晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

今日一日の仕事。

2008-10-28 17:41:07 | 日記

 捨ててもいいゴルフ帽をかぶり、庭木の剪定作業をしていた。毎年思うことであるが、何時までこの作業を続けられるか、体力の衰えを感じながらせっせとと剪定をやっている。それほど広い庭ではないのだが、自分で手入れするには結構厄介になってきている。

 我が家は道路に面していることもあり、下を通る人の迷惑も考えながら作業を進めていたが、昼前の一時、幼稚園生の一団が通りかかった。勿論保母(男性だったが)の引率の元、整然と列を成してにぎやかに歩いていった。

 この幼稚園引率者が発した言葉に身動きできなくなってしまった。上でお爺ちゃんが木を切っているので枝(切り落とした)を踏まないように気をつけて頂戴とといって通り過ぎていった。

 私もこの青年から、お爺ちゃんといわれる歳になってしまったのか、この青年の言葉遣いが不適切であったのか、そんなこととは無関係になぜか虚しい気持ちになってしまった。高いところから、落ちそうになったのも事実。それほど言葉というものの影響力は大きいのだと思ってしまった。

 幼稚園生から見れば、確かにおじいちゃんである。しかし、40才前後の青二才にお爺ちゃんと言われる筋合いは無い。全く気分の悪い一日になってしまった。


我が家の賞味期限。

2008-10-27 17:30:10 | 注目の話題
 どちらの家庭にも必ずあるといっていいウィンナーソーセージ、しかも業界大手のメーカーの製品に問題が起きてしまった。幸い我が家にあった製品は、消費期限の後ろにNのマークがあったので、おそらくは名古屋工場の製品ではないかと思うが、それにしても口にするのはどうも気にはなるのだが・・・

 これほどまでに食品の安全性について、神経が配られているときに、なぜ社内の連絡がこんなにもかかってしまったのだろうか。もっとすばやい対応が取れなかったのだろうか。その上、シアン化合物の数値が、基準を大幅に超えてしまっているにもかかわらず製造を続けてしまったことが、被害(メーカーサイドの)をより大きくしてしまったように思う。

 逆に消費者の立場から言えば、この間食べてしまった被害者(消費者)はその怒りを何処にぶつければいいのか?健康に問題が出るほどの量ではないにしても何か釈然としない、怒りがこみ上げてきてしまう。

 行政側にも責任は無いのだろうか。健康に害を及ぼす薬品類、非鉄金属類、化合物等その取り扱いについてもう少し明確な罰則規定があってもいいように思う。営業停止、操業停止も大きな罰則であるが、それよりも違反行為のあった企業には食品関係を扱わせないような厳しい罰則があってもいいように思う。

 ただ単なる消費者の感情、不買問題だけで済ましてしまうことが、次々にこの類の問題を発生させる根源ではないのだろうか。

 今日は、消費期限、賞味期限について、このあいまいな表示問題を考えようと思って書き始めたのだが、問題が横道にそれてしまった。この問題は次の機会にしたいと思う。

宝くじ高額当選者の顛末。

2008-10-24 16:01:26 | 注目の話題

 殺された吉田寿子さんのご冥福を祈りたい。
片田舎で起きた殺人事件、しかも金銭がらみのトラブルらしきことまではっきりしていながら、犯人逮捕まで3年もの歳月を要してしまった。犯人は偽名を使うわけでも無く、大都市東京で新聞配達人としてまじめに暮らしていたという。子持ちの外国人女性と同居(結婚状態)していたことから、結構女たらしのくだらない男のように思える。

 吉田さんは2億円もの宝くじに当たっていながら、家族には一切知らせていなかったという。どのような家庭環境なのか、家族構成なのか不明であるが、もしも家族の誰かに知らせていれば、失踪事件というより金目当ての殺人事件にもっと早くたどり着いていたように思えてならない。これも彼女の運命なのか、それだけで片付けてしまうにはあまりにも理不尽な事件である。

 私の周りにも親兄弟よりも彼を信じていた女性がいた。表面的には、やさしく時には猫なで声まで出すような男であったが、ある日親兄弟から遠く離れた温泉地の近くへ引っ越していった。しかも彼には収入という収入も無く、年金ももらえるかどうかの人間だった。東京にほど近いところに持っていたマンションを売り払い数千万円は彼女のものとして持っていたはずである。

 引っ越してまもなく、彼女は病に倒れてしまった。膠原病とのことであったが、実は肺がんであったように思える。ろくな治療もしないままに発病してからわずか数年で命を落としてしまった。葬儀もろくなものではなかったようだ。一切合財を彼の兄弟で分けたらしい。以後、彼女の身内には遺産のことも、法事のことも、何一つ連絡が途絶えてしまった。全くもって許せない男であった。こんな男は世にはいて捨てるほどいるのだ。ご用心、ご用心。

 そんないやな男の所業を見ていたので、今回の事件は自ら殺人を犯したことを除けば、にたような出来事のように思えて仕方が無い。

 どんな親でも、どんな兄弟でも、血は水より濃いというではないか。夫婦であっても所詮は他人である。血のつながりは無いのだ。血がつながっているのは、親子兄弟だけである。そんなことを言いたくなった事件である。

