晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

一年間の感謝をこめて!

2008-12-30 10:47:20 | 日記

 昨日のテレビ朝日のTVタックルを見て、これがトップ政治家、トップ評論家、トップエコノミストの出席する番組なのか、憤りさえ覚えた。  番組前半は、派遣法或いは内定取り消し問題等政治、経済界の問題について激論を戦わせていたようであるが、あのオチャラケ風刺劇が全くもっていただけなかった。  何だこれは、今までの真剣な意見とはまるで違った雰囲気である。年末をどう過ごしたらいいか、路頭に迷っている多くの解雇された労働者の前で、こんな悠長な芝居をやっていていいのか?それも政治家たちが演じているのである。先ほどまでの意見は、ただのゼスチヤーだったのか。  

 しかも、メイン司会者は世界的監督であるビートたけしさんである。この一年テレビ朝日系の番組は、マンネリ色が強く、面白くなくなってしまった。日曜10時に始まるサンデープロジェクトにしても全く見たくなくなってしまっている。むしろそのあとのスクランブルのほうが魅力的番組になってしまっている。もっといえばCATVの愛川欽也のパックインジャーナルのほうが今起きている問題を深く掘り下げた番組になってしまっている。

 いずれにしても、マスコミももっと真剣に番組作りに取り組んでもらいたいものである。国民は常日頃の怒りを何処へぶつければいいのか。何処に訴えたらいいのか。日本の再生に向けて、みんなが力を合わせて取り組まなければならないときであろう。  

 この一年、わがブログに訪れていただいたすべての方へ感謝いたします。

 そして、どうぞ良いお年をお迎えください。  


こんなことがあってもいいのか?

2008-12-23 17:22:19 | 政治、経済
 紅粉船長、栗浦機関長の7年間に渡る北朝鮮の不当留置について日本政府を始め関係筋もなんらの責任を果たしていないという。全くお気の毒な話である。

 日本人が、あれほど拉致され、いまだ帰れない現実を見ても日本政府の無力さを感じざるを得ない。紅粉船長たちの問題にしても安易な政府関係機関の事なかれ主義が問題を引き起こしたことは間違いない。

 日本政府は、結果的に倒産に追い込まれてしまった富士汽船ならびに不当な抑留生活を余儀なくされた前出お二人に対して、何らかの補償もしていない。私は最低限の補償をすべきであると思うのだが、時すでに遅しの感ありとしない。

 いまだ持って帰らない拉致被害者数百人、21世紀にあってこんな国が生存すること事態考えられない北朝鮮の実体。叶うことであれば、2009年初頭において全員帰国を果たしてほしいと思うのは私一人ではないはずである。

 聞くところによれば、金正日はまともな政治的判断はもとより日常的な判断も難しい状態であるというではないか。一気呵成に戦後補償も含め全員帰国の実現に向けて最善の努力を果たすべき時が来ているあずである。

 麻生総理大臣殿 腹を括ってアタックしてみては如何か?あなたの人気回復はこれしかないのではないか。全く腹が立って仕方がない。

解散もできない麻生総理。

2008-12-21 10:36:58 | 政治、経済

 昨日、我が家の孫が訪れた。既に小学受験も無事終了、希望の私立小学校へ入学できた。この一年は、何もかも忘れて受験勉強と塾通いを続けていた。結構厳しい狭き門であったようだ。何より目出度し目出度しである。

 そのまだ6歳になったばかりのわが孫が、大人顔負けの発言をしていた。思わず聞き返したくらいである。麻生は馬鹿だ!理由を聞くと漢字が読めないんだもんとのこと。麻生って誰と聞けば、総理の麻生だよと平然と言ってのけたのである。ちなみに来年就任するオバマ大統領のことはオバマ氏とか言っていた。恐るべきである。おそらくは、幼稚園でも日常的に同じような会話がなされているのだと思えた。

 景気対策も後手後手、解散権も行使できない状態、定例記者会見では失言の連続、これでは支持率も下がる一方であろう。民主党もこれといった決定打が無いまま年を越してしまいそうである。1月早々の総選挙か?これでは自民党が悲鳴をあげる前に、国民がギブアップしそうである。


改革は地方から!

