晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

安倍新内閣には、みなぎる意欲と勢いを感ずる。

2006-09-28 20:13:35 | 社会 生活 教育 文化
 小泉前総理は、自民党政治を変革させると同時に戦後政治を新しい方向へ変換させた偉大な政治家だと思う。従来ややもすると官界、業界と癒着した長老政治、派閥と金による金権体質を思わせたが、見事にそれを粉砕してくれました。また自らの仕事の仕上げとして安倍新総理を育て上げた功績は、新内閣が果たす業績遺憾によって今後ますます大きくなって行くことと思われます。
  
 新内閣の顔ぶれ一人ひとりは、あえて問題にするのはさておき、いきなり総理を始めとして閣僚報酬の大幅カットは、緊縮財政への積極的取り組みとして評価したいと思います。9/28の株価も16,000円台へ乗せてきました。お手並み拝見これからに大いに期待をいたしたい。

 それにしても民主党、民社党はここに来て一周遅れを感じさせている。元、社民党党首である憲法学者は、相も変わらず憲法九条だけにこだわった発言をなされている。勿論戦争放棄は大前提であるが、21世紀にあるべき、姿なきテロとの戦い、国際平和維持軍への参加問題等ゆがめにゆがめた憲法解釈では対処でできなくなってきていると思います。このへんで憲法改正に向けた積極的取り組みのなかで、より良い法案をだしてほしいと思います。。
 
 小沢さんの健康状態はいかがでしょうか?ここは大事な踏ん張りどころですが、まずは健康第一ゆっくり休養をとられることを希望します。民主党も前、前原党首を掲げ若返りを果たしましたが、なぜそれを発展させることができなかったのでしょうか?やはり寄せ集め所帯のしこりが残っているのではと心配いたします。自民党が変わった以上に、民主党も大変革をしなければ次はないように思いますが?二大政党制を標榜した小沢さんの力量を発揮するチャンスではありますが。

タイトルを何度か変更しました。

2006-09-27 18:34:19 | 社会 生活 教育 文化
 今日もまた、中学校において悲惨な事故が起きてしまった。世の教師たちはこのような事件が起きる前に、何らかの風評について情報を持ち得ないのだろうか?親と子の会話の断絶、すれ違い、共働き、鍵っ子、先生と生徒の信頼関係の欠如、情報交換の進化(携帯電話)、精神面より肉体的な早熟、氾濫する性描写本、思春期にある子供たちは、必死にこの種の誘惑から逃れようとしていると思います。
 家庭における子育て、学校教育の現場における指導教育、いずれも子供と体当たりで取り組まなければならないものであります。その自信がないものは、教師を退いてほしい。単なるサラリーマン根性で、生活の一手段として教職にある人たちは即刻退職すべきであります。
 過去のある時期、先生にでもなるか?というような状況があったやに聞いているが、わが子を育てると同じ感覚で、生徒の指導に当たってほしい。今まさに、安倍政権は、教育改革を第一目標に掲げております。制度的改革でこの乱れきった教育現場を改善できるのでしょうか。免許更新制などだけで、本当の教育改革ができるなどと安易に思ってもらっては困ります。もっと奥深い何かがあるのでは?続く。

