晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

聖火リレーで分かる拉致被害者の苦悩。

2008-04-28 09:46:10 | 政治、経済

 聖火リレーも今日は北朝鮮入りする。リハーサルの放映を見る限り、世界の何処よりも整然と町中を走り抜けることだろうと想像できる。

 裏を返せば、それほど国民の自由も無ければ、官憲というか軍隊というか金正日独裁体制の下での統制が厳しいということにつながるのだろう。発言の自由も無ければ、自由な主義主張もできない国なのだろう。聖火リレーが整然とできたとしても決して褒められるものではない。

 まだ、数百人の拉致被害者が残る。その人たちの生活を思うとき心が痛む。食料も燃料も何もかも不足しているという国家体制である。拉致された人たちは、そんな中でも恵まれているというが、望郷の念とあきらめの境地というか筆舌に尽くしがたいものがあるはずである。一刻も早い解決を望みたいが、現政権の中ではどうも動き出す気配は無い。

 アメリカの大統領候補者選びが過熱しているが、世界の裁判長、世界を守る軍隊、自由と民主主義を貫く国の大統領として、民主党がいいのか共和党がいいのか、私はブッシュ政権の流れを汲む共和党から選出されてほしいと思う。


さすが日本!聖火リレー万全だった。

2008-04-26 18:57:44 | 注目の話題
 多少のトラブルはあったが、まずまず成功。さすが日本の公安部隊、見事な安全管理であったと思う。

 それにしても中国の留学生達はもう少し他国への配慮が必要なのではないか。ここ長野は日本である。数千人も大挙して押しかけ、自国の国旗を振り回し、なにやらわけの分からぬことを叫んでいた。その国旗たるや日本ではめったに見ることの無いビッグサイズなのだ。

 中には日本の国旗を掲げている人たちも見受けられたが、こんなことを世界の各地で繰り広げていたのでは国民性を疑われることになるだろう。対チベットの問題ではなくなってしまいそうだ。

 北京オリンピックは果たして安全に開かれるのだろうか?競技に出場する選手たちの安全は果たして守られるのだろうか?さすがに軍隊が出てガードするようなことは無いと思うが、世界の目はただ一点、平和の祭典が無事に、公正に執り行なわれることを望んでいる。

 食品の安全性は、公害問題は、国民のマナーは、設備の点検は、テロは大丈夫なのか。成功を祈るばかりである。

 それにしても大国となった中国国民は、もう少し謙虚さと品格を身に着けてもらいたいものだ。でもやっぱり星野監督の態度はお見事というしかない。ご苦労さんでした。

浦島草ご存知だろうか?

2008-04-21 20:34:20 | 暮らし
 浦島草をご存知だろうか。誰がつけたか、おそらくは長いひも状のひげを出すことからこれを釣り糸に見立てたことから付いた名前のような気がする。

 山野草は実に楽しい。中でも育てるのに一番難しいのは、寒蘭でありもう一つ熊谷草だと思う。

 しかし、植物も環境整備が一番、植える場所がその植物に適さない限りいつの間にか消えてなくなってしまう。適者生存、適地生存である。確かに植物はここがいやだと思っても自ら動いていくわけには行かない。静かに去るしかないのだろう。

 そんなことをつくづく思い知らされた一日だった。

聖火リレーと善光寺の決断。

2008-04-19 15:23:11 | 注目の話題
 1949年に始まった中国によるチベット侵略と破壊活動は、チベット仏教、チベット文化の中心である神社も仏典も仏像も焼き尽くしたという。建造物ばかりでなく人の命も大人から子供まで数千とも数万とも言われる人たちを殺してきた。

 今、チベットでは通常語は漢語であり、人権も自由も教育も与えられない状態とか?占領と同時に進入してきた漢人たちは、税金も払わず地域経済を独占しているという有様なのである。

 戦後日本がそうであったように、全否定からスタートさせられている状況である。チベット人の心の支えである仏教を崩壊させ、僧侶の地位も名誉も否定しつくしているのだ。差別とユダヤ人大量殺戮のごとき事態が続いているのだ。

 世界的に広まっている北京五輪聖火リレーの妨害活動は少し行き過ぎた点もあるけれども、彼らを動かしている行動は、50年以上にもわたる抑圧された非人道的な行為に対する抗議なのだろうと思う。

 祖国を奪われ、自由も人格も言葉さえも奪われたチベットの人たちの悲痛な叫びのように思える。

 同じ仏教徒として、チベットの人たちを支援したい心、よくぞ決断してくれたと思う。