお供をして、スーパーに買出しに行ってきた。

 店、店には、すでにクリスマスツリーが飾られ、年末商戦の準備が少しづつ進んでいるように見えた。びっくりしたのは、まだ本格的ではないにしても松飾とか鏡餅が売り出されていたことです。野菜に季節感がなくなってきたように、年中行事も一ヶ月以上も前から展示されてしまうとマンネリというか目が麻痺してしまって、年が改まることへの感動が薄れてしまうような感じがした。
 
 ここに来て、喪中の挨拶状がちらほら届くようになった。そろそろ年賀状の準備もしなければと急にあわただしさ覚える今日この頃です。今日から年末ジャンボ宝くじも発売になった。やっぱり年末なのだ。また一つ歳を重ねることに。


時間を持て余しのあなたへ!

2006-11-23 10:00:31 | weblog
 この数年で、団塊の世代といわれる人たちが定年を迎える。町には白髪頭の人たちが、溢れてくるのか?昨日、市立図書館へいった。ブログのテクニックについて、その解説本を探したのだが、適切な本は見つからなかった。

 ついでに、週刊誌をと思ったが、棚には一冊もなかった。読書用の椅子、或いは日当たりのよい椅子で、ご年配の方たちが時間をかけて読んでおられた。私もその一人であるが、私の場合関心のあるところを拾い読みする程度で、じっくり読むようなことはしたことがない。  皆さん時間がおありなのだと思った。用は、時間つぶしのように見えた。

 そこで私の提案を。自分の有り余る時間を持てるようになったら、パソコンが必要だ。ネットにつなぎ、ブログを立ち上げればいい。自分でお店を持ったような気持ちになり、来客数に一喜一憂するようになる。もしかしたら、ブログ病などという言葉が生まれてくる時代が来るかもしれない。

私は、国民学校の一年生。

2006-11-21 18:42:47 | weblog
 楽しかった、面白かった、遊びは戦争ゴッコだった。勉強よりは体力づくり、日本にもこんな時代があったのです。わずか7,8歳の子供がゲートルを巻けたのです。(ゲートルってなどといわれそうだが、昔兵隊(陸軍兵士)が膝から足首までに巻いていた帯状のもの)

 奉安殿って分からないでしょう。国民学校一年生のときは近寄れなかったところですが、戦後小学二年生になってもその施設はしばらくの間、そのままに放置されていた。私は絶対に近寄ってはいけないというその場所にこっそり近づき、覗いてみた。何が飾ってあったと思いますか?これは次の機会に譲ります。聞きたい人は、こっそりメールください。

 明治維新から対露、対中、対米英戦争を経て敗戦を味わい日本は今、アジアの主要国に復帰することができました。これからは、武力を頼りとせずに、技術と経済力によって、この地域へ貢献できるように努力しなければならないと思う。

 安保条約をベースとして、国土、国民の安全を守ってほしい。戦後処理は、まだ終わっていない。それよりも戦後他国(北朝鮮)によって犯された拉致問題の解決すら、できていない。拉致があってからやがて30年、これまで日本政府ならびに警察関係諸氏は、何をどう思って行動してきたのか疑いたい。
 ここにきて勢いづいたように、いろいろな事実が明らかになってきている。もう少し信念を持って、是は是、否は否として毅然とした態度で法を守り、国民の安全と生命を守る意気込みを示してもらいたいものだ。

コイン収集ー雑感。

2006-11-20 16:07:48 | weblog

 ずいぶん以前に(昭和30年代後半から)、切手収集が盛んであった。各家庭には、相当量の記念切手類が保管されていることと思う。こちらもあまり値がつかないような話を聞いた。我が家でも通常の郵便にどんどん使い始めた。

 ミントセットって聞いたことがあるでしょうか?大阪造幣局が年に数回販売している記念硬貨セットの話であります。私も積極的に収集したわけではありませんが、セット類は、この20数年間買い続けてきた。(新聞広告とは別に直接案内が来るのでお付き合い程度に)

 今では、家庭用の小さな金庫にほぼ満杯の状態で、阪神優勝記念とか、鉄腕アトム記念とか特別のものを除いて少し整理しようかと思い、あるコイン取り扱い会社へ問い合わせてみた。なんとお店の方のお話では、売却するよりは「ケースからはずして通常貨幣として使われたほうがいいですよ」との返事でありました。

 要は、500,100,50,10,5,1円硬貨が入っているセットが、1,900~2,200円で販売されておりますが、差し引き1,500円何がしかは、ケース等のパッケージ代と送料になるわけであります。

 切手収集にしても、コイン収集にしても、いずれ先々値上がりを期待しての欲得がらみで集めている人が大半かと思いますが、残念でした。これからは、純粋な気持ちで、記念として大事に収集保管してください。孫子の代になればどうなるかわかりません。

 ここでちょっと苦言を言ってみたい。造幣局も売るだけではなく、その辺の事情をよく調査の上、価格維持或いは発行部数についても研究してほしい。売らんかなで、大量に発行すればするほど、その価値は下がります。希少価値ではなくなるのは、当然であります。

 もう一つ、日本貨幣商協同組合にも一言、「日本貨幣カタログ」という立派な冊子を毎年発行しておりますが、その設定価格について責任ある値段を付けてもらいたい。特に買値については、組合加盟店が買ってもいいという価格を付けてほしい。また売り価格は適正に。投機心をあおるような価格を設定されては、迷惑をこうむるのは、常に庶民の側です。良識ある判断を両者にお願いしたい。古銭或いはマニアックなもの、これ以外の通常通貨に値段を付けるのは、もともとおかしな話なんです。今、気がつきました。