大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

ラーメン“河”の隣りは“花籠神社”

2011年04月11日 | 吉野町・東吉野村
あの日も吉野山中・ラーメン“河”は大繁盛!
他府県ナンバーの車は,福岡,金沢,浜松・・・
受付に名前と人数を書いて呼ばれるのを待った。
その間約1時間,菜摘の河原へも降りた。
河原からお店へと上ってくると,お店の西隣りに桜並木???

前回はまだ花が咲いていなかったので気付かなかったらしい。
その桜並木に近づいてみると,奥に祠があって“花籠神社”と書かれているではないか!
以前どこかで聞いた名前・・・
たしか・・・静御前・・・

@花籠神社
この地の伝承では、義経は「後から必ず迎えに来るから」といって、菜摘の大庄屋である大谷家に、静御前を預けていった。大谷家では静を外から移住して来た者のように見せかけ、小屋を造って住まわせ、陰から世話をしていた。何もすることのない静は、慰めに大谷翁から教えられた花籠を作って遊んでいた。大谷翁は、その花籠を持って吉野山に登り、登山客に売ったところ客は喜んで買ったという。静の住んでいた屋敷跡に、大谷家が中心となって祠を建てられ、静御前を祀り花籠神社と名づけ奉祀されたという伝承も地元に残っている。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花の吉野へは右折 | トップ | 熊野古道とJR紀伊宮原駅 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (幽黙)
2011-04-11 13:38:10
流行のラーメン屋も
平安の香りを残す神社も
人の営みの中にある
営みの場を奪われた人たちに
命の営みができる場所が
一日も早く戻って欲しい
そんなことを思います
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2011-04-11 21:22:39
幽黙さんへ
本当に大自然の力を見せ付けられたような感じがします。
それでも人は生きていかねばならないのです。
返信する
花籠神社・・・いい名前ですねえ (山口ももり)
2011-04-12 18:42:13
弥勒様に会いに行ったら、高貴な女人の墓に会い、ラーメン食べに行ったら、そんないいお話に会う・・・いいなあ・・・
返信する
Unknown (瓜亀仙人)
2011-04-12 21:48:52
ももりさんへ
本当に偶然でした。
でも,それだからブラブラ歩きは楽しいのです。
歩けば何かに出会える奈良・大和路が好きなんです!
返信する

コメントを投稿

吉野町・東吉野村」カテゴリの最新記事