野球賭博のなぞ！

　高木投手の告白、よくぞ決断してくれたものと思う。26歳という年齢それから事実を包み隠さず語ってくれたことなどから何とか彼を救う道筋はないものかと思い悩む。

　なぜ、巨人の選手しかも投手に集中しているのだろうか。胴元ともいえるB氏、高木投手に言わせれば怖い人との表現だが、相当の悪なのだろう。今回の自白行動も自分だけにとどまらず家族まで電話で追いかけられるという最悪の状況からやむを得ず決断したのだろう。

　先の三人は致し方ないとしても高木選手は何とか救済する方法はないのだろうか、小さい時から野球一筋に生きてきてこれからどうして生きていけばいいのだろうか。野球を取ったら何も残らないはずだ。

　賭博に手を染める直接的な原因は先輩からのお誘いなのだろう。野球に限らずスポーツの世界では先輩後輩の区別は特別だ。先輩からの話となればだれも疑うことなく従ったものと思える。軽率な行為として簡単に片づけるわけにはいかないだろう。

　高木投手を救う手だてはないのか。世の賢者に問いたい。

感動した昨日の稀勢の里の大相撲！

　昨日だけは稀勢の里の相撲に感動させられた。やはり先輩大関の意地のなせる技なのだろう。照の富士関は一昨日の栃煌山関との黒星がひびいてやや強引な相撲を仕掛けてしまったようだ。結果はけがの状況が心配である。今日は欠場せずに出てこられるのだろうか？

　これで残り二日間が面白くなりそうである。今日は仲間4人で大相撲を堪能してくるつもり。

　できれば稀勢の里の初優勝を願いたい。

栃煌山に三賞すべてやっていいのでは？

　昨日の照ノ富士戦は感動しきりだった。というのも明日相撲観戦の予定であり、場合によっては25日優勝が決まりそうだったのだ。それだけに栃煌山の健闘はたたえて余りあるものだった。本当に三賞独り占めでいいと思った。

　といってもまだ優勝戦に残っている勢関がいる。もしかすると勢関が優勝するかもしれない。がんばってもらいたい。

　とにかく最近の相撲人気はすごいものがある。名古屋場所も今場所も初日から満員御礼の連続なのだ。午前10時には札止めというからすごい。なぜこんなに相撲人気が上がってきたのだろうか。相撲協会も力士も今は必死である。あの八百長問題、野球賭博問題、当時は相撲もプロレス並みにショウ化していたように思う。千秋楽であと一勝で勝ち越しになる力士はほとんど勝っていた。何らかの匂いがしたのも事実である。

　しかし、今は違う。初日からガチンコ勝負、したがって怪我も多い。最後まであきらめない取り組みは相撲寿命を短じめてしまうことにもつながってしまう。

　最近、外国人力士も日本国籍を取って相撲協会に残ってくれている。ありがたい話だ。彼らがいることにより今後も外国人力士を取りやすくなるはずだ。これから大いに期待したいものである。

　はたして今場所の優勝力士は？順当に行けば照の富士だが、あと三日これからが勝負だ。

2020東京五輪・・日程変更はできないのか？

　東京地区の猛暑日の記録が更新中である。体温を超える気温は今後も改善する見通しはない。むしろ地球温暖化は進むばかりであろう。5年後の8月の気温、予想するだけでも気が滅入ってしまう。こんな猛暑の中で、出場選手も観客もどうするのだろうか。世界からの不評の声が聞こえてきそうである。

　メインスタジアムの設計から観客席のあり方まで変更できたではないか。もう一つ秋口開催への変更はできないものなのだろうか。そもそもだれが8月開催を決めたのだろう。マスコミも声をそろえて運動してほしいものだ。

　移動植栽をする？熱を放出する舗装を検討する？ミストを設置するとしてもマラソンなどはよしとしても短距離走、その他槍投げにしても砲丸投げにしても悪影響を及ぼしかねない。室内競技はまだ良しとしても屋外競技は一考の余地大いにありと言わざるを得ない。

