師走を迎え何かとせわしなくブログ更新もしばらく中断していた。
すでに年賀状も書き上げ、少しずつ年末行事をこなしつつある昨今である。大学時代のクラスメートとの忘年会、勤務していた会社のOB懇親会も終わった。後は我が家の大掃除と神棚の飾りつけくらいである。昨日は時期的に早すぎるとは思いつつも鉢物盆栽の植え替えも終わった。少しの間、心身ともに休養したいと思う。
昨日、恒例の今年の漢字が発表された。何と情けないことに「偽」だというのだ。
日本人の品格も地に落ちたものである。建築に始まり食肉加工品ひいては高級料亭の惣菜にまで及んでしまった。ひところ、中国の偽ブランド品或いは他社の商標を平気で乱用し続ける企業風土を問題にしていたが、これでは他国を批判する資格はないではないか。
食品ばかりではない。医薬品の問題も然り。血液製剤フェブリノゲンによって引き起こされたC型肝炎問題。明らかにこれを認めた旧厚生省に責任があるのは自明の理である。亡くなった方への補償、現在治療中の方たちへの治療費、生活費の保障きちんとすべきであろう。吸収されたミドリ十字とすでに亡くなってしまったが某大学教授、許せない所業である。諸悪の根源は、これら製剤或いは薬品が朝鮮戦争時に大量に必要としたことに始まるとか?
戦争は、武器開発と同時に使われた薬品関係の後遺症で地区住民を痛め続けることになる。嘘(偽り)も戦争もない平和な世界は訪れるのだろうか。世界のサンタ大集合!世界に平和を!