古い家と古い家具のある暮らし・今日でも残るギルド制度・紳士の基礎をつくるパブリック・スクールなど等大変興味深く読ませていただいた。
中でも、今でも残る茅葺き屋根の家々が相当数残っており、好まれて住んでおられる風景には、驚かされた。日本では、世界文化遺産に登録された飛騨高山の合掌造りが有名であるが、ごく限られた地域にしか残っていない建物になってしまった。戦後における生活様式は、米国流とも言える使い捨ての生活が定着しており、最近になって10年20年での建て替えは無駄だというような風潮になってきた。ちょっと気づくのに遅すぎた感がある。
武士道と騎士道の類似点等同じ島国にあって、歴史と伝統の中で何か共通するものがあるように思えた。今、話題の教育再生についてもイングランドでは、幼い子どもたちが親元を離れパブリック・スクールで強固な精神を叩き込まれるのだそうだ。羨ましい限りだ。
安倍総理の美しい国づくりも大いに結構。しかし、その望む方向性がちっとも見えてこない。憲法改正も大いに結構、紛争地域への海外支援も大いに結構、できるなら平和維持にかかわる協力を惜しまないことだと思う。戦争地域への派遣云々ではなく、真に平和活動へのしっかりした支援体制を確立しておかなければならないと思う。
ちょっと、横道にそれてしまった、今日の日記である。
1.年齢に逆らわず、無理をしない。
2.いやなことはせず、楽しいことをする。
3.眠いときに寝、醒めたら起きる。好きなものだけ食べる。ただし午後八時まで。
4.義理、面子、思惑をすてる。つまり省事で通す。
5.友人をつくり、敵をふやさない。・・・以上「この日、この空、この私」より抜粋
実に妙を得て、素晴しい生き方だと感心しまくった。よし今日から早速実行しようと昨日の決意。最近、この年になってやたらと同窓会とか、クラス会とか卒後50周年記念とか言って案内が来る。すでにふるさとを離れて50年、定年後をふるさとでとかのキャッチコピーを見かけるけれども、どうしても都会を離れることができないでいる。人それぞれの考え方であるが、作家城山三郎さんも茅ヶ崎にお住まいのようだが、東京へ出かけるのが、年とともに大変な様子をお書きになっていた。
我が家でも、老後を何処で、どのような家で過ごしたらいいか。そろそろ考え始めているが、結論は中々出せないでいる。この二、三年で実行しない限り無理とも思うが、成り行き任せ。東京直下型或いは東南海沖地震よ!もう少しご訪問を遠慮していてほしい。お願いしますよ。
今日の仕事は確定申告。年金受給者にとっても、大事な一年の締めくくりだ。一昨年からだと思うが、年金受給者にも源泉徴収が始まった。その前の年、申告に際して税還付の有無を聞いたところ、税金を納めてない人には還付はありませんよと軽くあしらわれてしまった。考えてみれば問う以前の問題だった。ショックだった。
今年の申請においても多少なりとも還付金があった。当然といえば当然のこと、少ない年金の中からしっかり所得税を納めているのだから。
パソコン(インターネット)をやる人にとっては、国税庁のホームページから関係書類さえ整えておけば簡単に作成できるようになった。ありがたい話であります。今日、書類的には完成したのだけれども2月1日くらいの郵送をと考えております。
確定申告自体、年一度のことであり、毎回そのつど多少なり内容的に変更があることもあり、ちょっと注意を払わないとせっかくの還付金を受けられなくなってしまうこともある。実際、今日も三回ほど作り直してしまった。最初は4千円程度の還付、次は4百円ほどの還付、最終的には14,000円ほどの還付金になった。なぜか、社会保険料の中に国民健康保険料を参入することを忘れてしまっていたのだ。書類的に書き記されたことだけを追いかけていると肝心の大きなことを忘れてしまうことになる。
これから作成される方は、ご注意を!そそっかしいのは、私だけかもしれないけれども、じっくり取り組んでください。
我が家の女房殿が、大量の納豆を買い込んできた。聞くとテレビでダイエットに効果があると放送され、早速実行に移したとのこと。数日後には、スーパーで品切れを起こしているとかいって、テレビの影響力について感心していた。
他局の昼時に放送される健康番組でも、健康によいとして取り上げられた食材が、夕方にはスーパーの店頭から姿をけしてしまう現象は時たま見受けられるのだそうだ。仕入れ担当者も過去のデーターばかりに頼っていられない時代になっている。
女房殿は、二日ほどしてこのダイエット食事をやめていた。聞くと、おなかに豊満感があり、便秘しがちになり、おまけに体重は減らずにむしろ増えてしまったそうだ。ご丁寧に納豆を練り上げて15分?ほど放置してから食べるのがいいとか言って一日三度三度そのやり方をしていたのだ。
この騒動で、増産体制に入った納豆メーカーは、売れ行きの止まった納豆の山をどうするのだろうか。これこそ損害賠償問題ではないか。万が一私が想像するようなことになればテレビ局は、素直にその損害補償に応じるべきだ。そんなことを考えさせられてしまった事件だった。