　何事も英断が必要だろう。何もかも安倍総理に頼るばかりでは安倍さんが持たないはずだ。関係者の再考を願うばかりだ。

まさかの大逆転劇…大相撲5月場所

　14日目の大相撲観戦をしてきた。
観戦前には、またも白鵬の優勝を疑わなかった。しかし、稀勢の里の頑張りによって優勝戦線は、がぜん面白くなってきた。千秋楽結びの大一番日馬富士の同門後輩を思う渾身の相撲によって照ノ富士が、初優勝を遂げ大関昇進を確実のものとした。

　この場所を振り返ると序盤における稀勢の里の取りこぼし、白鵬のかつての強さが見えなかったこと、魁聖・勢の頑張りがあったと思う。また、女性ファン外国人ファンの増加におどろかされた。先場所に引き続き初日からの満員御礼、朝からの札止め等相撲人気は高まるばかりだろう。

　気がかりなのは、八百長問題から全員がガチンコ勝負をするこれによって怪我が多くなったのも事実だろう。途中休場の大砂嵐、蒼国来、千代鳳のけがの回復が心配である。遠藤関はよくぞ頑張ってくれた。ますます人気上昇することだろう。

ジョーダンじゃねー１８アンダー（マスターズ）

　ジョーダン・スピース、わずか２1歳と8ヶ月、とんでもない記録を創りそうだ。昨年二位という実績を持ち、決してラッキー続きのゴルフではない。実力そのものようだ。これまでマスターズ優勝者を最も多く出しているテキサス州の出身という。何か生まれながらにマスターズで頂点に立つ宿命というか運命を持っている人間なのだろう。

　松山選手もよく踏ん張っている。パターの感触がマッチすればもっと上位で優勝戦線に加われたはずだ。明日一日一段と奮起してもらいたい。


　明日の幸運の女神をつかむのはいったいだれになるのだろうか。若さとエネルギーが勝つのかそれともキャリアーと実績が勝つのか？ミケルソンも侮れない存在だ。

赦されよ！切腹。

　どうした浦和学院、早々と優勝高として取り上げたのが悪かったのか？東海大四に叩きのめされてしまった。これで優勝高は福井か北海道ということになるのだが、どちらにしても初優勝、全力を出し切って戦ってもらいたい。

　予想が外れたら切腹などと啖呵をきってみたが、ここはご勘弁願いたい。二度と軽率な予想を立てるのは止めたいと思う。

　大相撲春場所も終わった、選抜高校野球も終わろうとしている。しばらくは何を楽しみにっすればいいの？テニスとサッカーいやいやプロ野球も始まっているのだ。こちらはDENAに期待したいのだが、今年の阪神は一味違いそうだ。やっぱりセリーグが面白い。

選抜高校野球優勝高を予想する。

　いよいよ３１日準決勝。４月１日決勝戦と決まった。決勝戦に進める高校は明日はっきりするのだが、今から決勝戦それから優勝高を予想してみたい。

　間違いなく浦和学院高校が優勝するだろう。なぜか？理屈ではない。私の勝手な予想なのである。これまで欠かさず見ていた高校野球だが、今年はほとんど見ていない。年をとるということは、横着になるものだ。結果だけを見て次の試合を予想する。そんなたのしみ方に切り替わってしまった。

　したがって、どこのどの投手がいいとか、どのバッターがいいなどということにはまるで無頓着、要は結果次第なのだから始末が悪い。

　私の予想が外れたらどうする。勿論、切腹に決まっている。乞う、ご期待！

オリンピックの商業化と利権化。

　東京五輪ゴルフ会場決定の「闇」　　上杉隆　文藝春秋　１０月号

　ジャーナリスト上杉隆氏は最近テレビ出演が少ない。何かで読んだのだが氏の着眼点があまりにも当を得ているために干されているようなことが書いてあった。（そんな記憶がある）

