晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

あまりにも惨めな代表質問。

2009-10-28 18:16:42 | 政治、経済

 自民党の代表質問もどこか空々しく聞こえてきた。医療制度が崩壊に瀕している?年金問題も国民は不安を抱いている?社会不安は広がるばかりとか言っておられた。

 ちょっと待ってください。まだ民主党政治はスタートしたばかりですぞ!これまでの問題は、あなたたち自公政権の残された残骸でしかないではないか。だから質問していても、どこかむなしく響いてくるのだろう。あなたたち政治が、こんな惨めな結果を招いたことを謙虚に反省すべきである。その反省からスタートしない限り自民党の再生は無いと思う。

 国民は勉強させてもらった。これまでの自公政権、庶民の味方であるべき公明党も、もうその役目は終わってしまった。政教分離を実現する時がきたように思う。創価学会と離れた政治体制を考えてはいかがだろうか。

 連日の政治報道が面白い。国民の見える形で政治が進んでいることが実感できる。お国の大掃除、行政の大掃除、腐った政界の大掃除、平成維新を国民の期待通り実行してもらいたい。些細な政治資金の問題で鳩山政権をつぶしてはならない。どんなにたたいても贈収賄事件になど発展しないはずだ。有り余る資産の使い道を捜し求めて、その手続きが誤っただけではないか。許してやって欲しい。

 この政権をつぶしてしまうようなことがあれば、日本はおしまいだ。そんな気がする秋のひと時である。


運命の人 全4巻を読み終えた

2009-10-20 10:26:48 | 政治、経済

 昭和47年に起きた外務省機密漏えい事件は、うる覚えであるが確かに大きな社会問題として連日紙面をにぎわせていた。法律論として公務員の守秘義務と報道関係者の取材のあり方についてまた、政治的にも与野党間で激論が交わされていたように思う。

 その後30年、日米間に交わされた機密文書が公表されたが、罪を負ってしまった当事者にとってあまりにも長かった道のりであり、その意味するものは何なんだろうか?

 それにしても、日本の国土の0.6%に過ぎない沖縄に米軍基地が75%も偏在していることは沖縄の地勢的条件を考えあわせてもあまりにもお気の毒な実情であると思う。今また基地問題が民主党政権の元で問題化しているが、社民党の主張する県外或いは海外移転ということも一理も二理もある主張のような気がしてならない。

 しかし、今後日米間でどのような話し合いが持たれ、どんな形で決着するのかこの一ヶ月の間には結論がつく話のようである。基地そのものの条件もさることながら、沖縄県民のためには、日米間の地位協定や県への優遇策も同時に考えていかなければならないことである。

 わが女房殿は、沖縄へは足を踏み入れたくないといい続けている。沖縄戦で亡くなった方は敵味方あわせて24万余名といわれている。そのうち沖縄県民は14万9千余名とのことである。その多くの犠牲者の屍の上を歩くことはできないとの彼女の考え方のようである。

 今も新たな問題で悩み苦しんでおられる方々も多いのだろう。本土のかたがたも沖縄の人たちの犠牲の上に日本の安全があることを認識しなければならないとつくづく思う大作であった。


大きな疑問二題。

2009-10-13 13:32:32 | 政治、経済

 まずは、中川昭一前財務相のあまりにも若すぎた死についてである。親子二代に渡って56,7歳での突然の死、お父さんの死についても疑問の残る死に方だった。当時、第一秘書であった鈴木宗男衆議院議員との確執は、ここからスタートしたのである。あの北海のヒグマとも称された父一郎氏があんな死に方をするとは到底考えられなかった。当時の週刊誌誌上ではいろんな憶測が乱れ飛んでいた。今でも不思議に思うことは、あまりにも早く荼毘にふされたことであった。
 過去の話しはこのくらいにしても、それよりも何よりも、ここで申し上げたいことはつい先日、副島隆彦氏の日米「振り込め詐欺」大恐慌の書籍を読んだのだが、その249ページに「中川昭一財務相はクスリを盛られて大臣の座から引きずり下ろされた」との記載があった。2月14日のJ7中央銀行総裁会議後の酩酊会見の現場について、真実はクスリを盛られた結果であるというのである。大臣の会見模様は、アルコールの影響とは考えられないあまりにもひどい状況だった。確かにアルコール以外の何かの影響と思える画面であった。そのクスリを入れたのは、大手新聞社の女性記者であるとはっきり名前まで書いてあった。これこそ大きな問題ではないか。その後大臣を辞任し、今回の衆院選では落選となってしまった。中川氏を死に追いやる大きなきっかけとなったのは間違いない。このことについては、どこのどなたも問題視していない。不思議なくらいに静かなのがかえって疑問を抱きたくなる問題だった。

 次に、昨日の前原国交相の羽田ハブ空港化発言である。むしろ遅すぎたハブ化であるが、周りが今になって大騒ぎなのが面白い。なぜ、成田へ国際空港を持っていったのか。理由が分からない。これまで散々反対運動を続け、開発を遅らせてきたのは、どこの人たちだったのか。もっと速やかに滑走路の延長工事、増設工事を進めていたならば、羽田にハブ空港を持っていかれることも無かったではないか。

 成田は日本でもトップツーの裕福な市である。それもこれも空港あってのことではないか。税収も上がり、仕事の場も人口も増え続けているのも空港のおかげではないのか。人間欲張らないほうがいい。ほどほどをわきまえることが肝心である。

 住民エゴはもうこりごりだ。


世の中明るくなった感!

2009-10-09 18:25:37 | 政治、経済

 民主党政権での各大臣、とにかく大忙しの態であるらしい。これまでテレビに頻繁に出ていた人でさえ、ここしばらく姿を見せていない。何かと忙しいのだと思う。

 政権与党になって不慣ればかりではなさそうな雰囲気を感ずる。とにかく自公政権はいい加減すぎたのであろう。

 八つ場ダム一つを見ても、某週刊誌によるとこの川は死の川だったというではないか。上流には硫黄温泉で名高い草津温泉もある。とにかく酸性が強く魚も住めない死の川だったというのである。57年前村民は、魚もすめない死の水を都会の人たちに飲ませるわけにはいかないと反対運動を続けたという。金を使いたいばかりの建設省(当時)はその酸性水を中和するためのダムを造り、年間30億円もかけて石灰を運びいれ、中和しているというではないか。近く栃木県には石灰山がある。川を駄目にし、山を駄目にする治山、治水などあるわけは無い。こんな馬鹿なことをとめることもできずに57年も費やしてきたのが自民党なのである。しかも膨大な税金を使って。

 今こそ国民は、目を覚まさなければならない。じりじりと落ち込む国力、経済力この辺で再生しなければ、日本の明日は無いではないか。