かつては、旭鷲山関今では一人横綱の朝青龍関に代表される相撲の世界では有名な国である。概要文に記した通り金岡先生の図書を読み、韓国、中国の人々と違い、大変親日であることを知った。
日本人も同様、大変忘れやすくまた、過去に受けた屈辱をいとも簡単に忘れ去り、他国を恨まない性格はよく似ているそうだ。日本との戦いは、過去に二度ほどの蒙古の来襲として知られるが、それ以後はない。むしろ日本軍を利用したほうである。
歴史的なものは、師の図書を読んでほしいと思うが、その記述の中で特に感銘を受けた部分だけを記しておきたい。
1.モンゴルでは、決して敷居を踏まない。タブーとされる理由は、ゲル(移動式住居)
の敷居は、大宇宙と小宇宙を仕切る神聖な場所とされているから。
2.こうした社会規範或いは秩序は、家庭教育で徹底的に指導され、営営と維持伝承
されるのだそうだ。男子は6歳から馬に乗せ、父兄に倣い家畜の放牧、狩猟を学
ぶ。女子は、母姉について裁縫、調理それから乳製品の精製を習う。父母や
祖父母への尊敬、服従は絶対であり、親はそれに慈悲で答える。
日本では戦後の民主化路線の中で、家族制度の崩壊・・・核家族化により、
年寄りの存在が忘れ去られてしまい挙句の果てに、教育のあり方までおかし
くしてしまった。
教育基本法が改正されたが、法改正だけで教育はけっしてよくならない。教師の質の向上と強い使命感がなければ進展はない。父兄の側も学校に預ける以上、学校の方針に従い、徹底した指導教育を要請していくべきである。学校も父兄の期待にこたえてほしい。
この乱れきった世の中を一人ひとりの心がけでよき方向へ一歩でも近づける努力が必要とつくづく思う。教育現場も宗教の世界もすぐには役立たない。まずは、各家庭の中でしっかり教育してやりたい。モンゴルに見習えである!
近隣諸国からの移住者に対して、日本では「在日・・人」という呼び方をしてきた。これは、私に言わせると差別語に聞こえてしまうのだが、いかがなものだろうか。それもごく限られた国からの人々に対してだけである。そろそろ、その呼び方についても、再考する時期に来ていると思う。
今、日本では少子化で悩んでいる。ある時期を過ぎると急激な高齢化と労働人口の減少に見舞われるという。一方、北朝鮮が崩壊すると200万人規模の避難民が押し寄せてくる可能性も指摘されている。
そろそろ、日本もアジアの一員としてアジア情勢全体を捉え、国土の確保と安全の維持に注視しながら、外に向かって積極的に働きかける時期に来ているように思う。
国土の確保とは、勿論竹島(対韓国)、尖閣諸島(対中国)、北方四島(対ロシア)のことである。この10年の間に筋道を立てた解決をしておかなければ、永久にこの問題に悩まされることになるような気がする。中国の覇権主義は、大陸内陸部から日本海側へ移行している気配。ロシアの動きも気になるところ。
今、世界の紛争をみると、国家間というよりも民族間、宗教間の内紛になってきている。米国はイラク戦争にてこずっているが、宗派間或いは部族間の権力闘争の様相に何処まで介入していくかではないだろうか。まずは治安を回復し、任せきることかもしれない。
もう一つ、日本が犯罪人引渡し条約を締結している国は、米国、韓国だけと聞く。国交のない国は別としても、近年一つの流れとなってしまった、犯罪を犯して国外逃亡というケースが多くなってきたいるが、外務省の職務怠慢であると思う。
制度的見直し(研修生制度等これらは賃金の不払い問題の原因の一つになっている)と上記条約の締結等法整備をしたうえで、大いに海外からの受け入れを進めてもらいたい。そうした対策を推進する上で、人種差別的発言、考え方等少しでも解消しておくことが大事なのではないかと考えるのだが、いかがなものか。
‘06.10.09号日経ビジネスに「敗軍の将、今を語る」の特集号に掲載されていた。
一時、九州でコンサルをされている話は聞いていたが、ご自分がのめり込んでいった上海で、ご活躍との記事であった。
ブラジルを皮切りに香港、上海と海外事業を展開し、国際流通グループの仲間入りを果たし、将来を嘱望されていた。が、結果はご承知のとおりである。しかし、やっぱり和田さんは只者ではない。しっかり、ご自分の見識と経験を生かし、コンサルをはじめられ、その人気も高いという。ご自分が築かれた上海の店舗は、今では1店舗あたり売り上げNo.1とのこと。さぞかし、無念であると拝察いたしました。
写真で拝見する限り、まだまだお若く見受けられます。よきアドバイサーとしてますますのご活躍を期待しております。若輩者からの応援メールであります。
12月19日、年末ジャンボの締め切り一日前のことでした。私の夢枕に不思議な老人が現れ、宝くじを買えと勧めてくれました。 昔、昔ここ掘れわんわんではないが、自宅の床下からとってもとっても取りきれない硬貨が出てきた夢を見ました。翌日通学途中のこと、三千円を拾ったことがありました。三千円は、当時一ヶ月暮らせるに十分な時代でした。(警察に届けたかどうか記憶にない。届けなかったとして、すでに時効が成立している)