　今回の記事も正にその通りだが、発端はPGA会長倉本会長から都議会議員へ出された一通の手紙から始まっている。なぜか相当大きな力が働いているようで気に掛かる。むしろ常識人が考えるとおり元に戻すべきであり、マスメディアが大きなテーマとして取り上げてもらいたいものである。

　要約すればこうだ。２０１６年の招致活動段階では「若洲ゴルフリンクス」だった。それが２０２０年開催時には霞ヶ関カンツリー倶楽部に変更されているというのだ。

　大体オリンピックにゴルフ競技というのも如何なものかと思うのだが、リオ開催から各国２名男女各６０名が出場できるということになったらしい。要は世界ランキングに基づき上位６０位までの人たちでメダルを競うというものらしい。最近のオリンピックはプロとアマの境はなくなっておりプロも出場できるというのだ。アマの祭典ではなくなってしまっている。
　
　東京五輪の売りはなんだったか、石原都知事時代から８キロ圏内に収めるコンパクト五輪が売りだったはずである。それにすっぽり収まるのが若洲ゴルフリンクスなのである。しかも東京都が運営し庶民の誰もが利用できるパブリックコースなのである。霞ヶ関なんて一生のうちプレーすることもできない超一流コースなのだ。しかも遠い。会場まで選手、報道機関、観客を運ぶ手段はどうするというのだ。一方若洲であれば新木場からバスで数分でいける。交通手段も電車をベースに羽田空港からだって２０分圏内になる。お隣浦安には高級ホテル群が林立している。選手も観客も便利この上ない。これをなぜ川越くんだりまでもっていかなければならないのか。疑問は尽きない。

　IOCの基準に適合しないのであれば改造すればいい。霞ヶ関も現状２グリーンであるが１グリーンに改造しなければならないという。同じ金をつぎ込むのであれば若洲の改造に当てるべきではないのか。

　IJAもJGAも良識人の集まりであろう。それならば良識ある結論を出して欲しい。

　今日はこの記事を読んでこんな理不尽なことはありえないはずだ。と眠れない夜を過ごしてしまった。納得できない。若洲ゴルフリンクスで開催できるよう運動すべし、これが合理的回答だろう。
　

白鵬関に感謝。

　場内大歓声だった。相撲界を背負った横綱白鵬関、さすがに強かった。何もさせなかった。
もしかして逸ノ城関が勝つようなことがあれば、相撲界は大波乱、人気が上昇するようなことはなく、またもや相撲離れを起こしかねないと思って固唾を呑んで見ていた。

　両者とも緊張感は最高に達し、がっぷり四つに組んだ相撲だった。見るほうもとても平常心で見ていられない、こんな相撲は初めてだった。

　よかった、兎に角よかった。やはり相撲界を背負って立つのは白鵬関しか居ない。今日までのところ勝ったのは二人だけ勢関と横綱だけだ。

　それにしても逸ノ城関は強い、うまい、なかなかの戦略的相撲上手だ。来場所が見ものである。

初場所千秋楽にて。

　やっと大関把瑠都関が優勝することができた。おめでたいことこの上なし。母の手一つで育てられ、はるばる日本へ来て角界に入った。体力的に恵まれて居ることもありスピード出世、今回は最後まで気力を保ち優勝することができた。遠くエストニアから母も観戦しにきていた。



　オリンピックで有名なかのお方が把瑠都関の優勝を祝い近くに陣取っていた。いつものようにA3サイズのチラシを持参、盛んに結びの一番に声援を送っていたが、ここは横綱意地でも負けるわけには行かなかったようだ。来場所が面白くなってきた。

ゴルフ界は石松時代に入った！

　今年マスターズにおいて日本初のベストアマに輝いた男である。同じくマスターズ優勝者のシュワーツェルを抑え優勝、来年のマスターズでは何かを起しそうな気配を感じてしまう。