東京地裁判決ー思想の自由侵害判決について

2006-09-22 19:59:40 | 社会 生活 教育 文化
 私は、自民党員でもなければその支持者でもない。しかし、戦後の平和条約締結から始まり、日米安保締結まで日本が国際社会に認知され、その一員になれえたのは自民党政治のおかげであります。奇跡的な戦後経済復興に関しても、自民党政権の果たした役割はまことに大きいといえる。(勿論この辺で修正してもらわなければならない点も多いのだが)
 一方、戦後あらゆる方面において日本を混迷に導き、ソ連、中国、北朝鮮におもねり問題解決を遅らしめたのは、日本共産党でありそれに順ずる社会党であったことは事実であります。拉致問題を見てください。拉致などでっち上げだといい続け、関係各方面にに圧力をかけ放置してきたのはどの政党、どの政治家でしたか?日本を本気で共産主義国家にしようとあらゆる工作をしてきたことは、事実であります。(もっとも過去の夢物語ですが)
 教育問題にしても戦後の教育現場に、赤旗を持ち込んだのは日教組でありました。世界に共産主義を維持できているのは、中国だけであります。これも早晩破綻する運命と思います。マオを読みました。(マオとは毛沢東のこと)靖国参拝問題で日本政府を追い詰めようとしております。日本の過去の侵略戦争について、謝罪に次ぐ謝罪を求めております。何をおっしゃいますか、大戦後において自国民を数千万人規模で飢餓と飢えによって死に追いやり(マオによる)、少し前には前途ある学生を戦車で踏み殺したのは、どちらのお国の出来事でしたでしたでしょうか?
 少し横道にそれてしまいましたが、私は国の顔とも言える国旗、国歌をその時々の始まりにおいて斉唱、掲揚することは国民としての当然の義務であると思います。それがいやであれば国を捨て、どこかの国へおいでくださいといいたい。思想、宗教の自由と、自由をあまりにも履き違えて来た結果が、最近の未成年者犯罪の根源であるといってもいいのではないでしょうか?ワールドサッカーリーグにおいて君が代斉唱のときに、胸に手を当てて黙祷していたのは、日本人ではない三都主選手だけだった。これぞ教育、まさに基本の基を大舞台で見せてもらった。感動した!小泉流に本心でそう思う。ーー石原都政を応援する。頑張れ都知事、教育改革の手本を示せ。

安倍自民党総裁の誕生を祝う。

2006-09-20 18:27:28 | 社会 生活 教育 文化
 今日は、あまりにも見えすぎた自民党総裁選が行われた。マスコミ関係が盛んに取り上げていた安倍氏独走を、そこそこにバランスよく収めたのは、自民党特に加齢した(あえて高齢のとはいわない)自民党各議員の骨折りかと。それにしても戦後生まれの総理誕生を国民一人ひとりが祝いたいものだ。小泉総理亜流政権であってはならない。安倍総理独自の美しい国日本(何処をどのように美しくするのか全く不明だが)創ってもらいたい。
 しかし、この政権果たしてどのくらい続くのでしょうか?私は以外に短いような気がしてならない。国の財政は借金経営、地方自治体も借金だらけ、国民の道徳意識はかつてないほど乱れに乱れ、犯罪は横行し、飲酒運転が横行それも逃げ得を許すような法律しかできない官僚、まずは世直し、人づくり、平成維新が必要だと思いませんか。何処まで大鉈を振るう覚悟があるのか、まづはじめに国民の前にお示しいただきたい。ー高齢者の健康保険負担増、介護保険の負担増、何時決められるのか消費税のアップ、年金受給者からまで取る所得税、負担と給付のアンバランスは進むばかりだ。目線を一般庶民のラインまで落とした改革であってほしい。

ホリエモンに思う。

2006-09-15 10:15:33 | 社会 生活 教育 文化
 ちょっと少し前には、時代の寵児であった堀江貴文氏ーーライブドア問題とは一体何だったのだろうか?まだ、係争中であり結論は、司法の手に委ねるとして、これが無罪の判決でも出れば問題は大きい。同じ粉飾決算問題で、名門カネボウが倒産した。今日まで立派に存続した会社が、ある日突然検察の立ち入り捜査を受け倒産に追い込まれてしまう。(ライブドアは存続しているが)このような事件が多発するようになったらどうだろうか?勿論、法は遵守しなければならないが、その前に会社の監査役はその役割を果たしているのだろうか?(勿論お抱え監査役が多いのだが)また、監査法人はどうなのだろうか?証券取引所のチェック機能はどうなのだろうか?もっとさかのぼれば、法律事態がIT化した社会にマッチしているのだろうか?法律に定めのない事項は、判例がものをいう。勿論、判例を無視した例もある。靖国参拝問題だ。
 話は変わって、飲酒運転を厳しくした法改正があったにもかかわらず、このところ飲酒運転による事故が後を絶たない。自己責任とはいえ被害にあった人たちは気の毒すぎはしないか?最近の報道によれば、同病相哀れむではないが、公務員の飲酒運転に手心を加えていた形跡があるようだ。これが飲酒運転を増長させた大きな原因だ。だめなものはだめ。法は守るもの。世の中はそんなに甘くはありませんぞ。
 もう一つ、今尊属殺人という刑罰はなくなったそうだ。われわれの子供の頃は、尊属殺人は通常の殺人刑より重かったのを記憶している。毎日、報道される家庭内の殺人事件ーー親が子を、子が親を、妻を、夫を、また小児虐待ーー法の定めだけでは解決できない問題だが、安倍総理(後数日で)の美しい国、日本の前に、そこに住む人たちが、美しい心、思いやり、やさしさ、相互扶助の精神を持ち得るような政治を目指してほしい。近隣諸国との付き合いも、一歩先んじておおらかさを売り物にしてはいかがでしょうか?白髪三千丈というようなおおらかな中国人もいなくなってしまったのだから。

