祖母と鶏

先日から拝読したブログは“蛇”や“鶏”の話題。
それから亡くなった祖母とのことを思い出していた。

昔、祖母は僅かな数（２～３００羽？）だが養鶏をしていたのだ。
当時、年をとって卵を産まなくなったひね鳥は、家でつぶして食用にしていた。
ある日、祖母は裏の畑の横にある栗の木に鶏の脚を縛って吊り下げ、
首を出刃包丁で切って動かなくなるのを待っていた。
やがて動かなくなった鶏を木から下ろし、脚を括ってある縄を解いて
次の作業にうつろうとした時、
突然、首を切られた鶏が起き上がり、私に向かって走り始めたのだ。
鶏は何ｍ走ったのだろうか・・・　５～１０ｍ？
結構な距離を走って再び倒れたと記憶している。
でも本当に怖かった・・・

「写真；当時使用していた鶏の水飲み」