　東北福祉大学のゴルフ部はこれまでにも数多くのプロを送り出している大学である。指導者が良いのか、優秀な学生が集まってくるのかは解らないけれども、とにかくすごい。

　一方一足先にプロ入りした石川遼選手は17番ホールでホールインワンを達成、確かに何かを持っている御仁に違いない。

　これからは石川松山両選手から眼が離せなくなった。まさに石松時代の到来である。

　それにしてもわれわれパーシモンクラブで始まったオールドゴルファーにはまったく理解できない飛距離なのだから、困ったものである。ドライバーで３２０ヤード残り１８０ヤードを8番アイアンだって？どう考えたってこの人たちの体力、腕力、スイングスピードは理解しかねるものである。恐れ入りました。

すがすがしい成年の姿を見た。

　陸連の強化選手を差し置いて日本人最高記録を出した川内選手の努力に敬意を表したい。練習施設も無い学習院大学で努力を積み重ね、学連選抜で二度箱根路を走ったという。卒業後は埼玉県の公務員として定時制高校の事務を担当、勤務前の２時間を利用して練習してきたというのである。

　実にすがすがしい姿を拝見させてもらった。世界選手権大会に推薦されたが、有給休暇をとって参加するというのである。これは本人の弁であるので、このようなことにはならないと思うのだが、県の名誉をかけて、少しばかり優遇策を講じてもらいたいものである。

　企業からのお誘いもあったようだが、自分の性格から辞退したという。マラソンをはじめ都市対抗或いは企業対抗の駅伝等スポーツによる宣伝効果は大きいものがあって、各社は選手の獲得に躍起となっている中で川内選手の採った選択はお見事というか実に確りした将来設計ができていたのだと思うのである。

　記録もご立派、将来設計もお見事、記録もお見事久方ぶりにスポーツのすがすがしさを味あわせてもらった。感謝・・・謝、謝。

日本人以上の日本人。

 

 

 

白鵬はすばらしい。日本人以上に日本人になっておられる。将来は相撲協会で頑張ってもらいたいものである。ただ一人横綱として角界を引っ張っている姿は、涙ぐましいものがある。残念なことは大関陣に邦人魁皇しかいないことである。だが、魁皇も大関として人気抜群なのだ。角番を何度も経験しながら歴代に二位の勝ち星を挙げている。おそらくはトップに躍り出る日も間じかに思うのである。白鵬は先だって、インタビュウーに答えて双葉山の「未だ木鶏たりえず」の言葉を借りてと述べておられたが、勉強も確りしておられることには感心するばかり、真に侍精神を持った横綱と感心するばかりであった。

　その白鵬の土俵入りを添付した次第。

菅総理、両国デビュー。

　先日の千秋楽、菅総理が総理大臣杯を授与していた。さすがに40ｋもある大杯はもてあましていたが、最後のは担ぎ込んで渡していた。このときには、館内に爆笑が響いていた。 　

　民主党政権が誕生して一年、鳩山さんから菅さんへバトンタッチされたわけだが、どうも風雲急を告げる有様である。このままでは民主党政権が危ない。かといって次を任せられる政党、政治家もいない。 　

　ここでマスコミにお願いしたい。中国関連問題について報道自粛をしたらどうだろうか。フジタの社員の奪還は必須条件だが、レアアースが輸出禁止になろうが、尖閣沖に軍艦がこようが、漁船が来ようが一切無視するのだ。

　お互い貿易相手国として、なくてはならない存在である。それを度外視して難癖のありったけを言ってくる。こんな国は世界から見離されるに決まっている。

　商標は盗む、特許は破る、ニセブランド品は当たり前、毒ミルク、毒ぎょうざ問題だって解決していない。謝罪も無ければ、問題の究明だってあやふやなままである。 　みんなで無視することだ。一切の報道を止めよう。無視することに徹すべきである。

　楽しかるべき、大相撲を見ていてもどこかで引っかかる事件だった。