大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

空中散歩;友ヶ島

2011年12月04日 | 九州
伊丹から私を乗せた飛行機は、関西国際空港を左手に見ながら南下した。
もうすぐ紀伊水道?
そう思ったとき、私が今一番行きたい島が見えてきた!
写真は、左が紀伊半島の西端(和歌山県)、右が淡路島(兵庫県)。
その間に点在するのが“友ヶ島”!

@友ヶ島
和歌山県和歌山市加太に属し、紀淡海峡に浮かぶ無人島群。
大阪湾と紀伊水道を分ける紀淡海峡を塞ぐ形で立地し、東は紀伊半島、西は淡路島と対する。
灯台敷地内で灯台の西側広場に、日本標準時子午線の東経135度線が通っている。
対岸の加太にある淡嶋神社は、神島が発祥の地とされる。
江戸時代において、紀州藩の藩主であった徳川頼宣(とくがわ よりのぶ)の命令を受けた紀州藩の蘭学者、李 梅渓(り ばいけい)が虎島内に葛城修験道における5つの「行場」を書いた文字を彫った。これを「五所の額」という。現在もその跡が残っている。なお、修験道の山伏修行では、これらの行場へ行って修業を行なう。
明治時代に旧日本軍により、外国艦隊の大阪湾への進入を防ぐ目的で、沖ノ島内5箇所と虎島に砲台や防備衛所が造られた。第二次世界大戦までは要塞施設として一般人の立入は禁止され、地形図にも記載されなかった。
後の第二次世界大戦は航空戦主体となり、対艦用に造られた砲台は使用されることのないまま終戦を迎えた。
戦後は友ヶ島全体が瀬戸内海国立公園に指定された為、終戦時に爆破処分された第2砲台以外は軍事施設跡が比較的良好な状態で残っている。第3砲台は映画や雑誌などのロケで使用されることがあり、2003年には土木学会選奨土木遺産に選ばれた。
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