腹が立つやら、むかつくやら、以前問題になった血液製剤によるエイズ問題、そして今回のフィブリノゲンによるC型肝炎問題である。
C型肝炎に罹患するとその大半以上の人が肝臓ガンへ移行するといわれている。
私の周りでも3人が感染し三人ともすでにこの世にいない。発症して10年ほどの命であったように記憶している。外科的手術を受け、さらにインターフェロンの治療を続け、脱毛と高熱の副作用に耐えながらも徐々に寿命を削られていく様子は、見るに耐えないものである。
製薬会社と厚労省の間に何があって、誰がこの問題を放置したのか?国家権力によって解明してもらいたいものだ。しかも、その製剤による治療を受けて発症したと思われるリストがあるのもかかわらず、それが今まで隠されていたというきわめて悪質な隠蔽工作があったのだ。
国家は、誰のためにあるのか。政府は何処を向いて政治を行っているのか。官公庁は、誰のお影で存在し、誰のために仕事をするところなのか。
報酬は、お手盛り、退職金もお手盛り、馬鹿な政治家の報酬を上げてやることにより、自動的に自分たちの収入も連動させて上げてきた。少なくともこの30年の治世は、ひどいものであったと思う。腹が立つやら、嘆かわしいやら。厚労省の許認可ミスにより命を奪われた方々のご冥福を祈りたい。
介護保険制度がスタートした2000年には65歳以上の10人に一人が要介護認定を受けていた。それが今では400万人を越え、6人に一人が要介護認定者となっているのだそうだ。とても人事とは思えない現実である。
平成16年、日本人の平均寿命は、男性78.6歳、女性85.6歳と世界のトップになった。2000年WHOは健康寿命という新しい考え方を発表した。つまり、自立して健康に暮らせる寿命のことを言うのだそうだが、平均寿命から健康寿命を差し引いた期間が何らかの介護を必要とする年月になるということだ。
2002年、日本人の健康寿命は、男性72.3歳、女性77.7歳とか、したがって男性6.3年、女性、7.9年の介護期間があるということになるとのこと。介護問題は、本当に人事ではない。日本人の生活スタイルが核家族化が進み、回りを見回してもほとんどが夫婦二人きりの生活である。どちらかが倒れてしまえば老老介護のスタートとなってしまう。
我が夫婦も来年は、そろって古希を迎える。この十年から十五年を健康で過ごせればと考えている。ただ今一病息災を目指して奮闘中。
平成16年、日本人の平均寿命は、男性78.6歳、女性85.6歳と世界のトップになった。2000年WHOは健康寿命という新しい考え方を発表した。つまり、自立して健康に暮らせる寿命のことを言うのだそうだが、平均寿命から健康寿命を差し引いた期間が何らかの介護を必要とする年月になるということだ。
2002年、日本人の健康寿命は、男性72.3歳、女性77.7歳とか、したがって男性6.3年、女性、7.9年の介護期間があるということになるとのこと。介護問題は、本当に人事ではない。日本人の生活スタイルが核家族化が進み、回りを見回してもほとんどが夫婦二人きりの生活である。どちらかが倒れてしまえば老老介護のスタートとなってしまう。
我が夫婦も来年は、そろって古希を迎える。この十年から十五年を健康で過ごせればと考えている。ただ今一病息災を目指して奮闘中。