晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

薬の副作用。

2014-07-17 17:09:14 | 日記
 この一年間、女房殿のめまい治療に同行してきた。耳鼻咽喉科をはじめ精神内科、心療内科、メンタルクリニックを立て続けに受診してきた。

 めまいの原因としては、老化による耳石の関係とか精神的なものとかいろいろあるようだが、結局のところ躁、うつの治療薬として使われているものと同様なものが多いように思われた。

 耳鼻咽喉科では日本で一二とも言われる大先生の治療を一年近く受けてきたが、よくなるどころか返って悪くなるような状態に陥ってしまっている。つまり薬では治らないということかもしれない。

 めまい体操を編み出し治療している先生もいらっしゃるようだが、とてもとても予約が取れる状態ではない。DVD付の本も出版されているが、それを見て簡単にできるものでもないらしい。

 躁もうつも又めまいもそれで苦しんでおられる患者たちは、全国で相当数に上るはずだ。めまいを中心とした診療科もまだまだ少数しかない。それも治療薬としては似たり寄ったり、精神安定剤、抗うつ剤、血流改善薬、ビタミン剤等々に限られてくる。時にはトラベルミンの処方も大病院で行われている。

 しかし、効能が強い薬ほど副作用も強く出てしまう結果を招きやすいようだ。時には命にかかわるような重篤な事態を招くこともあるという。それに習慣性或は依存症的な状態に陥ることもあり、神経に関する薬剤は注意が必要だろう。

 これを現代病という一くくりで片付けることはできない。めまい或はふらつき、こんな苦しいことはないようだ。安全な薬の開発、安心できる治療法が急がれる時代になった。決して派手さはないが、こんなに喜ばれる治療はないのではと思う昨今である。いい先生がいれば紹介してほしい。


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1 コメント

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トラベルミンについて (んもえラド)
2014-07-22 22:11:03
トラベルミンを処方された患者さんは皆んな、「トラベルミンって、乗り物酔い止めの薬じゃないの?」と感じるでしょうね。
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