今朝のニュースを見て、さすがアメリカ、世界の警察としてお願いするに値すると思えた。そもそもロス疑惑事件として大きく報道された事件である。それに、多額の保険金の授受が絡んでいた。27年前の1億7千万円とは今の評価としてどのくらいになるのか? 疑惑だらけの事件であったが、日本の最高裁は無実を認めた。
日本人を裁く裁判は、日本でという(国民の権利、財産、生命を守るという意味において)発意であると思うが、日本の警察も、議会も、国家機関も何もかも崩壊寸前の様相でしかない。 馬鹿いってんじゃないよ! 漁船は自衛艦に破壊され、民間機は小さくなって航行する事態がそこかしこで起きている。米国軍人の婦女暴行事件など日常茶飯のように聞く。 悲しいかな、一般日本国住民は、選挙でしか自分の意見を反映することができない。高い税金を払い、低い金利に泣き、これから始まる物価高騰に泣くのは我々庶民だけである。
塩野七生さんが、いみじくも言っておられた。日本の格差は今に始まったことではない。昔からあったことなのだと。ただ、これが固定化されることに不安を抱いているのではないかという意見である。
私は、そうとは思わない。厳然として格差は広がりつついあり、それがさらに広がると同時に固定化されていく気配を感ずるからである。 もはや、政治には頼ることはできない。政治家に頼る馬鹿なことはやめよう。
やっぱり官僚社会がいい。優秀な官僚こそ日本を変えうると思うのだが、これが私の意見である。