
年末からの課題、どうして「蛭子」の漢字の読みが、「ヒルコ」と「エビス」と読めるのかを尋ねに等彌(とみ)神社へ。
途中にあった案内表示。
宮司さんに、「昨年末に観ていたTV番組でヒルコは神々を殺し・・・」と説明しても、宮司はそのTV番組を観ていなったのか、キョトン⁇


それと、この神社で祀る「エビス」も



「蛭子」とのこと。

せやのに、入口にあった境内案内図には、何故か「恵比寿」⁇
写真、正面の山が目指す鳥見山。
奈良盆地にある数少ない独立峰。
その麓に鎮座するのが等彌神社。

途中にあった案内表示。
古代、「上之宮遺跡」に聖徳太子が住んでいたと伝わる。
日本三大文殊の「安倍文殊院」は、大化の改新で活躍した安倍(阿部)氏の氏寺の子院。
阿倍仲麻呂、安倍晴明、安倍晋三・・・

少し行くとバス停に「能登」!

少し行くとバス停に「能登」!
桜井市には、全国各地の地名がある。
能登、出雲、吉備、豊前・・・
次のバス停は「神之森」。
そこに等彌神社がある。

まさに「歴史街道」!

能登の集落と鳥見山。

等彌神社に到着。




宮司さんはどこ!?

「蛭子」と「ヒルコ」と「エビス」の関係を教えて!!

まさに「歴史街道」!

能登の集落と鳥見山。

等彌神社に到着。




宮司さんはどこ!?

「蛭子」と「ヒルコ」と「エビス」の関係を教えて!!

宮司さんに、「昨年末に観ていたTV番組でヒルコは神々を殺し・・・」と説明しても、宮司はそのTV番組を観ていなったのか、キョトン⁇
でも、「蛭子」と書く「ヒルコ」と「エビス」は同じ神であると説明してくれた。
「ヒルコ」が葦の舟で海に流されて、兵庫県の西宮の浜に流れ着き、漁師に助けられて祀られたのが、全国の「戎」神社の総元宮である西宮戎とのこと。

社務所の前の掲示板に竹田恒泰さんのチラシ発見!

社務所の前の掲示板に竹田恒泰さんのチラシ発見!
宮司が言うには、先日、この等彌神社に参拝され、その様子は「竹田恒泰チャンネル」にアップされているとのこと。「竹田恒泰 等彌神社」でネット検索すれば、すぐに分かると言う話題で盛り上がった。



それと、この神社で祀る「エビス」も



「蛭子」とのこと。

せやのに、入口にあった境内案内図には、何故か「恵比寿」⁇
なんでやねん!
さらに謎は深まったやんか〜〜!!
同じ虫偏で「蝦子」なら「えびす」で違和感ないけれど、そうはいかないですよね。
以前、神職さんから恵比寿神は海から戻られたご遺体が大漁も連れてきたので福の神の恵比寿さんと習合したと伺ったことがあります。
>こちらの神社では「蛭子」は何と読まれていたのですか?
「えびす」でした。
やっぱり我が国は、神話の神々と後から渡来した神や仏が、その関係性(整合性?)を持たせるために結びついていったんでしょうね。
海に流されたヒルコが、海から来たエビスとイコールになって「蛭子」という漢字で同じ神になったのでしょうね。