2008-12-17 09:20:46 | 政治、経済
 改革は、地方からだと思う。橋下府知事或いは東国原知事たちが賢明に改革を推進している姿は、見ていて小気味よさを感じる。どんどんやれば良いし、やれるはずである。それは府民、県民の支持があるからであろう。

 今回の教育再生委員会の決定など遅すぎた嫌いはあるが、橋下知事の決定に触発された決定のようである。改革、改善は誰もやらないことを率先してやりぬくことだと思う。その先導を取るのは、若くて新進気鋭の先の両知事たちである。後5~6県このような人たちが生まれてくれば、日本は相当変わってくることだろう。

 あの教育委員会で勇名を馳せた大分県、今回の失業対策、住宅手当の措置は見事であった。JAも一緒になって失業者救済を取ったことは久々に見る快挙である。遅々として進まない国レベルの経済対策、景気対策など待っていられないはずである。

 今日、明日の問題であるからだ。  改革はまず地方から!こんなことを思わせる出来事だった。

ノーベル賞受賞・・・益川博士に大喝采!

2008-12-12 19:28:41 | 注目の話題
 ストックホルムでも益川博士は大人気なのだそうである。上背は決して高くは無いが、なんとなく人をひきつける表情は人種を超えて理解できるのかもしれない。

 授賞式に出席する前から英語でスピーチしろといわれたら出席しないと明言してはばからなかったお人である。見事日本語でやり通した反って先方が気を使ってくれて日本語で授賞の挨拶をしてくれていた。ノーベル委員会もさすがである。

 日下先生だったか将来日本語が世界の共通語になるなどと書いておられたが、詩、俳句、連歌、川柳の細やかな表現と奥に秘められた言葉に表さない部分を理解する感情の機微についてはほかの言葉では表せないことだと思う。

 それにしてもノーベル氏は偉大な人なのだと今更ながら関心しきり、それを支持するスエーデン国民もご立派だと思う。

スーパースターと老老介護の現場。

2008-12-05 18:55:30 | 暮らし

 俳優は最後まで芝居を演じなければならないのか?過日のテレビ放送を見て、果たして嘗てのスーパースターの現実の姿をこれほどまでに赤裸々に映し出すことが果たしていいのかどうか考えさせられてしまった。

 スターは夢を売る仕事だと思っていた。嘗ての華やかなりし時代のお二人の姿から認知症(?)に襲われた彼女の姿を見せ付けられる視聴者の気持ちをどう受け止めたらいいのだろうか。とてもまともに見続けるわけには行かなかった。

 確かに、現実はお二人の姿に代表されるとおり、それが実体そのものの姿かもしれない。やがて誰にでも訪れる現実を突きつけていることだと思う。

 ただちょっと待ってほしい。これまでスターで通した人たちのあまりにも哀れな姿は、見たくないのも一般庶民の偽らざる気持ちであると思う。よく著名人の病魔との戦い現場が放映されるが、これも社会的啓蒙思想を植えつけるにはいいと思えるのだが、夢を売る仕事に携わった人たちの哀れな姿は、あまり見させてほしくないのも事実であろう。果たして多数派はどちらか?


疑問?

2008-12-05 09:50:06 | 暮らし
 この二、三日の間に、私ども夫婦宛にそれぞれお手紙をいただいた。一つは国連難民・・・もう一つは国境無き医師・・・からのものである。  確かに世界を見渡せば紛争あり、内戦あり、大規模なデモあり、そんな中でいつも善良な市民が犠牲になっているのも事実であろう。

 しかし、今国内を見ると非正規社員の首切りの嵐が吹きまくっている。それも全産業にわたって、また全国的広がりを見せている。これからどうなる? 日本丸。

 ところで、先ほどのお手紙の話であるが、これほどまでに振り込め詐欺やら、商法違反事例が横行している中で、まずは疑ってかかるのが当たり前であろう。特に、注意してみていると振込用紙にはカードによる支払いとカードによる継続的寄付依頼があり、なんとカードナンバーから生年月日までことこまごまと書かせるようなスタイルになってきている。こんな危ない寄付行為は、いくらその意思があっても付き合えないのが当たり前ではないだろうか。

 これらを担当するスタッフの方々に申し上げたい。ことこまごまとした実情説明を訴えるより、当方はしっかりした組織であり、間違いなく正しく救援資金として使われている事実を説明してほしいものである。カード全盛時代とはいえ、受ける側に何か不安を抱かせるせるようなシステムはとるべきではないのではないか。一言苦言を呈しておきたい。