晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

政治と金・・・農水から防衛省へ。

2007-11-29 10:43:28 | 政治、経済

 ついに守屋前防衛事務次官が逮捕された。婦(夫)唱夫(婦)随で行ってきたゴルフにカラオケに宴会が、贈収賄に当たるとしている。

 宮ちゃん(宮崎元専務)私を山田洋行の役員にすれば、もっと仕事が増えるわよ!と公言していたという。何たる破廉恥、何たる非常識、何たるおごりであるのか。全く自分の亭主が、公務員であることを忘れ去り、その言動、振る舞いはどこかの王侯貴族でもあるような錯覚さえしていたのだろうかと疑いたくなる。

 ここで国民の目は一挙に、官民間の贈収賄だけで終わらせることなく、これらの事件と政治家の関与があったのか、なかったのかに集中している。

 まるで低開発国或いは後進国のごとき利権構造、賄賂、使い込み等公僕であり、選民であることを何と心得ているのか。民主主義を標榜し、法治国家であることを誇りに思ってきた国民に対してどう答えるのだろうか。国家予算の執行現場で、ありとあらゆる不正が横行していることへの怒りをどうしたらいいのか。

 最後の手段として次の選挙で発揮すべきである。

 ましてや今回の問題は、福田前官房長官、額賀前防衛庁長官時代の問題である。国家、国民のために宮崎ご夫妻にお願いしたい。何もかも包み隠さず話してほしい。それがあなた方のせめてもの罪滅ぼしと思うのだが?


うそ。

2007-11-28 10:45:39 | 日記

 嘗て、江戸川区内を散策しているとき、とある家でうそを飼っているのを見た。都会では、大変珍しく思わず田舎での遠い昔を思い出してしまった。小、中学校を通じてこの季節になると野鳥を取りに夢中になっていた時期である。当時もカスミアミは禁止されていたが、野鳥を獲ること飼うことについてそれほどやかましく取締りがあったわけではない。各家には、一羽や二羽の野鳥がいたものである。

 今でも、県知事(だと思った)へ届出をすれば飼ってもいいはずだが、めっきり少なくなってしまった。一部のマニアの中で、法すれすれのところで取引されているようだ。

 誰がつけたのか、名前に反して実に可愛い鳥である。泣き声も良かったように思ったが、忘れてしまった。写真は、オスであるが、メスはほほの赤いところが黒である。メスは、あまり目立たなく外敵から隠れて子育てをするためなのか?至って地味な見栄えである

 鳥のうそは大変可愛い。しかし、人間様、特に公的立場にある人たちの嘘はいただけない。防衛省と防衛予算の実施にかかわるところで民間企業との癒着が発覚。それに政治家の係わりがあったのかなかったのか。今後の行方が気になるところである。

 攻める側守る側で必死の攻防戦を見せているが、大体政治家の皆さんの良識を疑いたい。今でもテープレコードの証拠能力はないと思うのだが、私の記憶違いなのだろうか?何もかもデジタル化が進んでテープなど使用しなくなってしまったが、録音機にしてもカメラにしてもパソコンにしても時間のセットさえ変えればいかようにも造れるものである。録音を聞いて判断したとか、デジタル写真を拡大して見せるとか政治の場でやることではないはずである。茶番劇を見せ付けられて、引き下がるような政治部記者たちも少し勉強をしてもらいたい。

 民主党の諸君もここは頑張らないと与野党逆転は望めそうもない。


夢のあと!

2007-11-16 15:53:43 | 注目の話題
 300年の歴史を持つ赤福が営業停止となっている。伊勢路を旅して思うことは、あの電柱公告の数々。看板の制作費と電柱使用料(設置費も含め)膨大な金額になるはずである。今後営業再開が認められない場合、撤去費用はどうするのだろうかと心配しながら旅を続けた。

 兎に角、すごい数である。電柱という電柱にかけられた看板。あそこまでする必要があったのだろうかと逆に疑問を持った。何も伊勢に行かなくとも関西へ行けば土産は赤福であった。なんともいえないあんの甘さ加減、もちの柔らかさ。瞬間的に元気が出たお多福も同様のことで営業停止中である。赤福の営業再開を願うものの一人である。

 今、おかげ横丁の中心にある本店は、閉められたまま。小さく謝罪文が架けてあった。何処となくさびしく、わびしさを感じたものだ。カメラを向ける人、人、人の列を見てきた。