そんなことがあったので、これはもしかしてあのときの夢老人と思い早速年末ジャンボ10枚を購入した。
その結果は、やっぱり正夢でした。3億ではなく3千円の間違いでした。桁数にして5桁の違い、また夢老人がお出ましするまで、くじは買わないことにしよう。それにしても3千円の投資で、3,300は一割配当。まずはスタート絶好調とすべきか。感謝。感謝。シェシェーニ。
昔々の話、ある国税査察官OBの方が話していたことを思い出した。裏金造りをした経理マンに、いくらもらったかを問いただす場面において、相場は10%だと言い切っていたことを。民間会社においても、その事実が露見した場合、ただではすまないことを警察、県職員がせっせと税金をちょろまかして自分たちの飲み食いに使っていたという、とんでもないことが、全国あちらこちらで起きている。なんだこれは!自分たちで稼いだ金ではないぞー。税金だぞー。
国会周辺でもこれと似たことが随所にあるようだ。いわゆるお手盛り手当てというか、公務員の給与を上げることにより、それに連動して議員様の歳費(報酬と同意)も自動的に増えるというシステムになっているとか。国民全員が阿部先生の本を読まれることをお勧めします。私に財力があれば、全国の一人ひとりにプレゼントしたい気持ちである。
議員の方々には、それなりの対価を払ってもよいと思う。しっかり、まじめに国民の側に立って、国民の生活を見て政治判断をしてくれるのであれば、いくら払っても結構だ。しかし、実体はそうでないから少しのお金も払いたくなくなるのだ。
某テレビ局が、議員宿舎の問題を取り上げていた。民主党の河村議員が、先頭に立ってこの問題を追及しているようだが、次から次に立派な御殿が建設されている。公務員宿舎もそれに続いて、いけいけどんどんなのだ。これこそ、政官癒着の何者でもない。何処の誰が、この不可解なシステムにメスを入れてくれるのだろうか。われわれが、生きている間に、これぞ日本さすが日本といえる政治、社会、経済体制ができないものだろうか。
世襲の政治家、金持ち優遇政策、企業の優遇税制、この対極にある国民の悲痛な叫びに耳を傾けてくれる政党、政治家はいるのかいないのか。次の地方選挙、衆参選挙においてしっかり見極める目を養ってほしいと思う。こんな新年発想になってしまった。
最後に、阿部先生のホームページアドレスを記しておきます。
P.S. 私、阿部先生と何の関係もありません。たまたま図書館で、先生の図書に触れたに過ぎません。先生の指摘された事実に唖然とし、共感を覚えた一人の市民です。先生のますますのご活躍を期待いたします。
明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いを申し上げます
年末から年始にかけて、どちら様も大変忙しい思いをしたことと思います。
我が家にも、息子夫婦が孫を連れて訪れてくれ、にぎやかで楽しい大晦日と正月を迎えることができました。下関のフグ料理と吉兆のおせち料理に舌鼓を打ちながら、家族五人が気の置けないひと時を過ごすことができました。
普段は老夫婦二人きりの生活に、孫を含めた三人が加わることで、こんなにも明るく楽しい大晦日を過ごしたことはありませんでした。孫も今日だけは特別、10時までのお遊び時間をもらい、嬉々として遊びにふけっておりました。
核家族化の問題が、何かと話題になりますが、この流れは変わることはないと思います。豊かさの証明みたいなものだと思えばいいと考えております。それぞれが独立した家庭を営み、自立自営の生活をエンジョイすることは決して悪いことではありません。親と同居を望む人は、その道を選べばよいし、自分たちの家庭を大事にしたいと思う人は、独立した生活を選べばいいと思います。一概にこうあるべきとの論理を振り回さないほうが自然だと思います。
いずれにしましても、今年一年大過なく健康第一として過ごして生きたいと考えております。少しだけ心配することは、消費税を含め目に見えない形で増税が進行することだけであります。年金福祉の問題、介護、健康保険料の増加、定率減税の廃止等年金生活者の所得からも徐々に税収獲得へ動き出しております。
勝者と敗者、企業も個人も強きものだけが生き延びる社会システムで、果たしていいのだろうか。つい何年か前には、ILOの関係から週48時間労働を厳守しようとしていたものが、今回は残業給付をしない方向へ転換しようとしている。すでにこの数年間、サービス残業という新造語まで生まれている現状であります。この上残業代をはらわなくともよしとする法律ができた場合、どのような悲惨な現実が生まれてくるのかわかりません。
組合もしっかり自分たちの主義主張ができるだけの力を持つべきであります。政治問題に深入りすることなく、経営者側と立ち向かう姿勢を労働者に見せてほしいものと思います。
新年早々から、暗い話になって申し訳ありません。
ガンバリヤー働くものよ。 今日は、よい初夢をみよう。