「未来を開くーー歴史」を読んで

2006-09-14 13:46:04 | 社会 生活 教育 文化
日本・中国・韓国共同編集
東アジア3国の近現代史と副題のついた本を見る機会があった。さーっと目を通してみただけで、えらそうに書評をするわけではないけれども他の2国の編纂委員の方たちに、日本の侵略戦争が一方的に悪かったことを認めさせられているような内容になっているようで、まじめに最後まで読もうとする気になれなかった。
 日本の学校においては、近代史は全くといっていいほど触れてこなかった。極端に歪曲された教育をされるよりも良かったのではないかとつくずく思う。東アジアの中にあっても、親日的友情をもつ国はいくらでもある。歴史教育の影響がなさしめている事実と思う。確かに、日本が仕掛けた戦争には違いがないが、当時ヨーロッパ諸国が行っていた、収奪だけを目的とした隷属国化を目指した統治ではなかったのも事実である。時には日本の力を利用して国内統治に向けた戦術を取った政治形跡さえあるようだ。実際問題、日本国内へ向けた投資よりも多額の投資をした国さえあるのも事実だ。こんな話をするのは不謹慎かもしれないけれど、従軍慰安婦の問題にしても、何も朝鮮の方たちだけが、被害者ではない。日本国内においても人身売買があった時代であり、明治、大正期にはからゆきさんも沢山存在していたようだ。貧しかった時代の悲しい事実なのです。
 戦後の賠償問題についてもそれ相応のことをしてきているはずです。もっと言わせてもらえば、日本の進出企業のおいてきた生産設備にしろ、個人がおいてこざるを得なかった資産にしろどのように評価してくれていますか?敗戦と同時に主従関係は逆転し、一億みな強盗的な所業があったではありませんか。戦後すでに62年お互いにいいたいことも、この辺で終わりにしたいものです。日本が平和をむさぼっている間に同じ民族同士の殺し合いをし、日本の戦国時代のようなさらし首などしてきた国があるようですが、民族みな兄弟、明日へ向かって平和に暮らしたいものです。ーーーユン・チアンのマオ(毛)誰も知らなかった毛沢東を呼んでみてください。日本軍がやったとされる虐殺以上の光景が読み取れます。

自民党の皆さんーサラキンに苦しむ人たちの救済に手を!

2006-09-12 09:53:38 | 社会 生活 教育 文化
後藤田さん頑張れー腐敗しきった自民党へカツを!

 来年1月をめどに貸金業規制法ならびに出資法の見直しが行われている。いわゆるグレーゾーンの一掃を目指してきたはずの金融委員会がおかしな方向へ舵を切っている。金融大臣はどなたでしたっけ?どちら様の圧力(要請)があったのですか?
 今や、サラリーマンの3人に一人が利用しているといわれるサラキン、多重債務(元利合計でおよそ400万位にとなっている)ー自己破産ー命と引き換えに生保による返済の道、決まりきった道筋をこの辺で絶ってほしい。恐喝まがいの取立て、一括返済の拒否(利息が収入源であるので)生保への無条件加入等、このままでは一度足を踏み入れた人たちはあり地獄のように救われない。一刻も早い法規制が望まれる。
 評論家の中には、サラキンが世に貢献しているような発言をする大ばか者がいたり、企業金融と個人金融をゴッチャにして必要悪だと言い切る御仁がいる。何処の何を調べたのか?金融庁の回し者の様子。この一二年メガバンクといわれる銀行までが手を出してきた。あなたたちは国民の血税の投入で生き返ってきた事実を忘れ
てしまったのか?自分たちが貸したお金の返済を放棄して企業を助け、またそれによって自分たちも生き延びてきたことを忘れてはしないか?借りすぎにご注意を!返済は計画的に!とか馬鹿な宣伝をする前に自分たちの身を正してほしい。(経営者の中にこのような営業はやめるべきと発言できる人はいないのか?いないのだ。)
 もしかして、メガバンクからの圧力があったのでは?疑いたくなる昨今の動きだ。自民党の総裁選は、すでに終わったようなもの。安倍さん美しい国、日本も結構だが、それを支える国民が年金問題も高い税負担も安心して支持できる政治をお願いしたい。日常生活が安全で、しかも安心な国、日本を早期に取り戻せる政治を目指してほしい。きれいごとだけではすまなくなってきている現状を把握して!
 今日もまた、怒ってしまった。健康に悪いのを承知で!

