晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

本を読まない人が増えているという。

2007-10-30 05:51:05 | 教育
 今、チャンコロとは差別語であるとして使われなくなった。しかし、かの有名な知事さんは、時に意識してお使いになるようである。

 私のブログも大陸系の人からの攻撃があるかと思いきや、何と日本人から訳の分からないご意見をいただいた。もしこのブログを見る機会があれば、もう一度標記の文章をよく読んでもらいたいものである。表題からも分かるとおり、褒めちぎったり、目指したり、崇拝したりした書き方はしていないつもりであるのだが?

 しかし、日本人も目を覚まして近隣諸国を監視していないと大変なことになりますぞ。米ソの冷戦構造はソ連の崩壊により決着がついたが、あらたに米中覇権争いの時代に入ったといえるのかもしれないのだ。中台関係はくすぶり続け、尖閣諸島では、国境線ぎりぎりのところで地下資源の採掘が行われているではありませんか。

 先の戦争により失われた北方領土は、まだ返してもらえない状態です。もし万が一尖閣諸島を占拠されるような出来事が起きたらどうするつもりですか?十分に起こり得る非常事態である。しっかり目を開いて世界を見回す力が必要であろう。

おみごと佐賀北高校!

2007-08-23 10:29:52 | 教育
 誰も予測できなかった佐賀北高校の優勝、おめでとう。
何もかも記録尽くめとか。何しろ野球留学生なし、進学校で県立、専用のグランドなし、赤点を取ると野球部にいられない、県大会優勝まで誰も注目しなかったチームである。

 片や広島広陵高校、7回までのワンサイドゲーム、このまま優勝を疑った人は誰もいなかったはずだ。これまで完璧に押さえ込んでいた野村投手に何があったのだろうか。くいの残る一球だった。

 甲子園の超ラッキボーイたちは、これからどんな人生を送るのだろうか。勿論推薦枠などではなく、通常の受験によって進学するだろうが、何処の大学にいくのだろうか。早稲田が、このバッテリーと副島選手を受け入れると二年連続夏の甲子園を制した選手を集めることになる。神宮は、更に観客を集めることになるだろう。早大の黄金時代を築くか?六大学野球が面白くなりそうな気配を感じる。

日本の教育は大丈夫か?

2007-08-18 09:55:05 | 教育

 高校で分数の復習があるという。もしかして中学の間違いじゃないのと思った。こんなことで、日本の教育は大丈夫なのだろうか。ひところ騒がれた「ゆとり教育」。ゆとりとはなんぞやである。もしかしたら、教育に携わる教員を始めその周辺にいる人たちへのゆとりサービスであったような気がしてならない。

 一方では、大学進学率が50%を越えたとか。結構なことである。高校進学率は100%になった。問題は進学率云々ではないはずだ。教育の質の問題をしっかり捕らえなければだめだ。日本の学生の知識水準(能力)は、世界のレベルには遠く及ばない。中国、韓国、台湾、インドより劣っているとか。インド式計算などの本が売れに売れている。こんなこと中学受験塾ではとっくの昔に教えていた。

 将来を担う若者を育てる教育は、果たしてこのままでいいのだろうか。安倍総理は愛国心とかなんとかいって教育基本法を改正した。法律の問題ではなく、文部省を始め日教組それから各地の教育委員会等へメスを入れていかなければ、日本の教育レベルの改善は果たせないと思う。果たして何処まで改革しようと思っているのだろうか。

 今、公立学校は崩壊寸前のようだ。何しろ教育者といえるような先生がいない。オールサラリーマン化し、悪がきなどをまともに指導教育などおかしくて仕方がないといった風情である。生徒側に求める前に、教育する側が改めなければだめだ。資格更新制度とかなんとかの話ではない。指導者の誠意と熱意をつよく求めたいと思う。

 公立学校の教員は、勿論公務員。報酬も退職金も年金も民間レベルをはるかに超えてしまった。われわれ世代では、教員にでもなるか!の世界であったが、どうしてどうして結構狭き門になっているという。そのわりに質の低下が?そうかも知れない。何しろ分数を高校でやっているのだから。