 赤福のあんの上に三本の跡がつけられていた。これは、五十鈴川の清い流れを象徴したものであることを知った。これも昔語りになってしまうのだろうか。

胃ガンはまだまだ多い。

2007-11-12 09:53:01 | 日記
 まだまだ胃ガンも減少しているとは思えない。最近では、肺ガン、大腸ガンが増加していると聞いていたが、自分の周りで二人も胃ガンの手術をしたと聞くとまだまだ楽観は許されないものと思った。自覚症状もなしに、全摘手術をするまでに進行してしまうのだろうか。

 胃ガンになりやすい体質、習慣を上げるとき私等は、10項目中6項目は当てはまってしまう。まずは、熱いものが好きである。早食いである。今は注意しているが、暴飲暴食をする。タバコはやめたが、アルコールは毎日やっている。等々生活習慣というものは、一朝一夕には直せない。

 取り敢えず、定期健診は絶対に受けようと思う。そして、健康で終末を迎えられるよう敬虔な気持ちで神を崇め、謙虚に生きよう。こんな気持ちにさせる出来事だった。

品質の低下に疑問!

2007-11-09 18:48:40 | 暮らし

 先日15年も使っていただろうか、ポットがこわれしまった。2.2Lのかの有名なブランド製であった。我が家では電気ポットは、女房殿が嫌いなため旧来のポットを使用しているのだが、これが驚いてしまった。10数年前のものは、約一日お湯の状態を維持していたが、今回新たに購入したポットは半日で冷めてしまう製品であった。

 世は日進月歩の世界に入っている。15年も前の製品より保温力に劣っている製品を平気な顔で製造販売しているメーカーの良識を疑いたい。反論として世は電気ポットの時代であるというかもしれない。しかし、電気ポットは90度?くらいまでしか温度が上がらないのだ。沸騰点まで達しないのを嫌う人だっていることを承知してもらいたいものである。

 デジカメは半年サイクル、パソコンは1年サイクル、次から次へと画素数を増やし新たな機能も装備してきている。とても日進月歩に追いつけない世界である。こんな世界もあるのだが、日用品特に毎日欠かせない必需品が、この体たらくでは困ってしまう。

 何処がどう違うのだろうか。中国で作っているために真空技術が悪いとでも言うのだろうか?ますます古いものが好きになってしまった。その名は象印である。


今日は立冬。

2007-11-08 15:21:58 | 暮らし

 ちょうど今頃の暖かい日を小春日和という。しかし、今日の暑さは、そんな風流な表現を越えてしまっている。むしろ暑さを感じてしまった。

 このまま四季がずれ込み、温暖化が北上を続けていくとどうなるのだろう。大阪でバナナが栽培され、リンゴなどは北海道北部でしか栽培できなるかもしれない。米など二毛作が当たり前、九州では三毛作も可能になるかもしれない。

 そんなことより東京の0メートル地域は海になってしまいそうだ。北極と南極の違いは陸地の上に氷が被い尽くしている(南極)のと海に浮かんでいる氷山(北極)の違いなのだそうだ。北極では白熊が住めなくなってきているとか。どうなる地球環境、温暖化をくい止めるためにCO2排出規制を世界的に進めなければと思うのだが、一向に世界は一つになれないでいる。いつか自然の大反撃が起きるかもしれない。そんなことでもなければ、改まることができないなんて残念なことだ。


政界大騒動。

2007-11-06 09:28:50 | 政治、経済

 最近右も左もない。朝日、日経、読売新聞三社が業務提携したとか。各社とも生き延びるための施策を講じるのは勝手だが、現場は当然戸惑いを感じているはずである。お互いしのぎを削って読者獲得競争をしているのだから。

 戦後60数年が経過して戦争経験者は、その経験を後々へ語り継ぐ仕事に専念する時期が来たようだ。長老という立場からご意見、提案、提言は傍迷惑になることを認識すべきである。民主党小沢党首の辞任騒動も余計とも言える助言、提言がその始まりであったことは確かである。福田総理は、阿吽の呼吸としてごまかしていたが、小沢さんは、復帰するならば、事実をはっきり国民の前で釈明したほうが良いのではないだろうか。一人で責任を背負い込む必要は何処にもない。

 
しかし、覆水は盆に返るのだろうか?小沢さんも年齢的にも体力的にもやり直しの利かない時期に来ている。壊し屋の汚名をこの辺で返上すべきである。ここは我慢、我慢そして次の選挙で大勝することしかない。