 残された無念のご家族は、これから民事で犯人と戦えばいいと思う。そして彼が貢いだ先までいって、少しでも取り返してきて彼女の供養とすればいいと思うのだが。


朝日新聞対橋下知事。

2008-10-21 18:23:14 | 注目の話題

 当の私も朝日新聞購読者である。小中学時代から朝日新聞に慣れ親しんできた関係で、今更購読を云々する気にはなれないのだが、朝日新聞もこれまでに幾度と無く間違った見解やら偏見やらあったことも事実である。

 人は朝日は左がかっているとか何とか言っているが、確かにその傾向はあった。対中国対北朝鮮問題において常に相手側の立場に立った論調を繰り返してきた。拉致問題についても否定的であったように記憶しているが?それもこれも社の方針であるから致し方なかろうと思う。

 しかし、10/3社説に取り上げた橋下知事へ「弁護士資格を返上しては」は、朝日ともあろう新聞の社説で取り上げる問題であるとは思えないのだ。論じること事態、マスコミのあるべき姿というか報道倫理に反しているのではないかと思う。これこそ活字の暴力以外の何者でもない。しかも人の職業を云々し、個人を攻撃している。今は大阪府知事であるから公人としての立場であるが、問題発言のときは一弁護士であり、タレントであった個人の発言に対して、それが法律に触れようが触れまいが社説で職業選択の自由まで指図するとは言語道断であり、おごり以外のなにものでもない。

 問題の発端は、光市母子殺害事件の弁護団に係わることからである。ある日、突然に妻と子を殺されてしまった被害者の立場を考えてほしい。まだ若いおろかな犯人によって過去も未来も粉々にされた被害者がいるのである。

 法はいかなる犯罪人にも等しく弁護人を保障している。経済的に弁護費用を負担できないものでも法定弁護人を採用できるようになっている。だからといって本件の弁護人のごときふざけたというか漫画チックな自供幇助をしていいのだろうか。

 世論の多くは橋下弁護士の見解に賛同したはずである。だからといって、朝日新聞社が、広島地裁の判決を持って弁護士資格を返上せよとはどこか納得できないばかりでなく、朝日新聞社の血迷った姿が見えてくるような気がしてならないのである

 頑張れ、橋下弁護士、頑張れ橋下大阪府知事!


日本のサッカーに思う。

2008-10-16 09:35:12 | スポーツ

 そもそもスポーツの世界は体力勝負である。背が高い、体重が重い、走、攻、守、これも早いか遅いかの違いであり、勿論早いほうが有利である。昨夜の試合を見ていて背の高さ、体力において相当な開きがあるのは明白であった。それをカバーするテクニック、チーム力、俊敏さにおいてわずかに日本が勝っていたかもしれない。 

 シュート回数は日本が断然多かった。ただ、相手のガードも確かなものであり、監督の采配以前によくぞ引き分けに持ち込んだと思えた。  私は、熱烈なサッカーファンではないが、国際試合は見ることが多い。門外漢の私などが偉そうなことはいえないのであるが、ホームで勝ち点3が取れなかったからといって「監督解任」へと結びつける手法は納得いかないだけである。もっとじっくり構えて選手にも監督にも余計なプレッシャーを掛けないようにしたいだけである

 いくら勝つためといえ、外国人監督依存はやめてもらいたい。ジーコ前監督はウズベキスタンの顧問になり、日本選手の攻略法についてアドバイスしたという。恩を仇で返すことなど平気なのだ

 少なくとも日本の監督を勤めた人である。その人のアドバイスが何処まで有効に働いたかは不明であるが、気持ちの上では許せない行為であった。


闇に葬られてしまったロス疑惑事件。

2008-10-14 15:31:58 | 注目の話題
 この7ヶ月にわたる三浦和義氏と弁護団対ロス市警の戦いは、双方とも確信を持った法律論争であった。一事不再理を盾に取る被疑者側と日本には無い共謀罪を主張するロス市警側との法廷闘争であった。まさか、ロスへ移送した後あのように簡単に結末を迎えてしまったことは残念で仕方が無い。

 日本のマスコミも報道関係者もことごとく叩きのめされ、名誉毀損で莫大な損害金をむしりとられた。あれほどまでに法律論を繰り広げ、マスコミ各社相手にして戦った達者な人が、いとも簡単に自らの命を投げ捨てるとは、ロス市警ばかりでなく誰も予想だにしなかったことであろう。

 これで真相は闇の中へ消えてしまった。一美さんのご両親(父親はすで亡くなられたようだが)を始め関係者の落胆はいかばかりかと思う。
 

 ここもうしばらくは、この関係の報道は続くと思うが報道各社が決まりきった形で、前社長三浦和義と表現することについて違和感を覚えるのは私だけではないと思う。会社名もうたわずにに、ただ前社長とは一対何処の誰なのだろうか?

 ただ、日本の司法の裁きはこれでよいのか。疑わしきは罰せずの法精神が強すぎはしないか。何から何まで釈然としない事件であった。