飲酒運転は絶対にやめよう!

2006-09-11 09:48:36 | 社会 生活 教育 文化
 連日、飲酒運転の事故について報道されている。ましては公務員による飲酒運転事故が全国的に蔓延している現状は、理解できない。飲酒は自分の健康の許す範囲内でやるのは一向に構わないことだ。しかし、飲酒したときは絶対にハンドルを握ってはならない。罰金だけにとどまらず、人の命を奪ったときには刑務所行きだ。
又、家族のおられる場合は、家族ともどもその将来をなくしてしまうことにつながることを覚悟すべきだ。
 ちょっとそこまでだからとか、酔ってないからとかの理由は、絶対にない。少しでもアルコールが入った場合は、周りの人も一緒になって運転することをとめなければならない。今の道交法は同乗者も飲ませた側も同様に処罰されるし、重大事故を起こした場合は、それだけでは済まされない。飲んだら乗るな!飲むなら乗るな!一人ひとりが是非守ってほしい。

前立腺がんが急増!

2006-09-05 09:18:31 | 社会 生活 教育 文化
 9/3有楽町朝日ホールにおいてブルークローバー・キャンペーン運営委員会が、主催する前立腺がんの早期発見、早期治療の講演会に参加してきました。ブルークローバー・キャンペーンとは、前立腺がん特有のマーカーであるPSA値検査を推進し、その早期発見、早期治療を目指すキャンペーンとのこと。前立腺がんは、2020年には肺がんに次ぐ位置を占めるほどの増加傾向であるという。この病気は男性特有のもので、特に加齢とともに発病する危険性が増加する。市町村によっては成人病検診の際に無料で測定してもらえるようになった。血液検査で判断できる唯一のがん、男性諸君は一度自分の数値を確認しておくことをお勧めします。特に50歳を超えたら必ず!

長い夏休みも終わりに近づいた。

2006-08-27 20:05:44 | 社会 生活 教育 文化
 長かった夏休みも終わりに近づいてきた。我が家の孫、三歳(息子夫婦)は顔を見せずに夏も過ぎようとしている。何も遠いところにいるわけではないのに!さばさばした気持ちとちょっぴりさびしい気持ちと同居した複雑な気持ちだ。
 ちょっと話はそれるが、一流会社の女子社員の採用において、自宅通勤者(通学者)を優先するとの話を聞いたことがある。この複雑な現代社会を生きていくうえで、やはり両親のそばで何かとこまめに注意を受けながら育った子女のほうが、間違いないというデータの結果と思われます。私はこの事実を知りながら肝心なところで間違いをしたようだ。息子が初めて結婚相手の彼女を紹介したとき、私はあなたはわが息子は「一人息子であることを知っていますか」と問うた。彼女は知っていますと答えた。私はこの答えに満足したけれども、私の意味することと彼女の考えは大いに違っていました。このとき彼女の答えは間違っていない。単純なことだ。一人息子であること、その事実を知っているということに過ぎなかった。私の言葉が足りなかった。私は彼女に我が家の一人息子だから、何かのときは「親の始末はしなければなりませんよ」ということをわからせる必要があったのです。一言、言葉が足りなかったことを今でも悔やまれて仕方がありません。 今の人たちは、自立心は旺盛であります。結構なことであります。しかし、散々親のすねをかじってきたくせに、如何にも自分の力で生きてきたような錯覚をもたれてはかないません。われわれ戦前派は親には頼れない時代でした。一人ひとりが必死に生きた時代でした。しかし、親には孝行したいと常に思って生きてきました。盆暮れには無理をしてでも顔見世をしてきました。それでも最後には、孝行したいときには親はなしでした。
 少し愚痴が長くなりました。嫁選び婿選びにはくれぐれも慎重に。
しかし、結果は本人同士うまく人生を二人で乗り切ってほしい。そしてしっかり子育てをしてほしい。これが親の本心です。ー夏の終わりのたわごと。

日ごろの危機管理は大丈夫か?