 菅さんは、未納事件に際し、坊主頭になり四国巡礼を敢行した。小沢さんは、坊主頭は似合わないが、ここ一番全国謝罪遍路をおやりになったらどうだろうか。一、二度の党首密会で辞任騒動を起こしてしまった軽率な行動について、謝るところは謝るべきである。このチャンスを生かしきれなければ、日本に二大政党制は根付かないものと思う。


どたばた政界ー日本はどうなる。

2007-11-05 13:24:38 | 政治、経済
 この問題に関して、各新聞は独自の論調を掲げているが、一人読売新聞だけは一歩先んじた報道までしている。社説も大連合ありきを掲げたと聞く。この問題に関して、4日、TBSの時事放談に出演した渡辺常雄社主は、それらしき発言をしていたのが気になる。もしかして、福田総理へ大連合の示唆をしていたとすれば、大問題である。マスコミが、政治へ介入し国の進むべき方向に何らかの影響を与えることは、どういうことにつながるのか?決してあるべき姿ではない。

 いずれにしても、民主党は小沢氏退任後の代表選出とイメージ回復に全力を挙げるべきである。もともと小沢代表は、政治資金でマンションを購入したり、内田洋行からの政治資金を受けていたり、政治と金の問題については不鮮明な点が多すぎる。小沢党首では、限界であったのも事実である。高い見識とクリーンな政治姿勢それに強いリーダーシップが求められるが、果たしてどなたが適任なのだろうか。福田総理に対抗するには、お惚けの(老獪なといったほうがいいかも)渡部黄門様がいいかもしれない。

政治と金、官僚と接待。

2007-11-03 18:11:12 | 政治、経済

 急に入院された元防衛大臣、その前の大臣も名前が挙がっている
ここ一番検察に奮起を促したいところである。以前、ロッキード事件があった。これも中国に近寄りすぎた田中総理への米国の仕掛けであったようなストーリーも聞くが、今回はただ単なる業者との癒着構造のような問題かもしれない。しかし、守屋氏周辺の問題はたかが知れているが、政治家にとっては命取りになる問題だ。お金の動きはどうでも、そこに口利きがあったかどうかが問題なのだ。うなづくだけで同意とみなす、このくらいのことは知っているはずだ。

 全く、ゴルフ接待の回数だけが問題視されているが、そもそも公務員たるもの身辺を綺麗にしておくべきである。ましてや莫大な防衛予算を一手に取り仕切る立場の人間である。ゴルフにマージャンにクラブに料亭に高級カラオケにもう一つ女の問題は出てこないのか?

 以前、馬鹿なエリート官僚がノーパンシャブシャブに通いつめていた事件があった。あれもこれも利権にかかわる業者側の接待攻勢であった。まさか、防衛省のトップに立つ人間がたかがゴルフくらいで便宜を図ったとは思えないのである。何か、そこには政治も利権も大きなものが動いていたような気がしてならない。

 あとは、検察の公明正大な判断と正義を貫く精神に期待するばかりである。この問題が、うやむやにされるようであれば、日本は沈没間違いなしである


最新技術とエネルギー不変の法則。

2007-11-02 13:36:50 | 暮らし

 昨日、SEIKOが初めてこの世に販売したクォーツ腕時計の電池を入れてみた。20数年が経過しているにもかかわらずきちっと時を刻んでくれた。現在の時計の二倍の厚さであるが、これも流行は繰り返すのか、また今厚めのものが結構出回っている。当時はデザインの関係ではなく、技術的に薄くできなかったはずだが、電池にしてもLR44という今ではおもちゃの類か補聴器等にしか使われなくなった電池を使用している。電池もまた日進月歩の世界であると思う。

 電池の持ちもあまりよくなかったと思うが、そんなことから次期モデルである発電装置付の時計を購入した。発売当初は、2~3日の蓄電しかできなかったが、改良されて1週間程度は放置できる形へ改良されたように記憶している。ところが、こちらは10年後には、発電も勿論蓄電もできなくなってしまった。これを修理に出せば安い時計が10個も変えるくらい修理代に取られそうである。こちらはあきらめることにした。

 Long  Long  Ago エネルギー不変の法則とやらを学んだが、永久に動き続けられるような機械は存在しないことがはっきりした。動くものは止まり、飛んでいるものは落ちる。これが自然の法則であるはずだ。先の話に戻って、最近では太陽電池で動く時計が主流となっている。これも必ず寿命があるはずだ。それが何年になるかはまだ不明である。