2006-08-24 14:03:29 | 社会 生活 教育 文化
 去る、8月14日午前7時38分東京、神奈川、千葉の広範囲にわたる停電事故が発生した。朝食も済み、朝のニュース番組を見ていたところ突然画面が消えた。一時は昨日雷雨もあったことだし、その影響による停電でもと考えたが、まずは自分の家の電気関係によるものなのか、或いは地域全体の停電なのか隣近所の様子を見てみたが、一向に原因はわからないままであった。今の生活は電気がなければ何もかも止まってしまうシステムであり、確認のしようがない。思案の末、散歩時に使用している携帯ラジオに思いつき、スィッチをいれた。8時頃だったか東京港区を中心として広範囲にわたって停電していることが放送された。その段階では原因については分からなかったが、停電であることだけは確かな情報であった。電車も止まっていたが、おかげでその心配は必要としない身だが、約20分という時間は長かった。
 このような事態のときこそ、市の防災放送の出番と思い放送のあるのを待ったが、全く機能しなかった。勿論、停電しておりどうにもならなかったのだとは考えてみたが、本来ならば非常時のための自家発電装置が必要であるはずである。そこまで防災に関する措置を講じておいてほしいものだ。事実、防災放送があったのは職員の出勤してくる9時の前後、何分かの時であった。とっくに分かっているよといってやりたかった。時を同じくして電気も通じた。日本一小さな面積の市である。広報車を出し、市内を回ったとしても、それほどの時間は必要としないはずだ。全くこのような状態であれば、東京直下地震でも着た日にはどうなるのか哀れである。まもなく防災の日が近づいてくる。この機会にもう一度防災について考えておきたい。自分の命は自分でしか守れない。残念ながらそんな気持ちになった事件であった。
 後日、市役所からわけの分からない事故報告があった。市が発注した工事による事故と聞いて、なおさら憤りを覚えた。

まだ間に合う人生設計。

2006-08-09 08:18:17 | 社会 生活 教育 文化
 今日は、61回目の長崎原爆の日だ。被爆によりなくなられた多くの方々、また被爆により原爆症の治療と発症の恐怖にさいなまれている多くの方々に謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 最近、書店ではたくさんの新刊本が出版されています。ハウツーものから実に親切にあらゆる分野の本が並べられています。しかし、人生設計等に関するものはやや少ないように思われます。私は、京セラ、稲盛名誉会長の人生3分割のお説に感銘した一人です。「人生80年として、最初の20年は社会に出る準備の期間という。次の40年は一所懸命に働く時期だ。最後の20年間は新しい旅立ちー死ぬための準備に費やす時期だ」とおっしゃられている。実に明快です。
 今、若年労働者の就労問題が取りざたされています。この豊かな日本では、今日明日の糧を得るのは、さほど難しいことではありません。しかし、その日暮らしでは、将来の人生設計はたちません。具体的に今話題の国民年金のお話をしましょう。国民年金に加入し、25年間営営と支払いを続け、いざ受け取る年金は月6万円弱であります。(これでも標準より上のほうでです)生活保護費は月12万円と聞いております。年金を支払い続けた人たちより、何らかの理由で生活保護を受けざるを得ない人たちのほうが2倍の給付を受けている現実は、縦割り行政の欠陥か、政治家の怠慢以外にありませんが、1ヶ月最低でも12万円はかかるという証明であります。国民年金では老後は暮らせません。一生働き続けなければなりません。年金制度云々といわれますが、この制度が崩壊すればこの国もありません。同時崩壊です。
 私は、まだ間に合う若い人たちに、この現実をわかっていただき最低限、会社が大きい、小さいは問いません。(社員5人以上の会社は加入の義務があります)最低限社会保険に加入している会社に、25年間は勤めてほしいと思うのです。社会保険に加入しているということは、厚生年金も雇用保険にも加入しているということです。若いときは贅沢などいりません。明るい家庭を築き、未来を背負う子作りを心がけてほしいと思います。頑張れ若人よ!今日からでも遅くない!

戦後政治を糾弾する。第二弾。~年金だけでなく雇用保険も”!

2006-08-06 19:18:44 | 社会 生活 教育 文化
 今、定年を迎えた方々が(或いは迎えようとしている方々)まずは失業保険の手続きをと考えるのは、当然のことであります。つい何年か前には、今では夢のような実態がありました。失業保険の給付を受けながら、年金がもらえた時代があったのです。つい5,6年前のことであります。現役時代より月々の給付のほうが多い世代があったのです。本当の話であります。以後年々、年金も失業保険もその給付に大きな差ができてしまいました。それは第一段で申し上げましたとおり、有り余るお金(積立金)をグリーンピア等の建設に使いすぎてしまったからであります。
 厚生年金の支給年齢も段階的に先送りされております。今、60,3,4歳の方々が定年を迎え、失業保険の手続きをした場合、どのような事がおきているかご存知でしょうか?失業保険の給付を受けるより、年金の給付のほうが多いのです。失業保険は、掛け捨てであります。サラリーマン生活を数十年送ってきた方々の、その大半は、おそらくは一度も失業保険を受けずにきた方々であります。負担はしてきたが、給付は受けたことがないという人たちです。いざ鎌倉というときに、失業保険は、十分にその機能を果たしてしておりません。マスコミも政治家も年金問題は話題にしておりますが、年金だけでなく雇用保険も破綻状態にあることを誰も言いだしません。これが、今の政治の実態です。政治家は選挙のときの票がほしいだけであります。マスコミも、もうすこし頑張ってほしいなー!本当に私利私欲なく日本の将来を考えてくれる政治家は誰なのか?自民党総裁選を見ながらじっくりと見させてもらいましょう!続く第三弾。

戦後政治の一局面をみて。~年金問題その他。

2006-08-06 10:39:50 | 社会 生活 教育 文化
 広島では61回目の平和記念式典が執り行なわれている。被爆によりなくなられた方々、今も被爆で闘病を続けておられる方々に対して、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 戦後政治と大上段に構えてしまったけれども、ここでは年金問題と雇用保険問題について考えてみたい。聞くところによると年金の積み立ては戦前からあったようだが、戦後の平価切り替えによりなきに等しいものと思われ、実質的には戦後スタートしたものと考えても良いと思う。戦後の日本経済は米国の強力な支援の下に、朝鮮戦争特需も味方して急速な復興発展を遂げてきた。戦争により数百万人の戦死者を出してしまったことから、人口構成はきわめて理想に近いものであった。従って年金制度も給付よりも支払い(負担)が多くこの状態が20~30年は続いてきたのであり、このたまる一方の虎の子積立金に目をつけた人たちがいた。今ではなくなられた方が多くなったが、政治家たちである。
 今、全国各地で二束三文で処分されているグリーンピア(年金健康福祉センター)或いは雇用保険を使った各地のスポーツ施設を建設することに血眼を上げてきた。積立金のかなりの部分を国内施設の建設費に費やしてしまった。政治と金。選挙と支援団体、こんな構図の元にばら撒かれてしまった。二度とこのようなことが起こらないためにわれわれは今、何をなすべきか?考えていこう。あまり長くなってしまったので第一段はこの辺で。

親子の絆、情雑感

2006-08-04 12:55:57 | 社会 生活 教育 文化
8月2日行われたWBAライトフライ級の王座決定戦は大いに物議をかもしている様子。歴代のチャンピオン各氏が論評をしておられますが、審判団による裁定が下された以上亀田選手はそれに従えばよいこと。今は沈黙しかないと思う。
 ただし、多くの方々が疑問を抱いたことは事実であり、所属ジムと協議の上できるだけ早い時期にリターンマッチを行うことだと思う。ボクシングも真剣勝負の世界とはいえ興行であり、それを主催する側に有利であることは致し方ないことであるけれども、あまりにもドラマ化するとプロレスの世界に近づくような気がしてならない。
 今回、亀田選手を賞賛したいことは、育ての父親、産みの母親に真摯に感謝した言葉を聞かせてくれたことだ。昨今の親が子を、子が親をいとも簡単に殺害してしまう風潮をあの言葉でストップできないか?これからも大いに親子の絆の大切さを
発言していってもらいたい。